▽2017年のお出かけ日記のページでおます!

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#1 まだ食べるん?のカニ三昧やぁ!
#2 あったかい四国をクルリンと漫遊でおます!
#3 断崖にひっかかってる細い道、ウオーキングしましてんや!
#4 ぐるぐる回った知床・釧路やったぁ!
◇白雀のお出かけ日記◇

017-1

#1 まだ食べるん?のカニ三昧やぁ!


越前海岸の旅!

(2017.01.27.のこと)
☆1 カニやぁ!カニやぁ!
プーンとええ匂いしてきたやん、焼けてきたカニ!
まずは、お酒で乾杯やん。
カニの甲羅でのヒレ酒みたいでんにゃ。
「舐るだけにしときや!」とナビチャンのトンガリ声!
おっとっと、おいら酒にからきしやん。
うっかり飲んだら、もうカニ食えんようにダウンやったぁ!
まずは、カニの刺身からですねん。
うまいぃなぁ!特製のにはい酢につけてやなぁ。
生の足の殻はずしたままの実やん。
ほんま、とろける柔らかさやなぁ!
*写真:フルコースのカニ
カニ食べるん手間暇かかりまんな!自力で実をかきだしましてん。実残すおおざっぱなことどしたぁ!


・さぁてぇと、茹でカニと格闘やん。
熱湯でゆがいたら、なんで赤くなるんやろな?
アシ千切って、鍵棒と挟みで実を取り出しますねんな!
ぱかっと甲羅剥がして、中のミソみたいんも食べましたぁ。
シェフが縦と横に切り口入れてくれてますんやが。
ほいでも、ちゃんと 実が取り出されへんわぁ。
見えないおいらにサービスしてくれると、
「手伝いましょか?」という客室係りを辞退してんや!
時間たっぷりあるやん、マイセルフだぁ!
つっぱった手前、自力でがんばってん。
この作業、「ほぜる」ちゅうんやったぁ。消えた関西弁!
じゃまくさいな、やめたろっ!はんちゃらけやぁ!
口直しに酢の物食べてん。
うまぁい!食欲湧くわぁ!
今度は、刺身の盛り合わせにしたぁ。
エビ・イカ・タコ・鮪?・鮑?と舌だけじゃわからんでぇ?
ナビチャン、無言でカニとたわむれてるとこやったぁ!

・おおカニが焦げるわぁ?
あっちちち、実とりだすんかなんわぁ。
なんでやろ?焼きカニもみないなぁ?
やめたぁっと。この器なんやろな?
蓋とったら、煮物やってん。
ダイコなんかの野菜と鰤の煮つけやったぁ!
薄味で、まあまあの美味さでおましたぁ!
これなんや?丸いカップ?
「カニグラタンちゃうかぁ?」まだ食べてへんナビチャンの声!
スプーンで一口、ぬるっとしててまずぅいわぁ!
冷めてるんでかな、やめとくわぁ!のおいら。
[サラダお嫌いですか?]と散らかしたカニ殻かたづけもって、
カニシャブの鍋を運んできた客室係はんの声!
ああ食べるわぁ、口なおしになぁ!

・次は、この蓋とってぇと!
あっこれうまいわぁ。あつあつやからな!
カニ・エビなんか入ってる茶碗蒸しやってん!
冷えた水飲みもって、次々食べましたぁ。
ああ きたぁきたぁ!
あつあつの天ぷらがきましてん。
喜んで抓み始めましてん。
ああーん 味あんましやな?
ちゃうな、腹いっぱいなんでやなぁ!
うわぁ もう食えんわぁ?
「まだ、カニ飯があるでぇ!」
ナビチャンの声やったけんど、カニの匂いに負けて一口で蓋をしましてんや。
メロンのデザートは、完食しましたぁ!
手だけやのうて、部屋中がカニの匂いプンプンやってん。
手を石鹸で洗いもって、想うた。
もう今年は、カニ要らんわぁ!


☆2 へぇ こんなとこ水族館あってんや!
「越前松島水族館」
みて、ふれて、楽しく学べる水族館!
・予定外の入館でしてん!
ええ天気で大阪でてきたんやけんど、急に雨降ってきましてんや!
このあたりの雨は、横殴りの雨風ですねん。
二人は、絶景の断崖という東尋坊を目指してましたぁ。
「東尋坊」
大自然の芸術ともいうべき断崖絶壁が約1km連なるかいがんの景勝地。
最高25mほどの高さの絶景が、上から下から眺められる。遊覧船もあって、より凄さが認められる。
※東尋坊周辺観光スポット | 東尋坊・越前がに・三国温泉
http://www.mikuni.org/010_spot/tojinbo/spot.php
・なんちゅうたって、雨風じゃあきらめるしかおまへん!全国的に有名な自殺の名所「東尋坊の断崖」やけんど、ばっちり死ねまへんそうな?
跳び下りても、岩場に落下するだけやそうな!
あんさん、自殺するんやめときなはぁれや!
二人は、雨宿りのために、泣く泣く入ったんでんにゃ!
もうそこに東尋坊があるという海岸どしたぁ。
しゃぁおへん、見たくもない水族館の中をうろうろしましてん!
客20人ぐらいどした。閑散としたアトラクション!
中国からの観光客もありましたぁ。
そうかぁ、明日から春節祭やったなぁ!
中国じゃ、ここ北陸も「カニと温泉」で人気あるんやそうな!
午後3時や、カニが待ってるんや!
ありがとはん、雨宿り!
雨ん中、宿に向かってバスに乗りこんだぁ!
降りた芦原湯の町、なんや電車もあるやん!

※芦原温泉観光案内所(あわら温泉)由来とご紹介ー北陸福井県越前
http://www.awara.net/

☆3 源泉かけ流し温泉って書いてあったでぇ!
カニのフルコースと露天風呂が売りの宿でしてん。
露天風呂は、大浴場露天風呂・露天風呂つき客室・半露天風呂つき客室の三種類おましたぁ。
ちょっと、はりこんで半露天降るつき客室にしましてんや!
屋ねと窓あり囲いの風呂でしたぁ。寒風の吹き曝しじゃかなわん!
おいらんちの風呂より三倍広かった。
頭スースーする、のぼせない涼しさやん。
はぁぁlん これならのぼせてひっくりかえることあれへんなぁ!
どっぷりつかってられるぞぉ!
なんせ、高血圧のおいらやん!
硫黄のぬるぬるとかきつい匂いとか、全然あれへんなぁ?
あっ しょっぱいわぁ!
これ 海水沸かしてんかいな?
蛇口からどんどん温泉流れ出てるわぁ。
源泉かけ流しって、ほんまにぃかぁ?
なんか、お湯を浄化して循環さしてんちゃうかな??
*音声:源泉かけ流し


☆何べんもなんべんも、風呂に入りましたぁ!
見えんでも、手探りで浸かれましたわぁ。
客のいる大浴場みたい、気ずつないことおへん。
宿に到着した時。
カニ食べたあと。
寝る前にもひと風呂つかったんや!
さらに朝目覚めたときにも、ゆっくり入りましたぁ!
温泉入浴料は、もと取れましたぁ!

☆4 あっ まだ走ってるんや。この京福電車!
京都と福井をつなぐっていうて、大賞時代になぁ!
京都と福井で別々に路線あってんや。笑えるなぁ!
ふぅぅん そうなんや?
廃業しててんや。2年ほどなぁ?
そうやろなぁ、江若(こうじゃく)鉄道も今あれへんもな!
近江と若狭をつなぐいうててんじゃがなぁ?
福井の京福は、今じゃぁ越前鉄道やてぇ!
かわいそうになぁ、たった一両だけかいなぁ!
それしかないかぁ、第三セクター方式?
京福!その会社は、今でもあるんやぁ?
それでも、JR芦原温泉から東尋坊ゆきの回数、少ない京福バスやん。
しもうたぁ!JR福井で乗り換えたほうがよかったんやぁ!
よう調べて、じっくり計画立ててなぁ。
息の長いそんな旅、おいら苦手なんやぁ!


☆5 永平寺にやってきましたぁ!50年前の微かな記憶ありやん!
東尋坊から永平寺までは、直通のバスがおましてんや!
東尋坊ー水族館ー芦原湯の街ーJR芦原温泉ー永平寺」なんて路線どしたぁ。
60分バス降りたあ。蕎麦屋の前やん。オバチャン割引券くれたぁ!
山門の前やってん。荷物預けてん!戻ってきてから食べようっと!
50ねんも経つと、まるで記憶あれへんなぁ!
職場の慰安旅行やったかなぁ。もうぼけてんかなぁ?
ドンチャン騒ぎの長い長いバスの旅やん。無理ないやろっ?
曹洞宗 総本山 永平寺やそうな。道元禅師やったなぁ!
姉一家の願い寺の根本やったなぁ!
そんなんで、とにかく お詣りしていきますわぁ!
ここもどんどん山登っていきますねん。
勿論、いっぱい雪積もってまっせ!
うわぁ 参道の両側にいっぱい店あるやん?
土産屋・食堂・珠数屋なんてなぁ。
しもうたぁ、蕎麦屋で荷物あずけるんじゃなかったなぁ?
しゃぁおへん、年寄は身軽なほうがよろしおますぅ!
寺の中は、広うて階段だらけどしたぁ!
回廊回って回って、ようやっと本堂どしたぁ。
どこもかしこも、ピカピカ・ツルツルに磨いておましたぁ!
奉仕団の人かな?いや 修行僧やろな?がんばったはぁりますぅ!
出口で、座禅の体験コーナーがおましたぁ!
身体が動いたら、後ろから木刀で型叩くというハードなコースじゃおへん。
ソフトタッチで、気軽にできる5分コースでおましたぁ。
無念無想の5分間ですねん。
やんわりとイスを薦めてくれましてん。
座るん右の下肢痛いと言うたら!
隣の部屋ではなぁ、真剣になぁ!
一週間コースを受ける団体はんが、詳しい説明受けたはぁりましてん。
もうええわぁ。はようかえろっ!
*写真:永平寺の山門
ずいぶんと山の中にあるんやなぁ。雪に囲まれた道元禅師の永平寺でおます!古い山門やぁ!



☆6 カニ+温泉の代金を捻出するつもり貯金!
買い物した時、倹約した分を貯金しときますねん!
いやぁ バーチャルでっせ、メモしときまんにゃ!
近所にスーパーマーケット回転しましてんや!
夜8時半ごろになると半額シールの商品出ますねん。
ちょっと高値な店なもんで、これ狙うて来るひと多いやそうな?
店入るん難しいんどすわぁ!
シール貼り付けてる店員、その動きの後ろになるタイミングで歩きまんにゃ。
さりげのう店内、回遊どすわぁ。
これ貧乏人の悲哀どすなぁ!
我慢我慢の読めきれない時間帯どすえぇ?
「-1352円やったぁ!」と満足声のナビチャン!
20種サラダと3種フルーツのパック+パンどしたぁ。
ラーメン店の行列より楽な晩のスーパー詣で、その累積効果どしたぁ!
総てきれいに「カニ+温泉!」に化けましたぁ!
ほんまにぃ越前海岸きてまっせ!これバーチャルやおへんでぇ!

☆7 北陸新幹線の小路してましたぁ!
JR福井で、でっかい高架の駅をつくってましたぁ!
そうかぁ、JR金沢からJR敦賀までの延長工事なんかぁ!
またもや、赤字路線増やすんかいな?
このサンダーバード、乗車率たこうないでぇ!
海岸から連なって立ってる山々が、やや南北に平野を分けてる福井県。
敦賀から今庄までの長い長い北陸トンネルもできつつあるみたいやぁ。
さらに、敦賀からは、若狭ルートで大阪が終点と言うてたなぁ。
このあたりまで、一時間ほどで来ることになるんやろな!
窓外に林のように立並ぶ原子力発電所を眺めることになるのかな?
おっそろしい!放射能は見えへんからなぁ?
あっあかん!これ風評被害につながるなぁ?
どんなんでも、おいら見えへんからええわいなぁ!
そうやん、おいらできあがる頃にゃ生きてへんわぁ!
*参考:若狭湾の原発銀座−背後に山が迫る恐ろしい立地: 院長の独り言
http://onodekita.sblo.jp/article/55310666.html

☆8 冬の北陸は、天候が読みにくいんで事前予約の団体ツアーじゃあきめへん!
天気のようすみもって、直前に申し込むことにしてましてんや!
「あったかい日にカニと温泉やぁ!」と待ち構えてましてん。
25日(水)に、条件OKとネットで宿の予約しましたぁ!
なんせ来週は、春節祭で中国からのお客さんでいっぱいやそうな!
焦点しぼって芦原温泉とその周辺観光にして出かけましてん。
おいら、びっくりしましたなぁ!
現地の交通アクセス、ほんま不便どしたわぁ。
ナビチャン、スマートホンで格闘しとりまんにゃがぁ・・・!
あっちこっちで、手持ち無沙汰なロスタイムがでけますんや。
寒い寒い、長い待ち時間どしたぁ!
なんでぇ?タクシー料金もえらい高いんどすわぁ?
どっち向いても、マイカーなら総てgoodでんにゃ!
個人旅行は、気ままにでけまっけど、ぎくしゃく・もたもたしまんなぁ!
改めて、団体バスツアーの気楽な旅の良さを痛感しましたな!
まいど、勝手なことばっかし書いとりますなぁ。すんまへん!
これに懲りずホームページにアクセスしとぉくんなはれや!  白雀どしたぁ  (2017.02.11.記)

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◇白雀のお出かけ日記◇
017-2

#2 あったかい四国をクルリンと漫遊でおます!



(2017.04.04〜07のこと)
▼絶景めぐりのバスツアーですねんや!
今回は、広い峡谷の大歩危小歩危・大海原の桂浜・清流の四万十川・怒涛逆巻く足摺岬・
外泊まりの石垣の里・瀬戸内の伊予灘めぐりなんですぅ!
JR丸亀からスタートしましたぁ!
四国の地図で丸亀市の上の北側が、瀬戸内海のほぼ中央でおますなぁ。
左側の西が、愛媛県。松山から八幡浜へ、そして豊後水道へ落ちまぁす。
右側が、JRで瀬戸大橋を渡ってきた金毘羅はんの香川県。
さらにみぎしたの東に広がるんが、阿波踊りの徳島県。
あんまし行き過ぎると、紀伊水道にはまりまっせ!
ずうぅと南に行くと、海岸線いっぱいの高知県。
この近くに、四国中央市なんてのもでけてますわぁ!
そのちょっと南の大豊町が臍みたいどしたぁ。
その臍を交差点にして数字の 8 を描くように高速道路が、かなりでけとりまんにゃぁ!
なんちゅうても、山また山という四国でおますからなぁ!
落ちや重なりのないように、四県を公平に回遊でける高速道路作ってますんやなぁ!
今から、西のはんぶんを右まわりしますんや!


☆1.手始めは、四国の吉野川の峡谷であぁりまぁす!
四国三郎の異名を受けてる暴れ川でおますな。
愛媛の石鎚山近くを源流にして200km、徳島を東に横断で紀伊水道に流れ込むという。
この高い山は、なんちゅうんやろな?
そうやったぁ、高さ四国二番目の剣山(つるぎざん)どすなぁ!
中流にある広いスペースの大歩危(おおぼけ)峡谷、水量が多いんで遊覧船ありましてん。
500mほど流れると小歩危(こぼけ)峡谷、狭くて流れが速いそうな。
それで、若者がゴムボートで急流下りを楽しむんやそうな?
このあたりは礫岩の地層で、昔にゃ海底やったということでおます。
そうなんや、地殻変動で隆起してんやな。
まわりの削られた岸壁にゃ、そんな変成岩のようすが見られるみたいやん。
そうかぁ!暴れ川やん。流水が、礫岩を削りやすかったんやな?
そいでこんなでっかい峡谷造ったんやぁ!

*写真:大歩危峡
暴れ川の濁流が、山合いを流れ削りとられてできた峡谷でおます。断崖は、めっちゃ高いとこにありますわぁ!

*写真:岩壁のようす
1万年ほど前に海底が、地殻変動で隆起してできた山という。濁流が、レキ岩を削り取ったようすが認められますんやてぇ!


/*☆/*☆/*☆/
20年ほどになるかなぁ?
モコタン・カミヤン・ヨッシイ・おいらとで来たことあるんやったぁ!
車でやったから、地理的にゃ記憶ないけんど、この峡谷に憶えおますなぁ。
まだちょっとは見えてる時やってん。
でっかいスケールの峡谷が目に浮かびますわぁ!
・そのあと、愛媛の内子町行ってんやった。
現在でも地方公演に出ているという、有名な大衆演劇の内子座をけんがくしたぁ。
それに、はぜの実から採れる木蝋(もくろう)から手づくりするという。
大森の和ろうそく屋とか見学しましてんや!
なんか、いろいろ思い出してきましてんや。
懐かしいなぁ! じわぁっと思い出してきましたぁ!
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*録音:大歩危峡遊覧船の船頭の声

*写真:遊覧船
遊覧船は、20人ほど乗れましてん。船頭はんの解説ありの30分間、川を下り上りどしたぁ!河から見る断崖は、素晴らしいもんやそうな?



☆2.いよいよやってきましたでぇ!
1000年も前じゃ、島流しの地域になってた奥深い山々の向こうの屯やったそうな?
浄土宗を開いた法然上人も、この地に島流しされてんやったなぁ!
1000年後の今じゃ、素晴らしい観光地でおますぅ!
かの有名な土佐の高知の桂浜でおます。
まずは、山の内 一豊の高知城を覗きましてん。
ひどい水害に悩まされてた城を捨てて、この高台に新しく築いたそうな!
町づくりも、再構築したんやてぇ。
おましたぁ!大手門の前におましたぁ!
お千代はんと名馬の像でおます。
内助の功のおちよはん!
ちゃんと一豊の像が乗ってましたぁ!
像がでけたときにゃ、馬とおちよはんだけやったそうな!

*写真:高知城
夕方16時、近くの歴史資料館の最上階の窓から撮影しましてん。広い高知城公園となってますねんや!


*写真:山の内一豊の騎馬像
土佐藩主山の内 一豊公の騎馬像。ヤリを持った勇壮なもんでおますでぇ!

☆高知城の門前にある商店街に入りましてんや!
広いアーケード通りで、ええ匂いしてきましてん。
新鮮な魚介類、すぐ食べられる店でおますんや。
鰹のたたき とびつきましてん!
おやつ代りでんな。一皿600円どしたぁ!
さすが、本場のタタキどすな!
やわらこうてとろけそうどしたぁ。とれとれやん!
まぁ大阪のスーパーで買う「かつおのたたき」やおへんでぇ!

☆鰹のたたき:起源とされてるんやてぇ!
「藩主山の内一豊が、領民に食中毒を気づかい鰹を刺身で食べることを禁じたそうな。
それで、領民らは、鰹の表面のみを火であぶり刺身ではないと言うて食べたそうな!」

・春の鰹、そのエネルギーで、10分で商店街を急ぎ通り抜けましたぁ。
高知市のメインロードちゃうかな?にぎやかなアーケードやってん!
☆はりまや橋ですねんや!電車通りにおましたぁ。
50年ほど前にきたことあるんやけんどなぁ?
なんか、はりまやばしが、おかしいんどすわぁ?
こんなんやったかなぁ?
赤い色の新はりまや橋おました。
ははぁん これが観光客用の橋かいな!
向こうにある緑色のはりまや橋はなんやいな?
へぇ これが本物の橋でっかぁ!
ホテル山水園の庭にあるはりまや橋を移築してんやそうな!
昔にゃ、一豊公の別邸やったそうな!

*写真:昔のはりまや橋
これが、元祖はりまや橋やぁ!骨組みは、鉄筋でありグリーンが塗っておましたぁ!


*写真:新はりまや橋
新しいはりまや橋。近代的な橋やなぁ。観光客用ちゅうことでんなぁ!



☆3. 5日朝に目醒めたら、空模様があやしゅうなってましたぁ!
しゃぁおへん、2月に申し込んだツアーやんもな!
ツアーバスは、曇天の中を一番に 桂浜のりょうま像 にきましてん。
ええちょっとまってやぁ!こんなでっかい像やなかったでぇ!
そうかぁ、造りなおしたんかぁ。古いもんやったもんなぁ!
台座の上やん。6mの高さどした。でっかいなぁ!
おいら、懐かしいんで握手しよう思うてきてんや!
手がとどけへんわぁ?
竜馬は、いつも懐に左手入れてるもんなぁ!
新企画やぁ!ヤグラがあって、目線あわせられるんやてぇ?300円!
竜馬は、東の室戸岬の中岡慎太郎と向かい合って立ってるんやてぇ!
なんでぇ?向こう向いて立ってるんや、思うてたぁ!
ふうぅん アメリカ向いてるんやないんか?
余談やけんど、高知県にゃ、あっちこっちに銅像が立ってるみたい?
銅像大好き県民やって!バスガイド嬢言うてましたぁ!

*写真:りょうま像
りょうまはん、よろしおましたなぁ。新しい銅像でかっこうええでおます!


※「竜馬が行く(りょうまがいく)」は、司馬遼太郎のさくひんでおますな!
昔の土佐弁じゃりょうまってきこえるそうでんな?
ほやけんど、司馬遼太郎はんは、自分がりょうたろうなんでりょうまって書いたみたいでんなぁ?
なんせ爆発的に読まれたさくひんやったぁ!
おいらの子どもの頃じゃ、さかもと りゅうま やったなぁ!
大阪府東大阪市にある作家の書斎/資料館に行ったんやがぁ!
おいらにゃ、真偽のほどは分からんかってん!
高知県民栄誉賞第一号って、それだけ分かったぁ!


☆桂浜の砂浜に、おいらも立ってみましたぁ!
砂浜には、危険だから近づかんように!とガイドはん。
きょうは、めっちゃ穏やかな海でしてん。
そよぐあったかい風、ちょっとした波の音どしてんや。
ほやけんど、時々物凄い大波が襲ってくるそうどしたぁ?
いつも海を見慣れてない者は、異変に気付かず大波に浚われてしまうそうな!
そいでも、そこにお客さん待ってる水族館おましたでぇ!
あれじゃ津波きたら、飲込まれてしまいまっせ!

*写真:土佐湾の桂浜
広い海やぁ。東西200kmあるかもなぁ?漁師はん、たいへんやなぁ!



☆あったかいなぁ!まったくの春やぁ!
海に向かって、おいら両手を広げてみましたぁ。
左手の先が、室戸岬ですねん。
あれ回ったら、和歌山の白浜あるんやん!
右手の先が、足摺岬どすなぁ。
あの向こうは九州やんなぁ!
なんちゅう広さの土佐湾やねん!
阪神タイガースの二軍選手が、キャンプでランニングしてた海岸やぁ!
毎朝、何kmほどランニングしててんかいな?
広い広い土佐湾でおますぅ!
この湾の南に黒潮が勢いよう流れてますんやな!
ホエールウオッチングできるんやてぇ?まっこう鯨?
勿論、鰹もいっぱい獲れるんやろなぁ!
そうやったぁ!
カミヤン、この海をフェリーで宮崎へ行ってんやなぁ!
そういやぁ、一杯飲んで寝てる間に到着するんや言うてたなぁ!
大波のなかをおかあちゃんとこ、何べんも往復したんやろな?



☆4.四万十川、いやぁ おいら初めてきましてんや!
ずうぅぅと来たいと思うてた、清流 四万十川ですねん。
ここむかしにゃ、中村いうてたとこだんなぁ。
いまじゃ、四万十市でっかぁ!
NHKがでっかくしてくれましてんやなぁ!
おいら、川の中が見えへんけんど、水澄みきってんかいな?
清流の四万十川って、なんべんもテレビで見てまんにゃ。
河の土手にゃ、コンクリートで護岸工事するなんてしておまへん!
今日でも、草ばっかしの土手やそうな!
中流ヤけんど、このあたりでも山の中なんやな。
まぁなんとのどかな雰囲気でおますかいな?
*音声:ウグイスの鳴き声
*写真:四万十川
なんと静かな流れかいな?両側の土手も、いっぱい草育ってるわぁ。自然の春やぁなぁ!



☆ここでは、沈下橋って言うそうどしたぁ!
全国的にゃ、潜水橋とか潜り橋とかいうそうでしたぁ。
橋は、欄干のない橋にしてますんや。
樹木や草なんかが流れてきても、橋で止まらんんようになぁ!
昔じゃ、当たり前の橋やったそうな!
ふうぅん そんなに洪水多いんかいな?
このあたりは、80%が山岳地帯やそうな!
河は、あっちこっちと蛇行してんやてぇ。
雨が降り続くと、溢れるんやそうな!
そうやったぁ!上流にゃ、ダム造ってなかったんや!
自然のままの川なんやぁ。
だから有名やったぁ!
日本に残る、数少ない自然の川いうましてなぁ!
今さら、欄干付けられへんわなぁ。大観光地やもんな?
あの欄干のない橋、自動車で行くんおっそろしいやん!
地元の人らは、慣れてるんで通るんやてぇ!
車でないと遠くにあるお店や病院なんかに行かれんそうな。
みなはんにとっては、生活の橋なんや!
幅が、3.5mほどしかあれへんそうやん!
この四万十川にゃ、いくつもこんな橋あるんやてぇ。
橋桁のない橋が、川幅が狭いとこ普通なんやそうな!

*写真:沈下橋
欄干の無い橋、見た目にもおっそろしいそうな!欄干あったら、なんか安心して渡れるもんなぁ!


☆こんなでっかい観光船でけてたんやぁ?
50人乗りの箱船なんかなぁ?
以前にテレビで見た時にゃ、ちっちやい小舟いっぱい動いてたでぇ?
今では、こんなタイプで数少ない船なんやてぇ!
往復で30分ぐらい乗ってましたぁ。
豪華なお弁当つきの船どしてんや。セット料金かぁ!
ほれがぁどすなぁ?
いやぁなことに、おいらの嫌いな川魚ばっかしでんにゃ!
鮎の塩焼きおましてん。
去年の鮎!今年は、まだ解禁やおへんでぇ!
固い皮ばっかしの川海老!
皮だけのめざし!
まだまだおましたぁ。
やめとこぉっと!
ああ 淡水の青海苔だけは、塩気なしでうまかったわぁ!

*録音:四万十川観光船のようす

*写真:四万十川の観光船
50人ぐらい乗れる大きさどすな。沈下橋をくぐり抜けて、ちょっと上流まで行って戻りますねんや。お弁当、はよう食べんと終わりだんねぇ!


※そういえば、テレビでやってたなぁ!
四万十川の河口の清流と海水との境目で、淡水海苔つくりどしたぁ。
はぁぁん 両方の養分かぁ!
海水の直前でしかできないという。気象条件が左右するという微妙な海苔づくりやそうな!
美味しい淡水海苔づくりをしているようすどした。
塩辛いことない。風味があってフアンが多いそうな。
グッドタイミングの放送でおましたぁ!



♪♪ 四国めぐりは、どんどん西へ行きましてん!
土佐黒潮鉄道も、四万十川でおしまいどしたぁ!
四万十川観光を終わって、土佐清水まで海岸を見ながらのバスどしたぁ。
遠くまで潮が引いてる。ほんま、遠浅の浜辺やん。
夏にゃ、サーフィンの若者で賑わうそうな!
ホエールウオッチング!遠くに泳いでる鯨が、時々みられるそうどしたぁ!
確率85%ほどやという。ほんまかいな?
♪♪左は、誰もおらん海ばっかしやん。右は、柚栽培の山ばっかしやん!
そんな狭い平地に田んぼが、続いておましてん。
そこで、もう田植えしてましたぁ!
小さい小さい苗を植えてるんやそうな?
まだ寒いのになぁ?二期作やもんな!
以前から行われてる米つくりの二期作やけんどなぁ。
起源は、山地80%で水田耕地が少ないことが理由やそうな!
4月に植えて、また8月に植えるそうな?
質よりも量のほうを選んだ土佐の人やったんや。これも理由やん!
そんな短期間に米粒が、期待するほど完熟するわけおまへんな!
もう二期作してるとこ高知でも、ちょっとだけやってぇ!
今じゃ、極早生という育てやすい品種もあるんでなぁ!
しっかり完熟さしてから収穫やん、そいで美味い米なんやってぇ!


☆5.やっときたなぁ!足摺岬でおますわぁ!
ふうぅん ここも土佐清水市なんやぁ!
念願かなってようやく来ましたぁ!
曲がりくねった細い道ばっかしなもんで、時間かかる旅行の難所やってんや。
いつもこの足摺岬は、旅行計画じゃ避けとりましてん。
途中で、バスを小型に乗り換えて岬まで行くんやったなぁ!
現在じゃ、高速道路も近くまででけたしなぁ。
トンネルでバイパス道路もでけたし、ずいぶん楽にこれるようになってましたぁ!
しかも、ずうぅと美しい海岸線を眺めもってのドライブやそうな!
桂浜から、3時間ほどでっかなぁ?
途中に、四万十川観光しましたんでなぁ!
足摺岬の突端まできましたぁ。16時にぃ!
一番高いとこから、海見渡しましてんや!
怒涛逆巻くの太平洋絶景でおますでぇ!
いやいや きょうは、なんと穏やかな海なんやそうな!
きょうは、厚い雲あってぼやけてましてん。鯨おまへん!
ガイドはんによると、小島いっぱいあって速い海流もあって怖い海なんやそうな!
そやから、この灯台ほんま役にたってるんやてぇ!
おいら、波と風の音、ツアー客の驚嘆の声で雰囲気を感じとりましてん!

*写真:足摺岬のようす
鰹一本釣りやん。広い海、流れ速い・ちっちゃい島いっぱい・小舟の漁師らおそろしかったやろな!



☆海岸に白山洞門、穴があいて向こうが見える大岩おましたぁ!
長い年月、波に叩かれて穴がでけたんどすなぁ。
波が出たり入ったりしてるんやってぇ!
長い長い石段あったんでっけどなぁ。
海岸近くまで降りていきましてん。
波の寄せる音を聞き持って、たってましてん。
なんか不気味な世界しましてんや!
あっちこっちに、弘法大師の七不思議がおましたんでなぁ?
たった二人の観光客でおましたぁ!
口は達者なんやけんど、足腰 弱いんやってぇ。
平均年齢70歳のツアーきゃくやん、しょうおへん!
ごっつい力やん。何万年かかって、この大岩に穴あけたんやろな?
まさしく円月島やん!
弘法大師も、難所で有名なここまできたんやなぁ。
全国の津々浦々までも布教して歩いた大師やもんなぁ!
同じように、おいらも大自然の驚異を受け止めてましてんや!

*写真:白山洞門
強い波が、長年繰り返し当たってでけた穴やん。岸部も岩が削りとられて、陸地が狭くなってるんやろな?狭い日本やぁ!


☆こんな人里離れた辺鄙なとこに、でっかいお寺おましたぁ!
高いとっから、海の見張り番みたいになぁ。
四国巡礼38番の金剛福寺でおましたぁ。
おいらもお詣りしてきましてん。
個の先の予定やぁ、わからんもんなぁ。ナビチャンも手を合わせましたあぁ!

※金剛福寺の足摺り伝説--あらまし:
「むかしむかし、金剛福寺には、大僧と小僧の二人だけがおりました。
ある日、この寺に旅の僧が独りやってきました。
「ちょっとの間、ここで厄介になりたい」という。
しかし、ここは、辺鄙な岬なもんれ食料は2人分しかないのである。
大僧は、困った顔をしました。
「私の食事を分けましょう」と小僧が言った。
その後、小僧と旅の僧とは、分けあって食べる日が続きました。
ある日、旅の僧が、小僧に話ました。
「大きな恩を受けた。恩返しに、私の棲みかを見せよう!」
こういって、小僧と出ていきました。
あわてて大僧は、二人をを追いかけて行った。
岬から船に乗って、海に出ていくところでした。
「私を捨てて、どこに行くんだ?」と叫んだ。
すると、旅の僧は、「補陀洛(ふだらく)の世界へ!」と返答したという。
補陀洛とは、観音様の住処のことであった。
あわてた老僧が見ると、船の二人は、金色に輝く観音様になって消えていきました。
これを見た老僧は、岬で足摺りをして悔しがりました!

*写真:金剛福寺
四国巡礼のお遍路はん、こんな辺鄙な岬まで巡ってきたんやなぁ!観音様のお加護あってかなぁ?


☆ああ 立ってましたぁ立ってましたわぁ!
アメリカのほうを向いて、立ってましたぁ。
この ジョン万次郎はんでおまっしゃろ!
あっちのほう向いてるんで、背中しかわかりしませんでぇ?
ずいぶん古いもんやで、顔よう分からんそうや!
ほうやろな、長年に波のしぶきかかってるんやろな?
このあたりの人らは、沖を行く帆船や黒船を見ることあってんやろな?
いつも鰹とか鯨とか、見つけるんが仕事やったんやからな。
外国人と、なんらかの関わりもあってんやろな?
鎖国時代やもん、無かったこっとやってんやな!

*写真:万次郎の銅像
アメリカの方を向いて立ってるジョン万次郎はん!この時代、帆船や黒船を見た土佐の若者は、心躍ったんやろなぁ!


☆江戸時代の一本釣り鰹獲りの漁業いうてもなぁ?
土佐の舟や、ちっちゃくて櫓だけで進むんやったんや!
速い流れの黒潮につっこんだら、おしまいやってんやなぁ。
どこ行くかは、潮の流れまかせやってんや!
大海での迷子やん、観念するしかなぁ!
漂流した船ぎょうさんあったようやん!
ほんま、幸運やった万次郎はんや!

※永国 淳哉「ジョン万次郎のすべて」という本を読みましたんや!
万次郎の帰国後に、幕府が取り調べた記録。
残ってる資料、集めてまとめてました。
・14歳で、鰹釣り漁船にて手伝い仕事をしていた。
・4人乗りの鰹釣り小舟が、黒潮に流されて鳥島に漂着した。
・岩ばっかしの鳥島から、捕鯨船ジョンハウランド号に助けられた。
生命助けられて、アメリカまでも行った。
ふうぅん 中浜村の万次郎にゃ、苗字なかったもんなぁ!
・まったく生きる世界が違う国で、苦節10年であった。
望郷の念が強く、土佐に帰ることができた。
・夜明け前の若者の憧れの的になり、開国の先駆けとなった。
※本を読んで、改めてびっくりしたことがありますねん。
アメリカの捕鯨船は、鯨をその場で解体し肉を海に捨てて油や骨を持ち帰るという。
そうかぁ、当時アメリカの生活必需品やったんや。鯨油は!
万次郎は、子どもやったんですべてを素直に吸収でけたんやろなぁ!
アメリカンドリームを持ち合わせていたんかなぁ?


☆足摺岬での夜の食事では、さわち料理を食べましたぁ!
話にゃ、よう聞くことあってんやがぁ?
大皿と大鉢が出てきて、皿鉢(さわち)料理ですねんや。
一つの種類の品を大皿に大森するんは、ツアー客にゃ無茶やんな!
数人でテーブルを囲み、大皿から料理を取るなんてサマにならんわぁなぁ!
ほやけんど、円卓の中華料理みたいやなぁ?
・お客さんには、グループごとに大きいお皿とお鉢で出します!やそうな。
お皿には、いくつかの品を組み合わせて盛り付けしています!やそうな。
おいら、気持ちよういっぱい腹に入れましたぁ!

・こんなんが、さわち料理の起源やそうな!
漁から帰った男の人らが、打ち上げ宴会すると時間が長いんやてぇ。
それで、同じ物をいっぱい調理して大皿に載せて出したそうな。
てっとりばやく、ぎょうさん造った簡単料理やん。
主婦の苦肉の策やったわけやなぁ!
大家族の昔の家じゃ、しごく当たり前の食事風景やったろな!
現代の各家族の少人数の食卓じゃ、あんまし見られんかもなぁ?

*写真:土佐の宿のさわち料理
さわち料理の大皿でおます。料理が、二人分盛り付けられてましてんや!これは、お客様仕様のさわち料理なんですって!


☆6.だんだん坂やってかぁ?
ちゃうちゃう「だんだん!」ってんは、愛媛言葉で「ありがとう!」なんやてぇ。
今バスが走ってるとこは、一番西側の外房なんや。
こっから、愛媛県やそうな。右側にゃ山の斜面に蜜柑ばっかしやん!
太平洋に臨んでいて、豊後水道の入り口でもあるんやそうな。
ここも海に突き出してる半島やん!
岬の上やでぇ、左が太平洋、右が瀬戸内海やってぇ。
天気がよけりゃ、宮崎県が見えるんやそうな!
坂のいっちゃん上から撮影やん。
ころげ落ちたら入り江にはまりそうやん!とナビチャンの声!
おいら、そんなん見えへんから心配せぇへんわぁ!
山野斜面にある集落どしてん!
ほんわかとした静かな石垣の里でおましたぁ!

・昔は、こんな村が、あちこちで見られたそうな。
高い石垣で、落ちてくる土を留めてるそうな!
つまり、だんだん畑みたいな形になってまんにゃ!
現存する数少ない石垣の里やってぇ!
愛媛の宇和島じゃ、石垣のだんだん畑で砂地なもんで蜜柑つくりしてるんやってぇ!
ふうぅん 四国の西の端の道路事情がよくなったんでなぁ。
旅行者が、改めて見直した観光ポイントちゅうことやなぁ!
絶景やん!絶好の集客地やん。生活にゃ最悪やん!

*写真:外泊まりの石垣の里
急な坂道を上がっていきますねん。ほんま階段状態の敷地に家があるんやぁ!見晴らしええみたいやぁ!


☆バス、どこまで行っても蜜柑の林でしてんや!
そうなんやてぇ。南向きの山の斜面ばっかし続いてるんやってぇ!
蜜柑の仕事ってんは、坂道との闘いなんやそうな?
ちっちゃいロープウエイみたいん使ってるんやそうな!
なんちゅうても、さんちゃん農業やそうな。
おじいちゃん・おばあちゃん・おかあちゃんのさんちゃんでおます。
おとうちゃんは、別に働いて現金収入どしてん。
さんちゃん農業、若い頃よう聞いた話やんか!
50年経っても、農業の基本構造ちょっとも変わってへんのやなぁ!

☆7.伊予灘物語でおますんねんや!
決して、お伽噺が始まるわけやおまへん。
JR八幡浜からJR松山までのローカル線の絶景列車ですねん。
瀬戸内海にも、こんな灘おましたんやな!
山と海の美しい自然を見ながらお弁当ですってぇ!
残念や県土なぁ!
ここにきてぇ、雨降ってきましてんや。
見晴らしは、雨で最悪やそうな!
乗り込んだんは、大州駅からで2時間ほどの乗車どしたぁ。
多分、晴れた日やったら、素晴らしい景色と気分やったろなぁ!
そのくらいサービス嬢のおもてなしは、最高でおましたぁ!

*写真:伊予灘物語の列車
外観は、モダンにドレスアップした列車でおます。車内は、和風・洋風のサロンカーとなってましてんや!海にせりだしてるホームの下灘駅!



*写真:列車の窓からの風景
海と山と桜の絶景なんやけんどなぁ?雨の降る中じゃ、イメージするしかおまへんなぁ?


*録音:JR伊予灘物語のようす


☆8.ぼっちゃんの里まできましたなぁ!
鰹のたたきが終わって、蜜柑だらけの話ばっかしのガイドはんどしたぁ。
今、道後温泉の商店街をぶらぶらしとりまんにゃ!
右も左も、お土産屋ばっかしですやん。
そのうえ、雪駄と浴衣のお客はん ゾロゾロどすわぁ!
びっくりなんは、外国からのお客はんもおんなじ恰好したはぁりますんや!
ここ、前にもきたことおますねん。
50年ほどの年月過ぎとりますが、変わらず繁盛しとりまんがなぁ。
どこの温泉地に行っても、商店街じゃ、閑古鳥とんでまっせ!
ぼっちゃん電車もぼっちゃんからくり時計も、近くにおましたぁ!

*写真:日本館温泉・古い湯屋みたい!
500年の歴史ある道後温泉の象徴として残してる古い温泉記念館!古めかしいなぁ、まぁ共同浴場でおますなぁ!


*写真:ぼっちゃん電車。 道後温泉駅!
1000円やと写真撮るだけの観光客!300円に値下げしたら、乗客わんさかやってぇ!大喜びの乗務員やそうな!


*写真:からくり時計・ぼっちゃん--温泉街のすぐ近くの時計台
時計台の扉が開き、その中で踊ってるぼっちゃん。雨が降る夕方でしてんや!


*録音:ぼっちゃんからくり時計


**動画--温泉街のからくり時計
からくり時計は、縦に高い塔のようになってますねん。
それで、毎時0分と30分とに始まるんどすわぁ。
長い時間、「ぼっちゃん」の登場人物が音楽に合わせて踊ります。
ビデオ撮影は、不発に終わりましてん。ここページ見てぇおくんなはぁれや!
インターネットでどうぞ!
※松山 道後温泉 からくり時計 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2tTparmvGG0


☆9. 山のうえにある城やったんやなぁ、松山城って!
山の麓から海のほうに城下町を広げてたんやなぁ。
ちょっと上って本丸やん。二の丸・三の丸とあってなぁ。
さらに高いとこに、天守閣おましたぁ!
お土産屋の並んでる奥に、ロープウエイがおましたわぁ!
集客能力がおますなぁ、商魂逞しい松山市やん!
歩いても短い距離やった。ほんでも急な坂みたいやったぁ!
上の駅を降りたら、広い庭やったぁ。
さらに、歩いて歩いて登った。
一番上に天守閣おましたぁ!
こんだけ高いとこからやったら、遠いとこまでみわたせるわなぁ。
晴れてる時やったら、瀬戸内海の舟までも分かるそうな!
そうなんや、海賊にも気をくばっててんかいな?
昔から、瀬戸内海の周辺の藩じゃ、海賊に荒らし回られることあったもんなぁ!
しかし、毎日登城してくる家来はん、苦労してんやろな?
お務めしてる間に、体力もつけてたということでっしゃろな!

*写真:広い城内の庭の桜とお城!
大自然に隠れたお城やなぁ。遠い海の船からじゃ、見分けられんかったやろな?


*写真:天守閣の兜と鎧。お試しコーナーおましたぁ!
うわぁ兜、窮屈やん。鎧、なんて重たいんやぁ?走るん無理やでぇ!


☆10 スイーツお好きどすわなぁ、みなはん?松山特産のスイーツおましたぁ!
あいや、洋菓子やおまへんでぇ。
ナビチャン、解説してくれましてんや。
松山のスイーツは、特別でしてんや!
ほんまに、 和菓子ですねんや!
ケーキの生地に餡子をくるんでおますねんや!
餡子も違う味のもおましたぁ。
しかも、ちょっとだけモチャっとしてるロールケーキだんにゃ!
一口サイズ、買うてその店のベンチで食べましてん。
「だんだんねぇ!」とお茶だしてくれましたぁ。
このタルトは、松山でしか販売しとりまへんにゃ!
JR松山から、タルトの美味さもって機嫌よう帰阪しましたぁ!

*詳しくは、次のホームページをどうぞ! ネットでも買えまっせ!
http://www.rokujiya.co.jp/index.shtml


※クルリン四国の旅は、鰹のたたきに堪能した土佐の高知どした。
また、伊予の愛媛では、蜜柑の味や形の種類に感動でおましたぁ!
春に三日の晴れなしの如く。
ばっちし、後半の松山じゃ雨の洗礼おましたぁ!
バス巡りなんで、歩きも時間もほどよく敬老モードであり楽珍でおましてんや!
観光も味覚も、おいら最高どしてん。
自宅で体重計に乗ったら、予想以上の数字になっとりましたぁ!!
おしまいどす! 長らくお付き合い、おおきにぃありがとさん!  白雀でおましたぁ  (2017.04.28.記)

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◇白雀のお出かけ日記◇

017-3
福知山線の廃線敷のハイキング

#3 断崖にひっかかってる細い道、ウオーキングしましてんや!



(JR福知山線の旧線跡のハイキングコース)
(2017.06.01のこと)
☆1 へぇぇ こんな危ないとこにあってんや!
JR福知山線、古い線路跡におりますねん。
曲がりくねって流れてる武庫川は、轟音の渓谷ですんや。
上から覗いたら、水まで30mあるかもなぁ?
そりゃ 断崖ちゅうたら、ほんま垂直だっせ!
おいら覗いたんや、頭を出してなぁ。
ちょうど、激しい水音たてて滝のように流れ落ちてるとこどしたぁ!
おっそろしいんで、手摺をぎゅっと握っててんやったぁ!
流れてる水面見えてぇへんけんど、おいら水音で分かりますんや。
崖下が、むっちゃ深いことなぁ!
足元の崖、よう潰れんとぉなぁ?
線路跡、崩落せんと残ってるもんどすなぁ!
50mほど向かい側は、岩ばっかしのきりたつ高い崖でしてんや。
線路のあったこっち側は、緑の山の急斜面の裾やそうな!
昔の人ら、えらい狭いとこに線路を敷いたもんやなぁ!
このぎょうさんのカーブをSLが、毎日キィキィと悲鳴あげて走っててんやなぁ!
よう谷川に跳びこまんかったことやなぁ?

*写真:断崖の下の流水
大雨が降った後やったぁ!水かさぎょうさん、流れる水音でっかいもんやったぁ!

*写真:向こう側の岩の壁
うわぁ 向こうの川岸、高い岩壁やん!こっち側しか、線路でけへんかったんやなぁ!

☆2 (メーリングリスト)こんな面白いハイキングコースあったでぇ!
ほら 宝塚トンネルの西側に、エスカレーターで上がる山の上のマンションあるやろ?
福知山線電車からも、中国道の車からも、よう見えるやろ?
あの山の下にやぁ、武庫川沿いやでぇ!
絶賛のカミヤンメールがきましてんや!五月のある日のこと!
悪名高いJR福知山線。旧線の廃線敷やそうな!
メール読んでいっぺんに乗り気になったぁ、サミイやん。
よしよし、それならばと下見に出かけたモコタン!
これまた、絶賛の詳しいレポートきましてんや!
見えない障害者のおいらでも、足元ちゃんとハイクでけるそうやったんや。
おいらも150%なぁ、行く気になりましてん!
なんせ三人が、完全支援してくれますんでなぁ!
おいら、安心安全の楽しいハイキングとなりましたぁ!

*写真:山の斜面を上下する昇降機
これケーブルじゃのうて、エレベーターでおます。ボタン押すと山の斜面を上り下りしますねん。無料の乗り物なんでっせ!


☆3 廃線敷を歩くハイキングコース!
JR福知山線宝塚駅から普通車で、新しい線路の名塩駅を出てんや!
マーケットで弁当を買うて、綺麗なトイレ使うて出発やん!
ハイキングの終点は、次の新しい線路の武田尾駅の近くでしてんや!
6kmほどの距離やけんど、途中にゃトイレおまへんでぇ!
いやぁ あるある!草むらいっぱいあるでぇ!青空・・でなぁ?
勿論、終点近くにゃトイレおますさかいな!
この名塩駅から乗る人、一日5000人もあるそうな!
ここは、山あいなんでなぁ、頭の上に高速道路・線路、それに民家とありますねん。
そうそう 足元の下のほうにゃ、武庫川がおますんや。
JR福知山線は、1986年に複線電化の新線が開通しましてん。
それで、バブルの頃から人口が多いんやそうな。
遠いとこや思うたけんど、大阪から一時間もかからんのやな!
駅から、斜めに上下するエレベーターが有名な山のマンションを背にして歩く!
舗装した生活道路を10分ほど、下って行きますねん。

☆4 右側を注意して下って歩くと、ちょっと右下に降りる坂道がおます。
分かりやすい、細い坂道の下に広場あってなぁ。
駐車場とかトイレとかおましたぁ!
お店は、おまへんどしたぁ!
ここらは、西宮市の北の端の山岳地帯やそうな!
JR福知山線の旧線は、こんな辺鄙なとこ通ってたんやなぁ!
自然いっぱい、危険いっぱい、スリル満点ちゅう線路跡やったそうな。
そこをアバンチュール求めて歩くハイカーが、年々多いんやったそうな!


ハイク1 この広場が、ハイキングコースの出入り口でおましたぁ!
西宮名塩駅からの出発点どしたぁ!
隣の生瀬駅から歩き出すハイカーは、新鮮と旧線の分かれ道を探索しもってかなぁ?
いずれにしても、この出発点にやってきますねん。
2016年11月にオープンしたハイキングコースでおます。
ハイカーお待ちかねの廃線敷ハイキングコースの出発点でおましてんや!
廃線敷・廃線跡・旧線跡・武庫川沿い・武田尾とかあって、まだ集約されてやぁおへん?
ほんま、静かで変哲もない場所どしたぁ!
まぁ 奥深い山林を分け入っていく思いしましたなぁ。
歩く人パラパラどしたんや。まぁ6月1日平日やもんなぁ!
そうそう ケイタイもスマホも、通信電波の圏外になること多いでっせ!

*写真:名塩からの入り口
ここから、歩き始めるんかいな?歓迎アーチでもありゃ、楽しいのになぁ!

ハイク2 自然いっぱいの遊歩道やん!
今ごろじゃ、新緑でいっぱいのコースでおます。
秋になったら、紅葉した山笑うになりますなぁ!
今じゃ、オゾンいっぱいの森林浴やなぁ!
それに、ええ薫りしてきてほんわかしますなぁ。
樹木や草花なんかの植物観察もでけますなぁ。
三人でいっぱい植物の名前を言うてなぁ。
詳しい解説してまんにゃ!
写真もいっぱい撮影してましたぁ。
おいらにゃ、馬の耳に念仏ちゅうとこどしたぁ!
ウグイスなんかも、ちゃんと出迎えてきてまっせ!
いろんな鳥、バードウオッチングもでけますわぁ!
おいらにゃ関係おまへんが、双眼鏡もいりまんなぁ?
ほやけんど、いろんな鳥の声あって、ええ気分どしたぁ!

*写真:新緑の小道
ロマンチックな感じで、よろしおまっしゃろ?緑いっぱいの小道でおます!

*写真:こんな花に出会うかも?
綺麗やん! ジャケツイバラ いうんやてぇ!咲いてる時は、ちょっとやそうな?

ハイク3 鉄道の枕木は、そのままほったらかしてますんや!
金目の鉄のレールは、みんなはずしてましたぁ!
その周りの窪地にゃ、土砂を入れて平らにしてましてん。
歩きやすくしてましたんやな!
ほいでも、まだ固まってないんで、歩くんぐにゃぐにゃどしたぁ!
ええ天気の昼やってんやが、あんまし暑さない道どしたぁ!
そうなんや、ここ山で陰になってるんや!

・線路跡、半分ほど歩いたら、まだ土砂を入れてないとこへ出てきましたぁ!
おいら、見えてないんで足の置場に困ったんや!
高い低い、がたがた道じゃ、歩くん難儀やったんや!
もともと 軽便鉄道の単線やったもんでなぁ。
平らな部分も狭いんどすわぁ。
掴まってモコタンの横を歩くんでなぁ。
歩く人が多い休日やったら、他のハイカーに迷惑かけたやろな?
西宮市とJR西日本の合作工事やちゅうけんど、予算が足らんかってんかな?
それでも、河のあるほうは、強固な鉄柵してましたぁ!
国鉄時代にゃ、崖をコンクリートで固めたそうやってぇ!
おいら、ただやたらと足を右左と動かしてましてん。
頑丈なモコタンになぁ、ぶらさがってるだけどしてん!
ほんま、ありがとさん!
そうやん、鶯の心休まるBGMもありましてんや!
新緑の草木の匂いは、記録のしようがおへんかってんや!

*録音:ウグイスの鳴き声

*写真:枕木
ここ線路やってんや!枕木だけやん。鉄のレールはリサイクルかなぁ?

*写真:川の中の大岩
崖下の川にゃ、でっかい岩ごろごろしてましてん。大雨の時、濁流になるんやなぁ!

ハイク4 トンネルおましてん。狭いもんでっせ!
長さはいろいろあったけんど、昔のことなんで短いんばっかしやったぁ!
トンネル6個ほどあったかなぁ?
中に入ったら、ひんやりしてて涼しいでっせ!
暑さ凌げますんで、一休みしてるみたいどしたぁ。
なんせ、日光がまったく当たりまへんからなぁ!
その代わり、トンネル出るまで真っ暗ですわぁ!
おいらにゃ、どうでもええんやけんどなぁ?
みなはん、懐中電灯が絶対必要やでぇ!
老婆心やけんど、独りきりでハイキングするん絶対やめなはぁれや!
跳びだしてくるん、イノシシや熊だけやおまへんでぇ!
あっ だれや! おいど触ってきたら、 あきまへんでぇ!
ライトだけやおへん、防犯ベルもいりまっせ!
念おしますけんど、ケイタイやスマホは使えませんでぇ!

*写真:今からトンネル
このトンネルちっちゃいどすなぁ?昔の単線やん、こんなもんでっせ!

*写真:トンネルの出口
うぅぅん 素晴らしい景色やそうな!ここからの写真が、観光ガイドなんかに載ってんやなぁ!

*写真:ハイキングの鉄橋
この鉄橋は、歩きやすいように板を敷つめて、安全柵を設けてありますねん!ビューポイントでもおますでぇ!

※※※※※※※※※※※※ 思い出しましてんや!
子どもの頃、家の近くに盛り土の線路おましてん。
汽車みちいうてましたなぁ!
上がったらあかん言うてなぁ。おばあちゃん!
鉄橋の繋目にゃ、鉛をはめてますねん。
それが、魚釣りの重りにゃぁ、むっちゃ役にたちますんや!
ちょっとだけやん!よう失敬しましてんや。
流れる河の釣りなんで、沈み ようけ使いますんや。
もうこんなん時効だっしゃろな!
今じゃ、その江若鉄道も消滅しましたぁ!
※※※※※※※※※※※※


ハイク5 武庫川の鉄橋を渡ってトンネル抜けたら、広場おましたぁ!
ちょっとした、休憩場所ですなぁ。
座りこんで、改めて森林浴しましたぁ!
お弁当は、途中にちょっと広いとこあったんで、はしっこに寄って座りこみましたぁ!
野外で食べたんで、うまかったぁ!
もう食べるもん持っておりゃせん。
お茶とアメチャンで、ひといきつきましてん。
新緑の薫りと鳥の声で、心あらわれましたぁ。
おいら、大自然を満喫しとりましてん!
ええ天気の日でおましたぁ!
昨日までは、ぎょうさん雨降ってましてんや!
もう 足元よう乾いていてなぁ、歩きやすかったぁ。
ああそれに、この広場は、親水広場っていうみたいでおます?
武田尾駅から逆さに歩いてくる人らは、ここの広場で弁当タイムかもなぁ?


ハイク6 周りが急にひらけてきて、武庫川にでてきましたぁ!
けたたましい音で、水害で崩落した崖の修復工事をしてましたぁ。
あいな、ハイキングも出口でおましたぁ!
武田尾駅側の出入り口どしたぁ!
ああ もう終点にきたんかいな?なんて感じでおましたぁ!
そういやぁ、前後に歩いてる人殆どおれへんかったぁ。
そやさかい、出迎えてくれたんは、工事のおっさんらやってん!
16000歩ほどの歩きやったぁ!
近くに、コミニティのようなとこありましてん!
そこに綺麗なトイレあってん。
多目的トイレもおましてんや!
おいら、むっちゃありがたかったぁ!
やれやれやぁ、3時間ほど、溜めこんでたんでなぁ!

*写真:ハイキングの出入り口・武田尾駅からの入り口
ここでハイキングおしまいどしたぁ!こっちゃも、なんと殺風景やんな!自然いっぱいやけんどなぁ!

☆5 ああ そうやん、ここ武田尾温泉でしてんや!
近くに旅館もいくつかおましたぁ。
さっき、無料の 足湯 に両足つかってきましてんや!
どんどん温泉出てきてましたぁ。貸切状態どしたぁ!
ほんま、ほっこりした時間もらいましてん!
ありがとはんでおましたぁ!

*録音:温泉の足湯



☆6 JR武田尾駅、なんと静かなところやん!
ホームは、はしっこトンネルにつっこんでまっせ!
新しい立派な駅やけんどなぁ、人影パラパラどすわぁ。
一日500人ほどが乗るんやそうな?
勿論無人駅、自動の券売機と改札機があるだけどすな。
監視の目は、お馴染みのカメラでおましたぁ!
むっちゃ贅沢な存在の武田尾駅でおましたぁ!
ええことは、高いとこにあるホームなもんで山と山・武庫川の流れ なんかがよう分かる!
なんと素晴らしい眺めなんでしょう!っていう声?
おいらにゃ、とんと分かりまへんでぇ!

*写真:駅からのワイドビュー
かなりの高さにある駅ですねん。山の間を流れる武庫川が、遠くまで見渡せてますんや!



☆付録 確かこの辺りの山も、六甲花崗岩の山系やったぁなぁ!
200万年ほど前じゃ、ここらあたりは海の中やってんや。
六甲変動ちゅう地殻変動で、海底が隆起してんやそうな!
この六甲山系やぁ、南北に狭く東西に長いんでおます。
その変動が、ちょっとずつ今も続いてるという。
阪神大震災の神戸沖地震もその一端なんやてぇ!
ここから篠山市までの三田盆地にゃ、海底を表す礫岩や凝灰岩が認められるそうな!
三田盆地に集まってきた大量の流水が、武庫川となって山あいを蛇行してますんや。
時ににゃ急流・時にゃ緩やかな流れとなって、大阪湾に流れ落ちてますんや!
甲子園球場のある西宮市の西の端が河口ですんや。
集中豪雨や洪水で崩壊した武田尾の河岸の改修工事が、盛んに進められてましたぁ。
梅雨が近いんでか、広い範囲でけたたましい騒音たてて急ピッチやったぁ!
ここは、昔にゃ名塩村・生瀬村やってん。
それが、合併で塩瀬村になりましてん。
さらに今じゃ、西宮市の一部になっとりますんや。
ほいでも、名塩とか生瀬という海にかかわる地名を残してますんやなぁ!
ちょうどこの辺りは、西宮市と宝塚市との境目ですんや!
1500年ほど前から、このあたりで銅が採れるんで、所謂鉱山おましたんや!
ここの銅が、東大寺の大仏像つくりにも貢献したそうな!


☆昨年から話題になってたハイキングコースにやん!
こんなに早くなぁ!
歩けにいけることになって嬉しいかぎりでおましたぁ。
ガイドや写真とか、なんやかんやとなぁ。
カミヤン・サミイ・モコタンには、えろうお世話になりましたなぁ!
おおきにぃ ありがとさん!
どなたはんも、ここまで、読んでもろうておおきにぃ!      (2017.06.15.記)

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◇白雀のお出かけ日記◇

017-4
☆ あんさんなら、どっちゃにしゃぁはぁりまっか?
熊とハブ?
出かけるんなぁ、どっちゃにするぅ?
おいらなぁ、熊を 選びましてんや!

*写真:ヒグマ
緑の森の湖の畔でんにゃ。羆が、水をのんどぉるみたいでおますねん!


#4 ぐるぐる回った知床・釧路やったぁ!



(2017.08.01〜のこと)
☆1 びっくりしましてん。おんなじ観光船オーロラ号でしてんや!
朝、知床半島の付け根のウトロ船着き場でしてん。
これから、観光船で知床湾クルーズですねん。
10年ほど前に、網走湾流氷観光船に乗りましたぁ。
その時のオーロラ号が、夏にゃ知床湾観光船になっとりますんや!
おいら、びっくりしましたわぁ!
場所を換えて多角経営でっかいな?
知床湾クルーズ、他にも観光船が、カラフルなコースに巡ってましたぁ。
世界自然遺産に認定されてから、ぎょうさんのお客はんなんやろなぁ!
なんでやろな?
真冬に流氷で、氷の原っぱになるんやったらなぁ?
大氷原を砕氷船で進む体験する知床湾クルーズでけへんのかいな?
船の前後に水を入れ替えるかわりに、乗客を前後に移動で重りにして砕氷!
絶大なる人気でますでぇ!
*写真:知床湾観光船
そうでしてんや!知床湾観光船ちゅうたら、おんなじ船でしてん。オーロラ号やん!とナビチャンの呆れ声。



☆1-1 世界自然遺産の知床半島を海から、海岸や島のようすを観察しますねんや!
そうかぁ、知床半島の原生林とその周りの海も合わせて世界自然遺産なんやなぁ!
北海道の地図でいえば、北東の端で東に突き出してる細いとこやんなぁ。
その半島の北側が知床湾ですねん。
半島の海岸から100mの海にゃ、赤いブイ並んでますねん。
そこから海岸までの範囲は、侵入禁止なんやな!
しゃぁおへんわなぁ。
遺産の品質保全ちゆうんじゃ、入るわけにゃいかんな!
まぁ どっちみちでかい観光船じゃ、浅い海は無理やん。
ほやけんど、100mほど遠いとこの岸壁のようすなんか、みなはんかて肉眼じゃ見えしませんやろっ?
おいら盲人なんやでぇ、案内嬢の解説で見えとりますんや??
*写真:戻ってきたウトロ港
お昼にクルーズから戻ってきたときにゃ、晴れてましたぁ!ええあんばいやん!


*録音:カモメの歓迎会



☆1-2 流氷がいつもぶつかるとこは、掘れて屋根つきの廊下みたいなんやてぇ!
ここに動物の姿が認められるという。
奥ゆきのある洞穴もおますんや。
「今ちょうど右側の洞窟に、トドが見えております!」なんてアナウンス!
お客さん、一斉に双眼鏡やスマホの倍率あげて見てますねん。
羆(ひぐま)は、おれへんのかいな?おいら、いつもおるぅなんて思うてんや。
見えてるんは、トドとか鳥とかでしてん。
カムイワッカの滝があったりおかしな奇岩があったりしてますんや。
あの断崖の絶壁の下の廊下、歩くツアーあったらなぁ?
あぁ しもうたぁ、世界自然遺産を忘れてたなぁ!
観光案内の放送は、次々と高い声出してまっけどなぁ!
*写真:断崖の洞穴
100mほどの断崖絶壁でおます。下のほうに、流氷や荒波で削られてますんや。棚とかほら穴あるそうな?廊下みたいやん!


☆1-3 4時間コースの観光船は、知床岬のあたりまできましてんや!
ほんまゆっくり進んでる船、北風ないから波もおまへん鏡の海でなぁ。
おいら、耳で観光しもって、お弁当つついとりましたぁ。
ナビチャン、ポイントで案内があるたんびにデジカメ持ってデッキ出入りしとりましてん。
窓ガラス越しだと電気なんかの反射したもん写るんやそうな?
世界自然遺産の原生林の中は、保全の関係者以外は立ち入りでけしませんにゃ。
ほいで、船から岬のようすを観察ですねん。
ただ高い断崖と林が見えてるそうやん!
国後島が認められるそうな?
岬から東のほうに青く島の存在が認められるようやん。
1800mほどの山があるそうやけんど、雲でわからんそうな!
おいら、クナシリ島の存在は、初めてやったぁ!
あの島の向こう側に、択捉島があるんやなぁ?
冬にゃ、ロシア軍あの島陰に航空母艦隠してるんやてなぁ?
島のあいだじゃ、凍りつくことない海やそうな!
若いころになぁ、利尻島・礼文島に行った時、樺太が薄く見えてたことあったなぁ!
あそこまで、なんとか行ってみたい思うたんやけんどなぁ!
きょうもおんなじこと思うてん。クナシリに行ってみたいなぁ! *写真:国後島
ずぅぅと遠くにあるクナシリ島!ちっこいんでなぁ、じぃぃと見ておくれやすな?


*録音:知床クルーズの観光案内


☆2 世界自然遺産・知床半島に陸から乗り込みますんや!
今度は、斜里町観光バスで、ガタガタ道路を行きますんや。
あぁいやぁ きれいな舗装道路もいっぱいおましたぁ!
世界自然遺産の入り口・知床岩尾別川まできましたぁ!
この川が、鮭や鱒がぎょうさん上ってくるという有名な川ですなぁ!
4年も太平洋を回遊してから、生まれた河に戻ってきて産卵するんやてぇ!
その大挙して上ってくる鮭鱒を捕食する羆(ひぐま)の集まる河なんやてぇ。
羆(ひぐま)はん、産卵前のシャケを好むそうな?
産卵する前の美味いシャケ求めて、河口近くまで下りてくるという!
人間はんも、美味いシャケをぎょうさん掴まえますんやな!
脂いっぱいのシャケでないと、高価な商品にならんという。
するてぇとぉ、羆と人間が、ほんまに同じとこで漁しますんかいな?
おいら、見てるだけにしたほうがええと思うでぇ、羆ぁ! おっそろしぃけんど、やっぱり熊に出会うんは、秋ちゅうことかいなぁ?
知床観光は、秋9月がよかってんや!
おっそろしいけんど、ほんまは羆を見たいちゅうナビチャン!
岩尾別川の橋を渡ったら世界自然遺産・知床の範囲に入りましてんや!
こっから知床岬まで70kmほどある、まったくの原生林なんでおますぅ!
みなはんご存知のように、鳥獣保護区でおます。
動物や植物は、総て完全保護されてますねん。
人間から、イジメに会うことおまへんちゅうことやなぁ!
*写真:岩尾別川
広い川やけんど、白っぽくてまだシャケおらんそうな?ああ 硫黄の臭いやなぁ!温泉も出てるんかぁ。隣に羆が入ってきたらどない?


☆2-1 メインの特別保護区・知床五湖の観光でおますねん!
残念ながらバスで走ってる間に霧が立ち込めてきましてん。
ほんま、あれあれという間にあたり一面に霧ばっかしどしてんや!
上り坂続いてたからなぁ、かなり高いとこまできてんやな?
知床五湖は、熔岩大地の窪みに地下水が貯まった湖でしてんや。
この知床五湖を散策するトレッキングコースあってなぁ、2〜3kmあるみたいどすなぁ!
でもなぁ、自由勝手に歩くんでけしませんのや!
危険がいっぱいなもんで、ネイチャァガイドはんの同行援護あって許可どすな!
羆だけやおまへん、エゾシカ・さる・鷲なんかおりますねん。
その知床五湖の東のほうにゃ、知床連山がおますねんや!
もちろん、案内なしじゃ、立ち入り禁止区域でおますなぁ。
火山の羅臼岳から続く知床連山、これ知床半島の背骨みたいどすわぁ!
自然保護や漁業などの関係者だけが、知床峠を超えて岬まで行けるそうな。
*写真:見事な景色の湖と山々の知床
晴れた日の知床五湖と連山!ほんまは、こんな見事な景色なんやそうどすわぁ!運がよけりゃぁ?


☆2-2 知床五湖と知床連山の眺望に出かけましたぁ!
バス降りたら駐車場で、きれいなトイレと売店おましたぁ。
えらいこっちゃ、どんどんガスが湧き上がってきてますんや!
展望入り口の全体案内板にゃ、きれいに描いてあるんや。
今どんどん増えてくるガスで遠くまで見えんそうな!
気温20℃ないかもなぁ、ちょっと寒いなぁ!
じとぉっと湿り気が肌にまとわりつきますんや。
それでも、せっかくなんで高架木道歩いて展望台へ。
3mぐらいあるかなぁ、広い木道(もくどう)の坂をどんどん上っていきますねん。
手摺の外側にゃ、特別に高い電気柵おますねん!
触ったら、ビリビリ感電するそうな。
動物の木道侵入禁止かぁ、人間の外出禁止かぁ!
草地にゃ、花なるもん全然おまへん!
もうみんな花が落ちてしもうてんやそうな。
花の咲き乱れる時期は、7月1日前後三週間ほどという。
そうかいな、おいらガスで花を認められんのや思うてたぁ!
ほんでも、たったひとつハンゴンソウだけが、黄色い花をつけてましたぁ!
エゾシカが、嫌ってハンゴンソウを食べないので大繁茂してるんやそうな!
なんでも、生物の知床の固有種はないそうやったぁ。
靴音と話し声だけの木道、1.6km歩いて、展望台まできましてんや!
全く霧の中やそうな?
何も見えんそうな。霧と近くの観光客だけやそうな。
なんでもええ、記念になぁ。
展望台の看板をパチリパチリやん!
回転式のドアがあって、湖へ降りていけるそうな?
同じように、安全柵あるんかいなぁ?
*写真:ハンゴンソウ
オウハンゴンソウ!黄色い花が目立つそうな。これだけがいっぱいあるそうやん。えぞ鹿の食べ残しなんやてぇ!


*写真:霧の中の知床五湖を体験
霧の中に浮かぶ展望台でおます。ほいでも、みなはん、ここまで上ってきましてんや!なんでやろ?


☆2-3 最近ん、エゾ鹿も増えすぎてるんやてぇ!
エゾシカの天敵は、羆(ひぐま)なんやそうな!
羆(ひぐま)が、えぞ鹿を襲うことあっても喰うわけあれへんでぇ?
北海道じゃ、開拓が進むにつれて鳥獣らは棲む世界を山岳に追いやられてるんや。
羆(ひぐま)も広い生活区域が確保でけんようになって、頭数が減少一途なんやてぇ!
羆の生活テリトリーって、むっちゃ広いんやてなぁ。
この知床にもその傾向あって、1000頭ほどに減少なんやそうな。
反対にエゾシカは、増えて25000頭ぐらいなんやてぇ!
北海道全体としても、えぞ鹿の農作物への多大な被害が最近の悩みやそうな。
対策として北海道では、鹿を捕獲して食用にする活動に出てるんやてぇ!
おいらの晩飯にゃ、鹿の肉がありましてんや!
おいら、肉好きなもんで、喜んで喰いましたぁ!
ふうぅぅん これが鹿肉の味かいな?
特に嫌な臭いことあれへんかったぁ!
単品やのうて、料理に組み込まれてりゃ違和感おまへんどしたぁ!


☆2-4 エゾマツトドマツなんかの樹木が、どんどん枯れていってるそうな?
増えすぎたエゾシカが、樹木の皮を剥いでたべるんやそうな。
そうやろな、冬にゃ草は食べれんもなぁ!
それが原因で、元気な樹木も立ち枯れが始まるんやそうな!
自然界の生体系が壊れていくんやなぁ!
世界自然遺産・知床が、はげ山になってしまっては困りますなぁ?
自然林の消滅ちゅうことは、世界自然遺産もおまへんもなぁ!
グリーントラスト運動を広めて、エゾマツトドマツの自然林を作ってるそうやん!
寄付金で植林って?
100年先のことかいなぁ!見渡すかぎりの自然林?

☆参考資料
☆知床の観光情報|知床斜里町観光協会
http://www.shiretoko.asia/index.html


☆4 バスなぁ、走っても走っても景色かわらへんわぁ!
なんやろ?畑、じゃがいも・ビート・小麦だらけやってぇ!
今ごろじゃ、トウモロコシあるはずやが、収穫が終わったんかなぁ。
そうやったぁ、日本の砂糖は、殆どビート(砂糖大根)からやたなぁ!
しぼり粕は、家畜の餌なんやから、一石二鳥のありがたい作物やぁ!
ほんまに広いなぁ!ずぅとおんなじやん!と言うばっかしのなびちゃん。
ああ また美幌峠かいなぁ!4回目やん!
このバス、この道好きなんかいなぁ?
時々で出てくる鹿の親子を見せたいんやろなぁ?
そうやなぁ、えぞ鹿増えすぎてるちゅうてたなぁ!

・明治時代の開拓当初は、えぞ鹿をてっとりばやい蛋白源として食肉にしててんやったそうな!
ほいで、その鹿を餌にしていたオオカミが、冬に餌がのうなって全く消えてしまったそうな。
えぞ鹿、牛や馬の肉を食べるようになった開拓者から逃れてんや。
生きのびた草食動物の鹿は、どんどん増えていったんやと言う。
今じゃ、増えすぎたえぞ鹿に いじめられる人間かいな?
生体系を護るちゅうんは、難しいもんやなぁ!

・硫黄山の近くで周りの岸辺で穴掘りしたら温泉が出てくる屈斜路湖・全く予想どおりに霧の中の摩周湖・コタン文化でえらく賑わってる湖畔の阿寒の温泉宿、こっちゃも霧に咽ぶ阿寒湖!
涼しいんはええけんど、ぐるぐる回る、なんか嬉しない東北海道でしてん!
なんでこんな行ったり来たりすんじゃぁ?
貴重な時間やでぇ、無駄使いしてくれんなよぅ!
はぁぁん 安い宿泊施設の確保、そのために移動距離が長いんやな?
ほんま、観光地に着いたら昼やんかいな?
さっき食ったばっかしやんなぁ? ぶつぶつ言うもっての昼飯やん!
そんなこんなの中で、おいら独りかりかりしててんや!

*録音:お気楽モードのツアー客


☆5 トドワラ  に行きますんやてぇ!
そんなん、どこにあるんかいな?
東の街・弟子屈市の近くどしたぁ。
おお 初めて都会にきたでぇ!商店街も図書館もあるわぁ?
・知床岬の知床半島と南の納沙布岬のある根室半島との間にある、ちょこっと根室湾に突き出してる細い半島でしてん。
大昔に地殻変動あって、このあたり地盤沈下したそうな!
この浅い浅い2mほどの深さの野付湾もでけたんかいな?
浅い海に貝や小魚がぎょうさんおるそうな。
ほんで、野生のアザラシがいっぱいいてますんや!
その海豹を見せたい町営観光船で、のんびりクルーズでしたぁ!
半島が沈んで、トドマツや楢の自然林も、沈んで根が海水に浸かったそうな。
海水じゃ樹木は、枯れてしまうわなぁ!
そうかぁ、トドマツが、立ち枯れしてしもうたんやな!
石わら、草わら、なんて役にたたんところをワラというもんなぁ。
それで トドワラなんていうて、観光宣伝してんやな!
今じゃ枯れてしもうた椴松、台風で崩れて海水に消えたんやてぇ!
わずかに残ってる枯れ木で「消えゆく自然林!」のキャッチフレーズ出してるんやなぁ!

*写真:オモチャみたいなトドワラ港
浅いんで長い桟橋!向こうにある通路の左側が、トドワラでんにゃ。右側が、どんどんきえていくナラワラですねん。消えゆく自然林でんな!


※湿地帯みたいにちょっと水あるんで、木道を歩いて見学なんやぁ!
ちょいと枯れ木あって、殆ど雑草しか生えてまへん。
ハマナス・エゾフウロ・エゾナデシコなんかの花があるんやけんど、花の時期終わってますねん。
ここも、いっぱいちっちゃい虫飛んでてかなんかったぁ。
海水まじりの草地じゃ、小動物も、棲みにくいやろなぁ?
ほんまに、これでも観光地って宣伝するんかいな?
2kmほど散歩して、えぞ鹿が休憩してる駐車場に着きましたぁ。
おいら、奈良公園でよう見てるもんで鹿にゃ興味おまへん。
売店のアイスクリーム、さわやか味でうまかったぁ!

*写真:オジロワシ
尾が白いからオジロワシなんや。翼を広げたら2mほどやそうな!まぁ飛んでる時にゃ、レンズに入るわけおまへんでぇ!


☆野付半島ネイチャーセンターホームページトップ Notsuke Peninsura Nature Center
http://www.aurens.or.jp/~todowara/


☆5 釧路湿原と聞きやぁ、たんちょうツルを連想しますわなぁ!
そうやねん、きょうも長い直線道路をたんたんとバス走りますねん。
このあたりの東北海道じゃ、大雪山脈の影みたいな感じどすわぁ。ほんま涼しい!
ガイドはんの根釧原野の解説を子守唄にしてますねん。
今年は、オホーツク高気圧が動かんので、特に寒い東北海道でしてんや。
ずうぅと釧路は、曇りで小雨まじりの夏でなぁ。
20℃で、霧も出てきますわぁ!
西側の札幌じゃ、きょうは26℃になるんやそうな!
この根室・釧路原野は、低い土地・痩せ地・短い日照時間ということで、農業は無理!
苛酷な自然なんで不毛の地と捨てられててんや、できることは酪農だけですって!
酪農でっかぁ、広い草地で乳牛や肉牛を放牧かいな?
あいや 競走馬も飼育してるみたいどしたぁ!
それに、生活用具になる昔から生えてる葦や柘植なんかも生産してるそうな。
右も左も、牧場やん、バスの中から見える牛や馬、パラパラやという。
ほんま、気が遠くなるほどの広さの草地やなぁ!
うぅぅん 政府援助の北海道開発計画が、実を結んできてんやなぁ!
昭和33年ごろやったかなぁ?
大量の乳牛を飼育する大型牧場を始めたんやったぁ。
牛乳・バターやチーズの生産で酪農を確立してんやったぁ。
畑の時もそうやったぁ。ここ牧場もや、働く人影ありまへんでぇ!
牛乳やバター・チーズの生産がいのちの根釧原野という。
外国から安い乳製品が、どんどん入ってきたら生活不安やろなぁ?

☆6 やっと釧路湿原の入り口にやってきましたぁ!
観光客が認められる細岡地区にきましてんや!
おいら、低い水溜りや高い草地なんかが入り乱れてるんや思うてたぁ。
ほんま、そうやなんやろけんど、全然おまへんにゃ。
そうでんにゃ、あるんやけんど全く霧の中でしてんや!
高台にある細岡ビジターセンターの展望台。
湿原の展望台から、蛇行する釧路川のようすや湿原が見渡せるという。
霧が邪魔してなぁ、なんも分からんそうな?
おいらの眼といっしょやんな!
ただ見えるんは、みなはんもたちこめる霧ばっかしと言う!
歩く通路じゃ、足元にちょっとだけ花があるそうな!
雑草は、いっぱいありますんやでぇ。
ほやけんど、花は2週間ほど前に終わったそうやん!
ハマナスやエゾシモツケソウなんかが、咲き乱れて綺麗やったそうな!
ビジターセンターに、お花畑のような写真おますそうな!

*写真:釧路湿原の細岡展望台
この展望台から、大きく蛇行する釧路川と広い湿原がわかるそうやん。この写真みたいにぃ!きょうは、まったくの霧の中でしたぁ!


☆6-1 釧路湿原は、えらく広いんどすわぁ!
大昔にゃ、浅い入り組んだ海やったそうな。
山脈から蛇行しもって流れこむ釧路川やなぁ。
そこの低い土地にに繁茂する葦や柘植なんかの枯れた物が、長年に積み重なってできた土地だそうな。
寒冷地なんで落ち葉なんかが、腐ることなしに積み上がってるんやなぁ!
4mほども積み重なってるんやてぇ!
ということは、水分いっぱい含んでる土地なんやなぁ。
そうかぁ、長い長い年のうちに泥炭になってるんやな!
そういえば、釧路にゃ北海道最後の炭鉱があるんやったぁ!

・広い釧路湿原の観光にゃ、車は無理なんやぁ!
たくさんの人が、集まって観光できる展望台は少ないそうな。
湿原の中は、拾い道路がないそうやったぁ。
おいら、湿原を歩き回って観光するんや思うてましてん。
期待はずれの釧路湿原の観光どしたぁ!
・ 温根無(おんねない)ビジターセンター
ほんまやったら、ここへ行ってみたかってんや!
まぁ ツアーの旅じゃ無理、個人なら時間かけてなぁ!
長いけど、いろんなコースあるきれいな木道で湿原観察でけるそうな?
・釧路湿原でタンチョウツルの餌付けも観察でけるんやそうな!
釧路湿原(鶴居村)でタンチョウに出会える場所と時期を紹介!凛とした姿に感動 | しょうラヂオ。
http://hokkaido-child.com/kushiro-shitsugen-crane


☆6-2 一般的に釧路湿原の観光じゃ、JRノロッコ号に乗るんやわぁ!
これが人気ありますんやなぁ?
運転本数は、少ないやけんど観光客いっぱいですねん。
明治時代にゃ、硫黄山の採掘した硫黄を運搬するトロッコが走ってましてんやてぇ!
そのトロッコを改装して観光用ノロッコ号ですんや。
JR網走ー釧路間の路線ですねん。
一日数本やが、ワンマンカーも往復しとりまっさ!
冬にゃ、SLが真っ白い雪原を走ってるそうな。
SLの黒い煙と青い空・白い雪とあたまの赤い白い羽毛のタンチョウ(丹頂鶴)が、観光客を集めるそうな!

・話をもどして、きょうのノロッコでおます!
夏の釧路湿原の中を走るジーゼルのノロッコ号でしてん。
釧網本線 釧路〜塘路間を走ってるノロッコ号の二号車に乗りましたぁ。
向かい合わせの客席で真ん中が通路どすなぁ。
なんとなく狭い感じの車内でしたぁ!
40分ほど湿原の中らしき所を走ってたそうな。
窓の外を見てるんやけんど、湿原って感じやあれへん?とナビチャン!
車内放送じゃ、かなり詳しく観光案内してるんやがなぁ、はっきりとは聞きとれまへんどしたぁ。
まぁな ノロッコに乗ったんやから、もうええんやろなぁ!
みなはん、釧路湿原をじゅうぶん観光した気分かなぁ!

*写真:JRノロッコ号
JR釧路駅で撮影、ノロッコ号トップ!釧路湿原の観光を盛り上げてくれましてんや!この大きな駅も港に近いんやでぇ!



*録音:細岡駅から乗ったノロッコ号

☆☆おしまいでおますぅ!
釧路から、またまた長い距離をバス移動でもどりましたぁ。
今回は、女満別空港からの「ぐるぐる道東の旅」どしたぁ!
一番よかったんは、猛暑の大阪を離れて、涼しい東北海道
で 避暑でけたことでおますぅ!
どなたはんも、ありがとさんでおましたぁ!  (2017.08.30.記)


★10月下旬にゃ、二度も季節外れの台風が、日本列島を襲いましたぁ! おいらんちの奄美群島の旅も、強風に吹き飛ばされましたんや!

★11月初旬にゃ、ひとあし早い大寒波が、日本列島を襲いましたぁ! 新潟県の瓢湖にくる5000羽の白鳥の見物も、大吹雪でドタキャンしましてんや!


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