白雀の海外旅行記


◇白雀の海外旅行記◇


トラベル

※※※題名をクリックしてください。

■00 安心安全のカナダの旅

■01 カンボジアとベトナムの旅!

■02 クロワチアとスロベニアの旅・アドレア海!

■03惑う中での済州島へツウナイトクルーズ!

■04 台湾 グルリンひとまわり!

■05 上海で孫ちゃんと再会やぁ!





k00
◇安心安全のカナダの旅◇


(2016.09.27〜10.05のこと)
☆北のアンカレッジ回りで飛び立ましてん!
行き先は、カナダのトロントでおましたぁ!
「ああ 暗くなったでぇ!もう眠る時間やてぇ!」とナビチャンの声!
「えっ まだ ガラガラって雨戸のしまる音してへんでぇ?」おいら、反抗してん。
「ちゃうちゃう、ブラインド勝手にくらいようになるんやぁ!」とやり返してきたぁ。
「そんなはずあれへん!窓ガラスが勝手に暗くにゃならへん?」とねばったんや、おいら!
右手の指を上下ボタンのあるとこに引っ張られたぁ。
下ボタン、押したら夕陽が、まともに顔に熱かった!
慌てて、上ボタン押しつづけてんや!
「トントンと押したほうがだんだん変わるよ!」と後ろからメイシィの指示がきたぁ!
「へえぇ こんな便利になってんや!参ったぁ!」とおいらの大声!
後ろの席から、物知り博士のトッシャンの豆知識が飛んできたぁ!
「このガラスをくらくしたり明るくしたりするんは、日本の最新技術ですよ!」ときたぁ。
日本じゃ多機能ガラスというて、このガラスを広く利用する研究がなされてるみたいどしたぁ。
それをボーング787にも、初めて取り入れてるみたいどしてん!
「びっくりしたぁ!これ悪名高いボーイング787かいな?」
どないしょ!おいら、まだ天国いきたないでぇ!
思わず 声あげてしもうたぁ!
「はよう 降ろしてやぁ!エアーカナダ!」


△△1 カナダ東部ゾーン  ナイヤガラ大瀑布の巻




#1 「ひやぁ 冷たい冷たい!どしゃぶりやん!」
屋根なしデッキの遊覧船のお客は、キャァキャァと大騒ぎどしてんや!
みんな、あてがわれた袖なしのカッパ着てるんや。
そんでも、なんかビショビショになってまんにゃ。
真っ赤なカッパやから、落ちる滝水に負けるんかいな?
おいら、タイガースフアンやでぇ!黄色のカッパにしてんか?
まるで夕立みたいに滝のしぶきがふってきますねん。
みんな写真撮るなんて、まったくでけまへん。
気温+15℃やん、風邪ひくでぇ!
500人ほど乗せた、立ち席の遊覧船が滝壺の近くを一回り!
甲板じゃ、川みたいに靴の間を水流れてたぁ。
30分間ほどやん。ほいでも、みんな感動のひと時どしてん。
ナイヤガラノでっかい滝の前でしたぁ!
「良い天気だから、歩いてるうちに乾きますよ!」と日本人の現地ガイドはん。
なんせぇ、湿度30%やもんな!
太陽の位置が低いんで、日光ちょうど顔に直撃どすわぁ!
*写真:ナイヤガラ滝壺巡り  遊覧船ビクトリアツアー号
カナダ側の遊覧船!30分間でおましたが、大騒ぎしてたんであっというまに終わりどしたぁ!

*録音:ナイヤガラ遊覧船・船上のアトラクション


#2 このナイヤガラ瀑布、三つの滝ありまんにゃ。
全部で幅600mほどの滝ですわぁ。
こっちから、カナダ滝・花嫁のベール・アメリカ滝とおますねん。
滝の落差は、50mから20mぐらいおますぅ。
真ん中で、アメリカとカナダに分かれてますねん。国境どすなぁ!
北側のカナダ滝が、56mの高さからなんで一番豪快に落ちてますわぁ!
アメリカ9.11テロから、国境警備が厳しいなってんやそうな。
そやから、今じゃ両岸からで遊覧船だしてまんにゃ!
赤いカッパ被ってるんが、カナダの遊覧船でおましたぁ。
青いカッパ被ってるんが、アメリカの遊覧船やそうな。
どっちの滝水が、味 うまいんかいな?
*写真:滝の全体のようす
川の幅が、めっちゃ広い滝でおますねん。物凄い水の量どすわぁ!


#3 20年前もあったなぁ。こんなオプションツアー!
今も滝の落ちる水の裏側、ぞろぞろと歩く人が見られるそうな!
カッパ被って歩くんや。ビショビショになるそうやん!
滑ったら、滝壺に落ちまっせ!
おいら、目が見えんから まっぴらごめんどすわぁ!
・こんなとこあったかなぁ?
ずうぅとぉ 昔に、テーブウロックという展望でける岩あったそうや。
100年ほど前、滝のうず巻きの浸蝕で崩壊してんやってぇ!
最近になって、新しく建設したんやそうな!
落ちる滝の水を上から見学する展望台!
また 地下にトンネル降りて、さらに近くで見学するテラス!
・滝の落ちる水の近くまで、展望台の階段を歩いて上がってきましてん。
こんな近くでもええんかいな?というほどやったぁ!
スケールだけじゃ、ほんま見事な滝やん!
*写真:滝の展望台・テーブルロック
滝の下、うまく写せまへん。なんせ展望台に観光客ぎょうさんいてますねん!



**ビデオ:ナイヤガラ瀑布


☆滝の周りにゃ、全然どこにも山らしきもんあれへんそうな!
全くの平野が、360度広がって見えるそうな。
こんなとこに、なんで滝あるんやろな?
昔々長い長い間、毎年5mも降り積もった雪。
その氷山の重さで押しつぶされてできた低い土地。
毎年、季節が温かくなると、雪解け水が流れ出してできた滝やそうな。
なにせ日照時間が長いんで、雪解け水もすぐ洪水になるみたい。
それが、段差のある場所で滝になったみたいやん!
今年もまもなく雪降る季節やん、凍結で遊覧船おしまいやそうな!
このあたりの樹木の紅葉は、まだ二部ほどという。(9月28日)
温かいんで一週間ほど遅れてるそうな?
この有料公園、花も木も温室で育て植え替えてるんやそうな!
秋と春にゃ、花木の大移動やなぁ?
冬に降る雪は、5mほど積もり零下20℃にもなるそうやった!

☆「カナダは、紫外線が日本の3倍はじゅうぶんありますよ!」とガイドさんの声!
「太陽が低いから、日光は顔を直撃しますよ!
「空気がすごく乾燥してます。お肌のシミや肌あれにご注意!」とつけ加えるガイドはん。
これにゃ、大阪のオバチャンたちぎゃふん!と思いきゃ 知らんふりやってん!
喜ぶべきか、時々滝のしぶき飛んできて霧吹きみたいどしてん。
ほんま、日光と水しぶきでつけ焼きされてまっせ!
・ええ これなんや?
ロープウエイで、落ちる水を遊覧やん!
ただ箱吊るしてるだけやでぇ。
「ほんま、スリル満点やぁ!おっそろしいなぁ!」
おいら、黙っててくれたら知らんと乗ってしまうでぇ!
なんせ、見えてへんから兵器やでぇ!
ふぅぅん アジア人ぎょうさん順番待ち行列やてぇ!
日本からのツアーが、次々と上がってきますねん。テーブルロック!
ええなぁ!ナイヤガラ瀑布の観光客は、増えるばっかしやそうな!
儲かってますやろなぁ。カナダの観光産業!
*写真:滝の前のロープウエイ・エアロカー
落ちる滝水の直前を通過するロープウエイでおます。乗ってる板と手すりしかおまへんでぇ!


#4 20年前にきた時、えらいこっちゃ思いましてん!
「数数百年に一度、滝の崖がうずまきの水で壊れてしまう!」と説明するガイドはんどしたぁ。
その時、300mほどの川床が、一緒に崩れて流されてしまうことになる。
つまり、300mほど後ろに新しく滝ができる!
ということで最初の滝のあった場所を見学したこと。思い出しましたぁ!
あれやこれやと、滝の保護対策がなされた。
決め手にかけて、どれも効果なかったそうな。
※最近アメリカ・カナダ合同研究で、こんな対策やってましたぁ!
1.滝二落ちる水を減らす!
強力な渦巻で滝壺が大きく広がる。
それは、崖下をえぐりとるから断滝の崖がこわれる。
それで、流れて落ちてくる水を減らす対策を行った。
▽ 1km上流に水門を造って水量を調節する。
さらに両岸にトンネル掘って、別の水路に流すバイパスを造った。
そして、水力発電所をいくつも作ってるという。
 これで めでたしめでたしちゅうことどしてんや!
勿論、水門の上にゃ、橋もあって道路になってますなぁ!
その橋の真ん中に、国境の検問もおます。
パスポートないと通過でけしません。言うまでもおまへんがぁ!
600mほどやんやん、泳いで渡る輩もおるんちゃうかな?


#5 とろんと空港へ戻りましてん。2時間あまり高速道路を走りましたぁ!
もっともっと、じっくりナイヤガラ観光したかってん。
ほんま肝心なとこ、駆け足観光でおましたぁ!
トロントは、カナダの最大の都市でもあり、オンタリオ州の州都でもおました。
カナダ東部の五大湖の一つ、オンタリオ湖の近くにおます!
一番浅い湖なんで、工業用水に利用しやすいんやろなぁ。
まさしくカナダの心臓である大工業地でしたぁ。
国際都市で100ヵ国ほどから人々が集まってるみたい。
いろんな工業生産があっても、自動車工業だけはないそうな!
みんなデトロイトへ移転していったんやてぇ!
自動車企業の人ら、大雪と寒冷地に負けたんかな?
走ってる車は、日本のトヨタが多いそうどしたぁ。
そいでも、カナダの首都は、このオンタリオ州にあるオタワですねん。
それにしてもなぁ、言葉のことどすがぁ!
カナダの公用語は、英語である。それにフランス語も公用語であるという。
空港でも街中でも、標識なんか両方記入されてますんやてぇ。
英語しか・・・フランス語しか・・・使えない人があるみたい。
母国民なんか外国人なんか、自分でも分からんのちゃうかな?
若い人は、両方使えるみたいどしてん!
英語は、キングイングリッシユみたいですな?
当然やなぁ!エリザベス女王陛下のカナダやもんな!
建国150年やそうな。若い国やなぁ!
国土は、日本の30倍あるかなぁ。
そこに、人口は、3600万人ほどやという!
トロント空港からモントリオール空港へ一時間飛行機やってん。
アナウンスもアテンダントも、言葉分からへん?
おいら、英語もフランス語もでけへん。様子がつかめへん!
ほんでも大丈夫でっせ!
現地ガイドはん、全部日本人どしてんや!
日本からの添乗員も、ついてきておりまっからなぁ!
そやけんど、はぐれたらどないしょっと!
ツアーバッジおまへん旅行社なんやでぇ?
参加してるん、自己責任でちゅうことかいなぁ!
ドキドキ旅行は、おいらの心境に関係なくトロントからモントリオールに進んでましたぁ!











△△2 カナダ中央ゾーン  ローレンシャン高原の紅葉の巻



■■カナダの紅葉感覚??■■

カナダじゃ、紅葉やおまへん!
グラデーションでおますねん!
「木の葉の色が、赤い・黄色い・緑色なんかが混ざってるようすを綺麗だ!」と言うんやてぇ!
秋にいろんな林の木の葉が、まんだらに色づいたグラデーションがワンダフルと言うんやそうな!
紅葉(モミジ)ってなんのこと?ちゅうことでんな!
日本じゃ、紅葉と言えば紅い木の葉が、一面に広がっておますな!
もちろん、紅以外にも色おますけんどなぁ。
さらに、山が全体に一色なら素晴らしい紅葉と受け止めますわなぁ。
まんだらやったら、「今一やわぁ!」てなもんどっせぇ!
ところ変われば、しな変わるちゅうことでっかなぁ?
こりゃあ、カナダ人の鷹揚さでっかな?
紅葉を見物するために出かけることは、まったくないというカナダ人!
春の花見や秋のモミジ狩りなんちゅう概念おまへんのやってぇ!
ましてや花の下で、宴会するなんて、この感覚分からんそうやった!
よろしぁん、これ日本の文化でっせぇ!


#6 メープル街道を2時間余り走りましてんや!
モントリオール空港を出て、北のほうへ向かい高速道路をバスは走る。
ケベック州を北の高原目指して走る。
どんどん寒くなってきた気しましてん。
広い平野で何も変わらん三車線の高速道路、反対車線はどこかいな?
メープル街道、楓の木がぎょうさんの並木道なもんで日本の観光業者がなづけたそうな!
ほんまは、ポプラや松の木みたいんも混じってまんにゃ。
これやこれや、グラデーションやぁ!
旅行の宣伝にゃ、800kmのメープル街道なんておますなぁ。
日本じゃ、カナダ観光の目玉になってますねん。
カナダで「メープル街道ってどこ?」と言うてもチンプンカンプンやでっせ!
地元じゃ、ただの高速道路やってぇ!
ナイヤガラからローレンシャン高原までの800kmを勝手にキャンペーンしとりまんにゃ!
この道路、がんばってもうまく記念写真を撮れしませんどしてん!
窓ガラス、UVカットしてましてんや。
そうかぁ 紫外線物凄いんやったぁ!

☆ローレンシャン高原に向かって走っとりまんにゃ!
メープルの紅葉のローレンシャン高原でおますねん。
高原いうても、日本の四国地方がすっぽり入りまんにゃ!
だいたい高さは、250mほどでっかなぁ!
麓にある街が、昔の大富豪たちの別荘地やったんどすわぁ。
トランブラン ビレッジと言いますんや。
そこが、旧市街でフランス風の家並でおましてん!
フランス感覚が、朝から散歩してみて、なるほどと思いましたぁ。
山の麓なんやけんど、あっちこっちに坂道おますねん。
狭い街でっけど、今じゃエキゾチックな観光地となってまんにゃ!
*写真:中世のフランス風のトランブラン村
中世のフランス風の建物があって、時代の雰囲気たっぷりと言う!


*写真:無料の簡易なゴンドラ
日本のスバルが無償提供してるんやってぇ!そうやったぁ、来年から富士重工やないんやったなぁ!


☆ロープウエイのゴンドラで、ちょっと山らしい山へ登りましてん!
今度は、なんやっ 日本とおんなじワンボックスタイプやん!
モントランブランの上から見晴しは、360度見渡すかぎりの高原やそうな!
そうでんにゃ、この広い広いちょっと高い平野が、ローレンシャン高原でんにゃ!
日本じゃ、カナダ観光の重要ポイントになっとりますんや!
山一面が、紅い色になってる広告やそうな!
生えてる樹木は、みんなメープル(砂糖楓)みたいどしたぁ。
とは言うものの紅になってるんちょっとやそうな!
期待の紅葉は、まだまだで、二分 三分程度ちゅうやん。
来週にゃ、山の全部が紅葉するなんて思われへんてぇ!
これが、日本で見た観光パンフレットのローレンシャン高原の紅葉やなんて思われへんてぇ。
ちゃうちゃう!メープルのグラデーションやてぇ!イメージでけしませんわぁ?
寒い。寒い。吹きっさらしや、おいら寒いばっかしやん!
+8℃やぁ!
カナダもかぁ!華氏じゃ、ピンとけえへん?
あんなに期待してた紅葉は、みなはん空振りどしたぁ!
*写真:高原の紅葉のようす
高原の展望台からだと、360度見渡せるんやそうな!紅葉グラデーションやってぇ!


☆まだまだおます。紅葉の観光は、バスでメープル林をドライブでんにゃ!
高原の紅葉と道路の並木の紅葉を見てまわったんどすわぁ。
さらに、トランブラン山から見えてた、湖からの紅葉のボートクルーズでしてん!
*写真:紅葉グラデーション。湖の周りの紅葉
紅葉グラデーションになってますかいな?まんだらにぃでっせぇ?


☆このトランブラン湖が、水源地となってんや!
ほんまかいな?あの長い長いセントローレンス川の源流やてぇ!
ここから、大西洋まで1500kmほど流れていくと言う。
高原の豪雪と多い雨が水源なんや。
ローレンシャン高原が、全山が紅葉ならステキな旅行なんやがなぁ?
観光客溢れてる?山も道路も湖も、日本からの観光客ばっかしやん。
ちらほら、外国人の声もするんやがぁ。
ここ二週間が勝負のカナダ観光やそうな?
紅葉の終わりは、豪雪と極寒の始まりと言う。
一面の銀世界に紅葉が浮かんでるんは、また格別な感動みたいどしたぁ!
そんな時間あるんやぁ!束の間?
この高原、冬にゃスキー客があるというけんど、ゲレンデやおまへん高原全部がスキー場やなぁ!
(参考:ローレンシャン高原 11月09日昼・天気 雪まじり雨 気温+0度 積雪70cm)

*写真:さとうかえでの木
参考:日照時間が長い夏に生い茂るメープル(さとうかえで)


#8 今度は、世界遺産のケベックシティでおます。
フランス人のカナダ開拓の原点というケベックシティに行きますねん!
セントローレンス河を船でケベックシティに行くんかと思うたらバスやってん!
朝からずうぅぅとぉバスに乗りっぱなしでおましたぁ。
途中に、サービスエリアに止まりましてん。
ううぅん いろんな店集まってるわぁ!散髪屋さんもあったぁ。
お酒は、酒屋しか売ってないそうやん?
まるで一つの村みたいなサービスエリアどしたぁ!
4時間も高速道路走っても、一か所しかなかったぁ!
家なんて、ポツンポツンとしかあれへんでぇ?
観光地と観光地が、めっちゃ離れてるんで移動に疲れますぅ。
ケベックシティに着いたら、川岸に古い街おましたぁ!
すぐそばに港あってん。川幅1000mほどやという。
観光客が出入りしてる、豪華客船が泊まってたぁ!
ここからモントリオールを超えて大西洋の街まで1000km航海やそうな!
これで観光かぁ。クルーズは世界的に盛り上がってんやな!
セントローレンス河は、途中に五大湖からでてくる川やナイヤガラからの川と合流やてぇ。
いっちゃん広いとこは、150kmもあるんやそうな。
浅いとこもあるんで、ぎょうさん水門や運河があるそうな。
巨大な河となって、大西洋に流れこんでるみたい。
昔のフランス人探検家は、この流れを上ってきたんやな!
*写真:ケベックシティの港の豪華客船
大西洋の港からの船やん。観光客がセントローレンスクルーズしてるんかいな!


☆先住民族のインディアンとの間じゃ、どんなことあってんかいな?
新兵器と多人数で、先住民けちらかしてんやろな?
発見した探検家の次にゃ、開拓者がきてんやろな!
ここケベックシティのある川岸の高台、街ちゅうか要塞造ったんやな!
周りに城壁造って、外敵から護ったんや!
その後に大挙してやってきた移民団やぁ!
まぁフランスにとっては、恰好の植民地やんな。
まずは、針葉樹林を伐採して舟で本国に送り続けたんやそうな!
自然林の95%を伐採したというんや。
ものすごいフランスパワーやんな?
建築物や家具類に利用してんやそうな!
自然林で狩猟生活していた先住民は、追い詰められた生活にゃ難儀してんやろなぁ。
フランスからやってきた宣教師たちは、先住民に農耕を教えたそうな。
このあたりは、高原といっても夏の日照じかんが長く植物はよく育ちますねん。
また雨もよう降るみたいでおます。
小麦や野菜・果物がいっぱいでけますんや。
今じゃ、カナダの穀倉地帯ちゅうことでんな!
ちっちゃいカソリック教会があちこちにおましたぁ!
へぇ ノートルダム教会もおましてんや。
やっぱりパリから来た人々やなぁ?
*写真:中世の古城も残る旧市街
古城の外観は、そのまま残してなぁ。中を改造してホテルにしてまんにゃ!


☆針葉樹林を切りまくったハゲ山に、エンジェルがあらわれましたぁ!
でかい針葉樹の陰で小さくなってたメープル(楓)の木が、どんどん生長したんや。
ローレンシャン高原に、いっぱい繁茂したそうどす。
このメープルの樹液は、3%ほどの砂糖分を含むんやそうな!
セントローレンス川じゃ、海から上ってきてる魚類もいっぱい獲れるんや。
海岸の塩田で取れた塩も、舟で運ばれてきますねん。
開墾した耕地で、麦なんかも作れてましてんや。
開拓者にとって砂糖は、本国からの贈り物だけでしてんや!
メープルの樹液を取り出して、いっぱい集めて砂糖の代用品にする技術がでけたんどす。
食生活は、めっちゃ向上したでっしゃろな!
先住民のインディアンが、メープルから糖分を樹液でまかなっていることを知ったんやそうな!
フランス人は、どんどん繁殖してくるメープルの砂糖を生活の糧とするようになったそうな!
ローレンシャン高原での農耕とメープルの砂糖が、両者の共存をたすけたのかなぁ?
ケベック州に棲みついた人々にゃ、メープルとセントローレンス川は命やったんやなぁ。
いやぁ 今もなお続いてるケベックの宝ちゅうことやん!
このネープルは、お菓子や食材にも使われてますんや。
カナダで何食べても、メープルの甘さおますなぁ。
甘さにゃ、舌にしつこさがないのでありがたい甘味料やん!
身体にも効用あるそうやん。絶賛やなぁ!
カナダじゃ、ガイドはんら サトウカエデ なんて言いますねん!和製英語かな?
英語じゃ、シュガーメープルといいまんにゃ!
ケベック楓の特有の糖分のある性質でおますんや!
カナダ以外じゃ、他の地域に見当たらんそうな!
日本では、街路樹におまっけど、砂糖はとれんそうな!

*録音:世界一のメープル


▽▽メープル(さとう楓)の糖分の取り出し方▽▽
・種子からの芽生えがたやすいそうである。ケベックの高原に広く繁茂している。
・生育30年ぐらいすると、30mほどの大木になる。
・大木のメープルは、幹の太さが100cmにもなるという。
・葉の大きさは、日本の楓より大きいみたい。
・堅固な樹木なので、建物や家具などに適してるそうな。
・夏に蓄えた養分が、吸い上げたミネラルいっぱいの雪解け水に溶けて幹に溜まる。
・春ごろ、甘くなった樹液の取り出し作業を始める。
・地上1mほどの高さの幹の部位に穴をあけて、細いパイプを差し込む。
・樹液が出てくるのでバケツなどで受けて溜める。
・200から400リットルぐらい採取できるそうである。
・最適なんは、一週間ほどという。
・メープルの木は、寿命200年ほどという。
・樹液を布で濾して、鍋で煮詰める。
・初め3%の糖分であるが、60%ほどまで濃縮できるそうである。
・メープルシロップのできあがりである。製品にゃ、グレードに5段階あるという。



#9 ケベックシティは、旧市街地のことで、ケベック市の中心街でありまんにゃ!
ここからフランス人の集落が、次々と作られていったそうな。
400年ほどの歴史かなぁ?ケベック州!
世界遺産に認定されてて、いろんな国からのお客さんどすわぁ!
観光客のためにケベックシティというてるんやろな!
ここも観光のためだけの街なんやてぇ!
市民は、城壁の外に住まいを持ってるみたいや。
民家のほとんどが、なんらかの店舗になってるみたいやったぁ。
坂道の道路に沿って、狭い土地に二階建ての木造家屋がおます。
立ちならんでる家は、みんな商売してましたぁ!
中世のフランスを思わせる建物様式やそうな!
とんがり帽子の屋根・カラフルな家が鮮やかにうきあがってる。
みんな、それぞれに思い思いの飾りつけしてるそうな!
本国フランスの昔のパリを思わせる光景やそうな!
坂道ばっかしの街なんで、ここもエスカレーター代わりのロープウエイおましたぁ。
おいら、見えてぇへんけんど、スモールパリにきてるみたいと観光客は言う!

*録音:カナダの消費税


☆土産物屋に入ったら、そんな雰囲気しまいしたぁ!
ほやけど店員は、土産物の値段をフランス語やのうて英語で答えとりましたぁ!
聴こえてくるBGMは、フランス風やってん。
「ぼんじゅーる!」と客から先に声かけると会話が弾むそうな!
決して店員から声かけてくることないそうな!
大阪やったら、いらっしゃいませ!が飛んでくるけどなぁ!
ちょっとは、まけてくれるんかいな?
ケベックシティの街は、フランス気質のフランス人ばかりのようどしたぁ。
よそ者を受け付けない人・片意地な人が多いそうな。
だから、他から移転してきて新しく生活しょうとしても無理があるそうな。
フランスの言葉や生き方に拘ってるんやな!
だから、400年後の現在も古色蒼然とした街を残してきてるんや!
学校も二種類あるそうな。
基礎教育は、フランス語か英語の学校を選ぶそうな。
それでも、英語校は少ないそうや。
その後、上級学校で、ほかの言語を学習するそうな。
ほんまに フランス語しか使わない人が多いそうな!
観光産業に従事してる若者にゃ、そんなかたくなな人はいないようであったぁ。
だからと言って、店員から積極的に話すわけでもなさそうやん。

*録音:みやげ店のようす


☆ケベック州でも、カナダから独立する機運が高まりつつあるそうや!
最近住民投票があって、わずかな差で独立は留まったそうでおましたぁ!
メープルと観光産業、さらに食料生産の向上かぁ。
豊かさが、そんな独立意識を増幅させてるんかいな?
にほんから見ると、カナダは一枚岩や思うてたけどなぁ!
なんせ シャケでつながるお友だち国やん!
川幅1000mというセントローレンス川の堤防の上で、日本との関係思いだしたぁ。
シ鮭、シャケなぁ?
このセントローレンス川が鮭の本場ですねん。
大西洋から、鮭がわんさかと産卵のため上ってきますねん。
めっちゃ長い広い深い川ですやん。
なんぼ漁民が獲っても獲りきれまへんどすわぁ!
そうやった、キングサーモンっていうんやったぁ!
大西洋を回遊するサーモンは、二種類しかおらんそうな。
日本の川を上ってくる太平洋をかいゆうの鮭とは、ようすが違うそうな!
カナダじゃ、いつの食事にも、サーモンがあったもんなぁ!
生もの、燻製、乾物を煮たり・焼いたりしたサーモンを食べたんやったぁ!
大きな海老も食べたなぁ。
他にも、いろんな海の生き物取れますんやてぇ!
大西洋から、運河や水門を超えて上ってきますんやなぁ。
エビもチョウザメなんかもでっせ!
セントローレンス川がケベック州を作った、命の川でんなぁ!
いっぺん船で、クルーズしてみたいなぁ?波あれへんのでぇ!

**ビデオ:セントローレンス川のようす


#10.さらにセントローレンス川を下って、モントリオール市にやってきましたぁ!
勿論 同じバスでんや。橋を渡ってモントリオール島にきましたぁ。
広いモントリオールが島なんやてぇ。川やない湖やなぁ!
71才のおじいさんドライバーどしたぁ。
カナダじゃ、停年おまへんそうどしたぁ!
人口少ないんで、元気に働ける人なら、みんな受け入れてるんやろな!
日本なら、あっさり停年かもなぁ?
昔にゃ、フランス人探検家はいっぱいやってきてんやろな?
それぞれが探検して開拓した土地で、城郭都市をかまえたようでんな。
もんとりおーるは、フランス人だけじゃのうて多くの国から移民や難民を受け入れてきたぁ!
今じゃケベック州最大の人口で、ケベック州の州都となっている。
それが、ケベック州の独立を止めた原因かいな?
街の中心が、旧市街地であって観光の目玉となってまんにゃ!
やっぱりフランス風の建物が並んでおりますんや。
土産物やもぎょうさんおますわぁ。
一番は、ノートルダム大聖堂でっかな?
無論カソリックでパリのノートルダム寺院を移転したつもりなんやろなぁ!
参考:フランス語でノート ル ダムとは「我らの貴婦人」という意味である。
イエス・キリストの母である聖母マリアを指す。
中へ入って、ちょっとだけ見学さしてもらいましてん。
やはり聖母マリアの絵が正面におましたぁ。
まさしく聖母マリア教会ですなぁ!
左側に階段がおましたぁ。
高い上から、神父さんお説教しますんやな!
旧約聖書の言葉の絵が、ステンドグラスにありましてん。
*写真:ノート ル ダム大聖堂のステンドグラス
ミサの最中に忍び込んだおいら達やん!マリア肖像の上の窓ですねん!


☆冬の豪雪と極寒の環境じゃ、地下に生活の基盤を作るん当然なんやろなぁ。
地面の下にゃ、下鉄や地下街が広く発達してるそうな!
スポーツも屋内のアイスホッケが最も盛んどしたぁ。
フアンもいっぱい集まって、試合はめっちゃ盛り上がるみたい。
プロ野球のモントリオールオリオールズは、ワシントンへ移転してしまってたなぁ!
野球人気低いんで、あんまし、お客さんこないそうな?
残るは、トロントブルジェイズだけやなぁ。
そんなん考えもって、旧市街の土産店なんかを見てまわってた。
いや、おいら、ついて歩いてるだけやってん!
フリータイムに旧市街地を4人で歩き回ってたら、いつのまにか迷子になってましてんや!
歩いてるとこ、みな同じようなもんなんで現在地不明っていうことやん!
四人とも、おいらみたいに不自由な人になってもたぁ!
道を訊いても、歩いてるん旅行者ばっかしでラチあきまへんにゃ。
ブロークン イングリッシュじゃ通じんかったぁ!
4人そろってても、迷子になりますんやな。
「私のホテルどっちですか?」なんてきいてなぁ!
他の日本人ツアのガイドはんつかまえたナビチャン!
ナビチャンに「旅の恥は、かきすて!」を丸投げしてた3人どしたぁ!
ほんでも、あちこち回ってる間になんとか宿に戻れましてん!
とんだハプニングのあったモントリオール観光でおましたぁ!
*写真:モントリオール旧市街
ここだけが中世の感覚を残す巨大モントリオールのブロックという旧市街地ですねん。勿論、フランス風でおますな!









△△3 カナダ西部ゾーン  カナディアンロッキー山脈の大氷河の巻




▽▽えっ 熊!そんな少ないん?山ばっかしやのにぃ?▽▽
☆カナディアンロッキー山脈、見渡す限りの山また山やでぇ!
ベアァ!なんで、熊あんましおれへんのかいな?
ここバンフ国立公園にゃぁ。
全部で50頭ぐらいやと言う。熊口密度低いなぁ!
まぁ そのぶん安心して山登りでけまっけどな!
北海道の知床半島なんか、400頭もいてるそうな!
同じ、冬にゃ寒い寒いとこやでぇ。
☆そのわけ、教えてくれましてんガイドはん!
熊が食べる餌が、めっちゃ少ないんやそうな。
3000m級なんで森林限界線ということもあるがぁ。
氷山で樹木の生長が殆どできない。
育つ夏は、60日ほどやという。
森林限界線、見えてる木、ひと夏過ぎても高さ1mほどしかないそうな。
冬になれば、豪雪と極寒で植物もなくなるんやぁ。
木の実は、殆どないと言う。
熊は、草の葉や実を食べるしかないそうな。
つまり食料難ちゅうことらしい!
水は、ありあまるほどありますなぁ。
川にゃ、水ぎょうさん流れとりまっさ。
ほやけんど、好物の鮭 いっぴきもおりまへんのやてぇ!
熊の餌、川にもあれしません。
大西洋まで3000kmと長いんで、サーモンもきつい流れ遡ることでけへんそうな!
こんな熊が、安心安全に冬眠でける洞穴少ないんやそうな!
そんなわけで、熊も子孫繁栄どころか生命も危ないんやてぇ?
かわいそうにぃなぁ!生活保護いりますんやな!


#11.なんちゅう広い広い平野ですかなぁ!
なんぼバスで走っても走っても、周りを見渡しても山なんかあれへんそうどしたぁ!
今度は、西のアルバータ州ですねんや!
今、モントリオールから飛行機で4時間。
カルガリーに到着しましたぁ。さらに、国道一号線をバスで西へ向かってますねん。
ガイドはんの声が子守唄になりまんにゃ。
なんせ、カルガリー空港でランチ腹いっぱいやからなぁ!
広い広い国土に、観光地、ポツンポツンあるんやもん。
ほんで、移動に時間かかりますねん。
そいでも、カナダじゃ高速道路を無料にしてまんにゃ!
カナダでの観光案内は、全部カナダに住んでる日本人ガイドばっかしやってん。
おかげで、案内総て理解でけましたぁ。
いっぱいやってくる観光客、ネコの手でも借りたいカナダ旅行社やそうな。
勢い、手があいてる日本人アルバイト集めた感ありやん!
ほいでも、たどたどしい日本語の現地人みたいに、トンチンカンなことおまへん。
贅沢なもんで、その代わり子守唄みたいでぇ。
つい眠とうなりますねんや。悪いけんど!
だんだん ガイドはんの声、小さいもんになってきましたぁ!
3時間も走ったかなぁ?
「あれあれ 山に雪が載ってるわぁ!」とメイシィの大声!
周りは山ばっかしになっててんや。目がさめたぁ!
トッシャン、うまく撮影してくれてんかな?
えらい冷えてきたなぁ、窓ガラス冷たい。
いよいよ3000m級のカナディアンロッキー山脈に到着どしたぁ!
*写真:カナディアンロッキー山脈
高さ3000m級の山脈なんやけんど、雪帽子も写ってるかいなぁ?バスの中からやもんでぇ!


☆このロッキー山脈は、北から南にあって、カナダを東西に分けてまんにゃ。
ロッキー山脈は、カナダからアメリカのシアトルへ続いてるんやそうな。
さらに、南のカルフォルニアへと北アメリカ大陸の背骨みたいにでんな!
この高速道路 ずうぅとぉ西の太平洋に向かっている国道一号線。
このでかい山脈を、うまく超えていきまんにゃな!
そんなトンネルの話、聴けへんかってん。抜け道あるんやろな?
さらに西には、西海岸に三番目のバンクーバーがおます。
暖かい アラスカ海流が、西岸を北上している。
バンクーバーは思ったより温かい気候!
それで、山脈の西側の斜面は、カナダでも豪雪地帯やという!
住みたい都市? 世界ナンバーワンらしい!
到着してん。やっと到着してんや!
山脈の東側にある、山あいの湖レイク ルイーズどしたぁ!
*写真:レイク ルイーズ湖畔を散策する観光客
「いつまででも散策していたいと思うレイク ルイーズ湖畔やぁ!」と観光客は言う!


**ビデオ:レイク ルイーズの湖畔のようす


#12 待ちに待ったレイク ルイーズにやってきましたぁ!
足元にお花畑あって、澄んだ清水の湖がおますねん。
その向こう岸にゃ、山と山との間から真っ白い雪の塊が落ちてきそうになってますんや!
このでかい白い塊が、ビクトリア氷河ですねん!
それが、見事に水面に映ってまんにゃ!
まるで鏡みたいやんてぇ!
これから、あの氷河の上に行って歩きまわりますねんや?
きょうは、またとない快晴の日で、空も青く周りは山も湖もはっきりくっきりやそうな!
カナダにきてきょうまで、一滴も雨降ってまへんでぇ!
*写真:みごとな朝のレイク ルイーズ、水面に映る氷河
朝8時ごろの撮影なんやけんど、太陽が昇ったとこだんにゃ!なんせ、サマータイムと高い山合いなもんでなぁ!


#13 おお よう冷えるなぁ。+2℃やてぇ!
ぎょうさん重ね着して氷山に向かって登山ドライブどすわぁ!
おととい雪が降って、ちょっと積もったみたいやった。
晴れ上がった天気なもんで、陽ざしが強く温かいドライブやん。
紫外線、めっちゃきついぞぉぉ!窓ガラス安心やでぇぇ!
右に左に氷山・氷河・湖をハシゴしながら、写真を撮って行く有料道路ですねんや!
*写真:氷山を巡るドライブウエィの見晴し台に立つおいらでぇすぅ!
おいらがロッキーにやって来た証拠どすねん。向こうにゃ、遠くレイク ルイーズがおますぅ!


☆水の色が、時刻で変わる湖にきましたぁ!
氷河が、山肌を削って流れた時。
含まれてる岩石の細かい粒子が浮かんでる湖。
水面の粒子に日光が反射して淡い緑色に輝いてるそうな!
周りが山だらけ、その間にある鏡のような水面の湖!
快晴の空、ワンダフルやん!
氷河の水が流れ落ちて溜まった緑色の湖である。
「まぁすんばらしい!」の一言につきるみたいや!
*写真:山に囲まれた湖のペイト レイク
氷河が、山肌を削って流れおちる時に含まれてる細かい物質が浮かンでる。時間ごとに色が変わる水面やそうな!


☆U字谷は、氷河の流れが山合いを通過した痕跡でおます。
日本の谷川の濁流が造ったV字谷とは、削れた形に違いがありますねん。
氷河の雪崩の流れでは、山の削れた山肌が垂直になってますんや。
氷河が流れ出す時、とんでもないパワー発揮しますねんやなぁ!
ほやから、谷の両側は断崖絶壁ちゅうことでんにゃ!
雪崩が終わってから、雪解け水の浸蝕で河岸段丘でけてまんな。
そこの段丘を道路にしてますんや!
アイスフィールド パークウエイって言うてましたぁ! 観光ルートとなって、バスやマイカーが行き交うサマーバケーションロードやそうな!
総延長200kmもあって、1000mをもアップダウンするんやってぇ。絶景やん!
ここだけ、有料道路やって!環境保全の資金なんやそうな!
※U字谷を見てますねん!
イメージは、真ん中の谷川を境に右に高い断崖・左にも高い断崖ですねん。U字谷やぁ!
歴然とした絵が、一枚に収まって撮れてるつもり?
左右が、めっちゃ広いんで、無理どしたぁ。残念!
*写真:片方の断崖の岩壁でぇすぅ!
氷河の雪崩が削った岩壁どすんや。想像でkへんなぁ?大自然の底力やんな!


#14 山と山の間の氷河にきましたぁ!
標高2000mの氷ばっかしの広い広い平原どすわぁ!
コロンビア大氷原の一つのアサバスカ氷河ですねん。
でも立ってるとこ、その広いアサバスカ氷河の はしっこですって!
広い氷河なんやが、氷の裂け目や空洞があちこちにあって危険いっぱいやそうな!
怖い怖い!ほんのちょっとだけの場所、歩かしてもらいましてん!
♭.20年前にきた時には、周りに高い山があって 氷河の存在が歴然としてたなぁ!
*写真:現在のアサバスカ氷河(2016.10.03)
危険がいっぱい!ちょこっとだけ、滑り止めつけた靴で踏みしめたんやぁ!歩いた感触?の氷河ですねんや!


☆氷山も氷河も、年々痩せてきてるんやって!
一年に5mほど低くなってるそうな!
これも地球温暖化の影響なんやろかぁ?
氷山の溶けた水は、山肌を流れるんやな!
それに、溶けた雪の水が、氷河とか山肌の裂け目で水たまりになるんやてぇ。
山肌も氷河も、新しく凍結する時の膨張パワーで崩壊するんやそうな!
それらが雪解け水と一緒になって流れてしまうそうな。雪崩やぁ!
つまり 氷山が、だんだん低くなるちゅうことやってん!
数百年後にゃ、氷山じゃない山脈になってるそうやん!
温暖化で、新しい氷河ができることがないんやってぇ。
ほいで、ちょっと雪が溶けた黄色い色した氷河になってるんやそうな!
ふうぅぅん 氷河のカナディアンロッキー、もうおしまいなんやぁ!
*写真:雪上車
20年前の雪上車とはちゃうな!キャタビラからゴムタイヤに変わってましてんや!


☆ 氷山やぁ。氷河やぁ。湖やぁ。川やぁ。おもしろい形の山やぁ!
なんて説明を聴きながら、段丘の道路をバスは走る。
山も氷河も河川も、みんな人の名前がつけられてんや!
こりゃ 目印にええ形の山やん!
はるばる3000kmも川を上って来た探検家が、故郷を見たそうな。
つまり 生まれ故郷の古い城を認めたという。
それでキャッスルマウンテンとなづけたんやてぇ!
*写真:キャッスルマウンテン
フランスから長年かかってボウ川を上ってきた探検家が、故郷の城にそっくりの山を見つけたんやな!ほんま懐かしかったやろなぁ!



#15 バンフの街!たった住人7500人の賑やかな街!
ずいぶん走ったなぁバス!
標高1500mにある街まで降りてきましてんや!
カナディアンロッキー山脈の観光拠点の街、バンフでしてん!
現在では、石油が採掘されてエネルギーは、輸出するほど出るそうな。
その昔は、鉄道建設とあいまって石炭を探してましたぁ。
石炭の山のバンフは、炭坑夫の集まった宿舎の街どしてん。
温泉が見つかって、街は観光客やスキー客の拠点と変わって栄えてるそうどす!
ただの土産物屋と宿泊施設ばっかしの街やそうな?
と思うたら、古いフランス風たたずまいの街並が観光客に人気あるそうどしたぁ。
あった。あった。大橋 巨泉のOKショップ店も、まだ残ってたぁ!
20年前と同じように、日本人客うようよしてましたぁ!
カナディアンロッキーを下りてくる途中に、でっかいボウ氷河があってん。
ボウ湖もその下におましたぁ。
それを水源にしたボウ川が、バンフの街中を流れてましたぁ!
川あれば滝あり。であちこちに眺めのよい滝おますんやてぇ!
おもしろいなぁ?おいら、何も見えてないもんやでぇ!
ガイドはんの話だけやったら、日本の温泉地そっくりどすえぇ!
古い家並・温泉・周りにゃ山・川と滝とそろってますんや!
そない思いまへんかいな?
★ちなみに今日の天気:カナダ・バンフ標高1500m・11月24日
曇り一時雪/気温 最低-7℃最高+4℃ 紫外線最大1 低い
雪が積もっていて、殆どのコースでスキーを楽しめるそうです。
来週には、ワールドカップ女子滑降スキーがカナディアンロッキーでおこなわれるそうでんな!
(3000mを超える氷山じゃ、-20℃ぐらいやなぁ!)
*写真:バンフの街並み・10月4日
どっち向いても高い山ばっかしやん。それにボウ川により沿った街でんにゃ。温泉 出て良かったなぁ!


☆このボウ川も、東へ東へと流れてハドソン湾に出てるそうどしたぁ。
そうかぁ?山脈の東側やもんな。大西洋に流れていくしかないんや!
うぅぅん 3000kmぐらい流れていくんかいな?
でっかい川やん。それに長い流れやなぁ!
日本と同じで、途中で合流したり名前変わったりしてなぁ。 冬になって凍結するんやったら、スケート場に早変わりするんかなぁ?
長い長い流れなので、逞しいシャケも上ってこれないそうな!
産卵するために川を遡上してくるキングサーモンも、体力と時間切れで途中までかいな?
めっちゃでっかいキングサーモン、大西洋をグルリィと回遊して育っていく二種類の鮭やでぇ!
それに、緯度は樺太とおんなじなんやてぇ!北緯60度ほどかいな?
真夏じゃ白夜、真冬じゃ黒昼に近いもんあるんやろな?
山脈降りて平地であっても、高知なんで牧畜が多いそうでしたぁ。
うまいこと分業でけてるんやなぁ!
五大湖のある東部は、工業地。平野の多い中部は、農業地。
西部は、山間地ばっかしなもんで酪農地となっている。
うまいこと地域的な分業でけてますんや!


**突然でっけど、闖入者の書き込みでおますねん!
カルチャアショック受けました。おいら、この75歳になって!
日本の常識は、世界の常識ではない!ということでした。
どこにも山が多い、平野が狭い日本の国土。
雨雪の流水は、長年かかって曲がりくねった谷川を広げる。
岩石は、流されて石ころや砂になり、平地で堆積させて平野を造る。
邪魔な物を避け低い所を求めて蛇行する河川!
おいら、そんな一つの概念を子どもに押しつづけてました!
カナダでは、そんな論理は存在しません。
広大な平地の中に、海底が隆起してできたロッキー山脈が存在する。
国土に5mもの凍結した雪が冬中積もってる。
海底が盛り上がってできた大地、重量で土地が固まる。
春には、雪解け水が低いところを大量に流れる。
そんなボウ川は、名前を変えて大西洋のハドソン湾まで3000km流れる。
平地では、殆ど蛇行しない河川。
日照時間が長いので雪崩がおきやすい。
流水にでっかい氷の塊が川底をえぐってながれていく。
春の川は、とても危険なんだそうです。氷の塊は、全体が見えてまへん!
流氷は、流れてしまったら何ものこりません。
あるのは、深い深い河川だけということですな。
しかも川幅は、何kmもあるという。
大西洋に近づくと湖沼や運河がたくさんあるそうです。
セントローレンス川では、川幅150kmのところもあるみたいです。
モントリオールを歩きながら、この大都市が島だと聞いてもピンときませんどしてんや!
話かわりますが、自然の山や河川・街なんかには、フランス人などの名前ついてまんにゃ。
探検家や開拓にがんばった人らの名前だんな!
地域がかわると同じ名前がでてきてました。
先住民のつけた名前もありました。
そんなカナダの国土は、12月の現在じゃみんな雪の下でしょうね!
半年も、雪の下でがんばりますカナダ人。
過酷な自然をそれなりに受け入れて生きる。
適応じゃない、おいら順応やと思いまんな!
関西人では、理解しょとするんがどだい無理なんでっしゃろな! 


☆☆話戻って!
☆食事の時に出てくる食べ物は、カナダのどこででも似てるんや!
さっきのカナダの地域的な産業構造が、結果として具体的な形になってますんやな!
鮭や海老と牛肉・豚肉・鳥肉は、いつもどこでもあったもんなぁ。
ジャガイモ・牛蒡などの根菜類も多かった。豆類もいっぱいやん。
野菜は、日本と殆ど同じ物どしたぁ。
多少、大きい・固い。・味がちょっと違う。程度であった。
キュウリは不味い。スイカは、甘くて美味かった。ぎょうさん喰ったぁ!
フルーツは、パイナップルが美味い。柑橘類は、不味い。でもジュースは、どれも美味かったぁ!
日照時間や土壌で、日本とは育ち方がちゃうんやろな?
ドレッシングは、やっぱりメープルシロップ入ってましたぁ!
旅行してる間、食べるもん困ることなかったなぁ!
なんせ香辛料にゃ弱いもんでなぁ。ピリカラなくてよかったぁ!
それでも野菜類は、高い値段やそうな?
半年が寒冷地やもんなぁ!
生野菜は、冬の間少ないもんなぁ?
いっぱい食料あるときにゃ、観光客いっぱいやん。
冬にゃ、食料も少ないが観光客も少ない。自然環境に合致してまんにゃな!
漬物も、みたことあるもんばっかしやってん。美味かったぁ!
そんなんで、ぎょうさん喰ってしもうたんやなぁ。
それたたって、2kg体重が増えてしまいましてんや!

☆もう一つ後悔したことおますねん!
それは、食事の時使う箸どすわぁ!
アメリカンスタイルのレストランじゃ、殆どお箸ありますよなぁ?
隣の国やから、だいじょうぶあるやろ思うとりましたんや。
あにはからんや!全然おまへんどしてん!
飛行機でも食堂でもレストランでも、全然おまへんにゃ!
「おハシ?」「ジャパニィズ フォーク?」「フード スティック!」
どれも通じまへんどしてん!
こんないっぱい日本人観光客あるのになぁ?
それにアジア人いっぱい住み着いてるのになぁ?
サービス精神不足なんか?
考え方が違うのか?
我慢強いけんど、鷹揚な国民性かもな?
いやぁ 「郷に入れば郷に従え」ちゅうことかもな?
カルガリーでの出国審査は、あっさりとしていて「ええから、早く帰れ!」ちゅうことかいな?
トロントでの入国審査は、人間扱いやなかったぁ!
ランダムにピックアップして徹底的に検査しょうという体制でしてん!
ひっかかると、無駄な時間がかかるし予定もずれてしまいますんや。
まぁ アメリカのテロ事件以降、隣国のカナダも厳格にしてんやろけどなぁ!
なんやかんやとハプニングあったけんど、総じておもしろかったカナダ旅行でおましたぁ!
*写真:飛行経路図
飛行機の中で見たディスプレイ画面どす。ゲームも楽しめるんやってぇ?


☆最後に一つ、やっぱり北まわりがよかったなぁ!
カナダ9日間ツアー
・日本成田−−アンカレッジ−−トロント着--ナイヤガラ−−トロント--ローレンシャン高原--ケベックシティ--モントリオール−−カルガリー--ルイーズ湖-−氷河−−バンフ--かるがりー--アンカレッジ--日本成田
・ナイヤガラ2泊・レイク ルイーズ2泊だとゆったりと観光できると思った。
関西空港からの往復で、さらに帰りがバンクーバーからだともっとよかったと思う。

## 長らくのお付き合い、ありがとさんでおましたぁ!
白雀、感謝感謝でおますぅ!・・・(2016.10.31.記)


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k01

■01 カンボジアとベトナムの旅!


☆白雀の今回の旅行の最大の目的は、世界遺産のアンコ−ルワット観光でおましたぁ! 併せてベトナム観光もしてきましてんや。
まあ 添乗員ありの団体旅行なもんで、気楽に旅行できましたぁ。親しいアライさん夫妻とおいら夫婦の4人で海外ツア−に参加したんでんにゃ。視覚障害者のおいらでも、手助けしてもらえるんで安心安全で観光できましたわぁ。  まだ 寒い日本から、もう長い乾季が終わる暑くてめっちゃ埃っぽい南国への旅行でしてん。
・関西空港からベトナムの北部のハノイ空港に着いた時は、ちょうど良い気候でしたぁ。大阪の5月の連休あたりの気候でしたわぁ。
・ほいでも、カンボジアのシエムリアップ空港に着いた時には、めっちゃ暑いとこに来たんやなぁと肌で感じましてんや。30〜40℃の気温で、真昼の頃にゃ総て4時間ほど昼休みどしたわあぁ。不思議な風景でんにゃ。おいらにゃ見えてへんけんど、周りは、どこまでも山がおまへんちゅうことでしてんや。これで雨季になって毎日スコ−ルがあるんじゃ、水びたしどころか大池ばっかりやん。その間にギラギラ太陽が照りつづけるんじゃ、植物よう制育つるん当然やん!気温も湿度も上がるばっかりやん。勿論、観光なんかできしまへんな!みなはん、休業やそうな。ホテルもいっぱいあんのになぁ!
・次に、南ベトナムへ行きましたぁ。アメリカンスタイルの大都会ホ−チミン市の空港に着いた時、暑さはちょっとだけしのぎやすかったでおます。南へ南へと行っても強烈な暑さはおまへんどしたぁ。やっぱり湿度が低いからでっかなぁ!だいぶ緯度が南にきてるちゅうことかいな!太陽より南やもんなぁ。なんかわからんけんど、東南アジアやぁ!という思いがしましてんや。それは、寒い3℃の冬の関西空港に帰って来た時、さらに強い思いになりましたぁ!(2013年3月上旬)

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◎ベトナム
・・・越南国

(2013.03.05のこと)

☆ベトナム北部


・ 関西空港から4時間半ほどで、ベトナムのハノイ空港に到着やん。しめる空の旅で樂年寄向きやったぁ。
 おお隣に巨大新空港ができつつおました。おいらの税金も費こてんやん。日本のODAで
っせ!ほかにも、橋や高速道路、学校もODAでっせ!
 ハノイ市は、800万人の大都市やけど、なんとのう元気おまへんなぁ。活気おまへんな。共産主義社会ちゅう先入観邪魔してんかなぁ?ほやけど、びっくりしてんや。まあ道路は、モ−タ−バイクだらけでんにゃ。500万台あるそうや。歩いてるおいらの横、2〜3列でえバイク前詰め詰めでぶつかりそうになって抜けていきまんにゃ。まあ50〜125tのバイクのようや!大きいバイクは、高価で買えんそうや。労働者の平均月収5万円ほど
やそうな。多いメーカ−のバイクは、ホンダ・ヤマハ・スズキの順やそうなぁ。ホンダが多いのんは、燃費の差やってぇ!びっくりや、1リットル120円ほどやけどなぁ。ドンじゃ買いがたいんやな。後のシ−ト長いんやでぇ。最高4
人乗りまでOKなんや。免許は18歳からやて。これで100〜200KM通勤通学の人を運搬するそ
うや。最高7人乗ってるそうや。三輪車にしてんのもあるみたい。自転車、あんまり人気ないそうや。四輪自動車少なかったぁ。信号機も横断歩道もあんましおまへ
んそうな。道路渡れまへん。右側通行やった。二本じゃ右・左・右やけんど、ここみたい車が右側通行じゃ、左・右・左と確認してから横断するんやな。慣れんから怖いそうやったぁ。そいでも「赤信号、みんなで渡ればこわくない!」とガイドはん、集団でゆっくりゆっくり渡るのがコツだとか・・・・。バイクよけてくれまっせん!これでも保険おりるんかなぁ?

・ベトナムきたら、うどんに似た「ホー」食べるん楽しみにしてたのにぃ。ぁ
「なんや、これパサパサやん。めっちゃまずい!米の粉だけでしてんにゃ!」。アヒルの丸焼きもあったぁで。食べ物は、中華味あるいカレ−味ですわぁ。がっかりだす!
・観光バスで田舎を走っててわかったぁ。郊外にや日本の工場がようさんあった。ホンダやスズキのもあった。
さらに行くと田園風景がひろがってたぁ。国民は、土地所有権なし、使用権だけありや。家族数に合わせての口分田やった。10年ごとで見直しやってぇ。どこかで聞いたような話やん。日本みたい狭い耕地で、家族揃って田植えしてたぁ。きょうは、休日や。都会からバイクで戻ってきた孫子が手伝いやん。毎日の食べる米を送ってもらうそうや。そうかぁ。家族の内のギブ アンド テイクやなぁ。けなげやなぁ!牛や水牛が、あちこちで農耕に働かされてた。なんだか痩せてんな?無理おまへん。乾季で殆ど草おまへんそうな!米は、二期作やけど、ちょっと寒いんで収量少のうて生活貧しいそうやった。とても機械化なんて!なんか、おいらの子どもの頃の二本農業の光景みたいやったやん!気温23℃の昼や、なんかどんよりした天気や。4月にゃ35℃になるんやて。雨季も始まるそうな。南北3000kmあるもんな差あるわなぁ。ここは北部やもん。
うわぁ アヒルの牧場やぁ、豚もいっぱいいるわぁ。牛はおらないやん。遠くは、桑畑が多いそうやった。シルクの本場やったなぁ!

・シルクの国営企業を見学してんや。刺繍のある土産物作ってたぁ。手芸品は、ベトナム戦争で南部での枯葉作戦で遺伝子破壊を受けた親から産
まれた子どもたちであるという。
一家庭に10人の子どもは、どこの家庭も当たり前の家族構成やそうな。貧しい家庭に戦禍の奇形児が生まれていれば、養育費がかさむので貧困に輪をかけてしまう。意図的に障害のある児童を教育して、シルクの手芸品の製作・販売・営業と最前線に立たせて、ベトナム戦争を風化させない国策やそうな。アメリカ合
衆国じゃ、大手ABCマ−ケットで手芸品を障害者自身で接客販売しているそうな!ABC
作戦ちゅうことやった。いや ベトナム作戦やな!


・・・世界自然遺産

・ハノイから東へ200kmほどバスで移動やん。なんせ鉄道は、貨物だけで一日2回やそうな。
あんまし高い山ないんやなぁ。それでも山地に入ってきたぁ。無舗装のガタガタ地道を登ってる。前からくるトラックは、もうもうとホコリ舞い上げてくる。乾季やから・
・・。違った。炭鉱やったんや。すごいな!露天掘りやん。土砂を2・3Mほどめくったら
無煙炭いっぱい採れるそうや。それを、粉にして煉炭つくってんや。鉱物入りの上等で火もちがええちゅうてことや。そうか、ガスの代わりかいな!おいらの子どもの頃、煉炭火鉢で
シュンシュンのやかんを思い出してんや。豆炭アンカもなぁ!
・「ひやあ きれいやあぁ!」「おお みごとやぁ!」歓声がバスん中、かけめぐっ
た。ハロン湾が見えたんやなぁ!

☆ハロン湾広い湾やなぁ。まわりは、岩山の切り立つ崖みたいや。港いうより狭い路端から小舟で、ちょっと深い場所に停泊して
る大船に乗り移った。魚の昼食とってる間に、どんどん進んでハロン湾の中央の海底が深い場所へきたんやぁ。周りには、観光船だらけやった。いろんな国からの観光客の見られる船やそうな!二階建ての客船で定員50ほどみたいやった。でも船は、大小様々みたいや。中には、商売してる船もあった。船の開いた窓から客に見えるように、真珠やシルクなんかを高くかざしてましてん。ええ商売やなぁ!
・あちこち島があり、いずれも崖で奇形で色もさまざまのようや。奇形した岩や動物などの形をした岩もあったぁ。豪華で素晴らしい眺めで壮観のようであったぁ。
一番大きな、唯一砂浜のある島に着いたぁ。展望台へ登った。360度の豪華な景色は、さすが世界遺産と、
みなはん絶賛やった。岩山の島には、洞窟やトンネルがあってあちこちから歓声が聞こえてきたんやぁ。海底は浅い岩場や。だから箱舟に乗り換えてトンネルの中へ、通りぬけてくる。みんな懐中電灯で奇岩探しをしていたよ。カヌーで漕ぎまわってる外国人がみられたけ
ど、まだ水は冷たいようだった。ここに夕陽が落ちてくる時だと、もっと荘厳な光景やそうな。ええ写真できるやろなぁ!
 北東に広い砂浜が見えるそうや。その向こうは、中国の国境で雲南省やって!中国からの海水浴の家族で賑わう
とのことやった。不法入国ちゅうことかいな?ベトナムでは、明確にするためベトナム船は国旗を立ててるそうな。国境、どのへんかいな?

・ハロンわんでは、まだ、観光施設が整備されてへんから、トイレや食事に難儀ちゅうとこやったん。こんなに観光客が押し寄せてくることは想定外やったのか?まあみんな無愛想な係員ばっかりやん。どれも公務員ちゅうことかいな?
一見身なりがきちんとした働く人は、公務員ということやった。この国では、ドジふんだらもう出世は皆無だそうなんやてぇ。そりゃ、えらいこっちゃ!客のほうは、まるで見てないちゅうことか!
こんな観光客増えたら、海水は、自然と汚れるやろなぁ?そうなんやて、もう海岸にゃいろんなもん浮いてるそうやったぁ。ざんねん!
☆写真が一枚。
奇妙な形の岩の島だだけの広い湾でんね!


☆ベトナム南部


・ホ−チミン市は、めっちゃ賑やかな街やったぁ。大阪梅田かいわいと変わらんかった。日本食の店もあちこちに見られたそうな!それはもう大都会やったぁ。長年にわたり米軍がいすわってたんや。当然アメリカンスタイルが普及してんやな!ほいでも、中国色も根強く残ってるんやなぁ!日本人街が賑やかやったぁ。繁華街でいろんな食事や買い物ができたようやん!
 南の大都市ホ−チミン市から、バスで60km南へバスで移動してきた。静かなのどかな田園風景やったぁ。
ずいぶん緯度は、南なんやろな。
・そうや、メコン河だぁ。チベットから中国南部を通って、カンボジアを通り南ベトナムを抜けて海に出るメコン河の川口にやってきたんやぁな。川幅は、3KMおますねん。琵琶湖みたいでんな!
中国から流水が運んできた土砂で島ができてるわぁ。後50KMほどで海に流れ出るという。
所謂、メコンデルタといわれる肥沃な三角州でんな。いくつもあるんやけど、大きい洲へきました。
・メコン河は、若いころから川下りしてみたかった川でんにゃ。しかし、濃い茶色の水やそうな。魅力のうなりましてん!いろんなもん溶け込んで、こんな色してんかいな?黄砂が混ざってる揚子江みたいやん。淀川も褒められたもんやないけんど!
・中州いうても島やなあ。9000人ほど生活してるみたいや。果樹園が、多いようやった。
・川の水は、底まで茶色でっせ。川の全体が茶色やそうな。土砂や鉱物なんかとけてんや。畠の土も色つきやん!
飲料水は、共同井戸を使ってるそうや。魚がおってもわかりにくいそうや。魚貝類は、豊富のようや。面白い魚がいた。象耳魚(エレファントイヤアフイッシュ)ちゅう
魚や。象の耳みたいなエラで泳ぐそうな。ランチで食ったが・・・?やった。濃い味
してる食材ないよな。香辛料なんかの添加物がないと食われんわけや!
☆下に写真が一枚。

長い乾季のおしまい時期なんで、寂しい森で、ジャングルやおまへんな?


☆べとこんとジャングル

・どこでも10年経てば、姿がかわるけど、高温多湿、雨季ありじゃ内戦跡などおまへ
んな。老人の心中だけかいな!忘れたいのかも!ベトナム戦争のことなんか!
 乾季でも草木茂中州の入り組んで流れる小川を8人乗り小舟でめぐる。深さ1mほど
、3mはばなので前後のベトナム人ふたりが一本の棒で漕いで、ジャングルの中の水路を進むんや。そうなんや!
この小川の周りがヤシとガジュマルなんかの大木が葉いっぱい広げてんや。草も背が
高いもんになるうんやぁ。雨季になったらなぁ!体験してるん乾季の終わりやから、ジャングルちゅう感じせへんわぁ。上雨季の大ジャングルじゃ、隠れてるベトコンは、舟からでも上空からでも全然わかりまへん。
ジャングルに隠れてるベトコンが、米兵にゃ!雨季の真只中じや45℃になり、湿度90%やそうな。ゲリラ戦とマラリヤ蚊で米軍負けるばっかりやったんやろ。
・米軍は、邪魔な木の葉・草を無くすために、ヘリコプタ−で枯葉剤2・4-Dの原液をばらまいたんやろな。雨季での雨水に溶けたら、無色無臭やから気つかへんかったんやろなベトコン!、ベトコン知らんと飲料水にするもんな。可哀想に遺伝子破壊や。病気で倒れるベトコン。樹木も枯れて葉も落ちるわな!この水、米兵も飲んだんやろな。「敵を欺くには、まず味方から!」いうもんな。除草
剤の人体への影響は、すぐにわからんもんやでぇ。 終戦後、復員兵から産まれた奇形の赤ん坊!遺伝子破壊の影響は、何世代続くんか?原爆病みたいに世代を繋がるんや!
・それでもベトコン軍ギブアップしなかったんや。枯葉の下から東部の山の中のクチ
逃げてきたそうな。それぞれの村ごとにトンネルを掘り共同生活の場としたようだ。
また、隠れ家をつなぐトンネルを掘り、クモの巣状にして、一万人のベトコン兵が隠
れて米軍と長くゲリラ戦で抵抗したんやそうな。全長250kmもあるそうな。広い場
、狭い通路。立て穴、横穴、夜表に出る。進出鬼没で米兵を撃退させたようや。
 屋外で、初めに、白黒八ミリ映画を見せてくれた。落とし穴に落下、手りゅう弾の爆発、草の中から飛び出るベトコン。恐らく従軍報道記者のフイルムかも?
・おいらも、短いトンネル穴に、もぐりこみ体験してきたよ。暗く狭くて乾季なのにじめじめしていて耐え難いねん。命がけやからこそ生きていける場所やな!
・ 本当の敵は、どこにあったのかな?お互い無益な争い感じてたんちゃうかな?引く
に引けない戦いやったのか?ひげきや!
終止符が打たれてよかったぁ。ホ−チミンを先頭に国民が、
・がんばって国家統一できてよかったなぁ。それで、サイゴンが、ホ−チミンを称えてホ−チミン市というようになったそうな!国も国民もめっちゃ若いんや、これからの成長が期待されますぅなぁ!


※ちょっと、現地案内人から聞いた話をまとめてみるとしょう。
・ベトナムに棲む人種は、ベト族が90%のようや。たくさんの種族があるような。一千
年間も中国の一部として統治されてきたそうや。三国志時代の前に呉越(ごえつ)
の時代があったそうな。その越の国・今の中国の雲南省にいれられていた。表向きは、中国
語。裏の生活では、ベトナム語をつらぬいたそうな。食べ物・住まい・漢字使用等、
・生活様式が中華風なのは、そのせいかも!その後、フランスの植民地が100年もつづ
いたんやった。フランス料理は、いっぺんも出てこなかったなぁ。現地ガイドさんが、フランス
人嫌いなんか値食事の段が高いンカいな?そやけど、一番嫌いんは、中国やいうてた。ベトナム人の声やてぇ!フランスは、搾取や
略奪したので、忌まわしい国となっているみたいや。アメリカは、戦争を終結させてく
れたんで好ましい国。うぅん歴史が作った国民感情かな!民族独自のル−ツを捨てな
かったんやな。
・ 1945年8月13日第二次大戦終結と同時に亡命していた中国から戻ったホ−チミ
ンが共産主義ベトナム国を建国したのである。おいら、子供のころこのあたりはイン
ドシナやったけどな。インドとシナの間の地域いうてな。越を超えた南の国いうて越
南国と漢字でかくそうや。ベトナムもベトは、ベト族。ナムは、南超えを意味する
そうやった。
・北の共産主義と南の資本主義とで長い内戦が続いた。おいらの若いころには、内戦
を後押しする世界の共産陣営(北)と実戦協力する資本主義陣営(南)との戦いにな
ってた。アメリカが無意味なハノイ北爆を停止、引き上げて収束にむかったんやった
な。そのあと、反対派軍をやっつけて南北統一をはたした。ようやく統一国家成立。
分断ならずに・・・よかった。ホ−チミンは、ベトナムの父ということかいな!しかし、
・国内は、いや国民は、長い長い間の内戦でみんなボロボロになったもん。死亡した600
万人の犠牲の上にできた国やんな。どこを見てもはたらいてんは、公務員ばっかり
のようや。多くのこくみんは、ひどく貧しい生活、よぎない暮らしみたいや。特に子
どもが10人もいるちゅうことはしんどいな!そのなかに戦争被害者お抱えてたらもっ
としんどい。資本主義経済に舵を切ってるとはいうけれど・・・?中国パワ−から抜
けられるんかな。支援は、一に中国、ロシア、アメリカであり、次に日本だそうや。
・ 中部ベトナムには、工業化拡大によって不足する電力補強で原発建設をいそいでる
そうな。
三菱重工が・・・。ODAかいな!ガイドはん、きばってたよ。「ここ、地
震おきません。津波ありません。勿論、台風きません。原発絶対安全です!」ちゅう
て!高い山ない、風力小さい、乾季雨季あるか!おいら、これ聞いてどう考えてええ
んか・・・迷った。反応できんかった。
・ 2000キロ南のホ−チミン市は賑やかな大都会やん。すごい活気がある。まるで大阪
みたいやん。長年アメリカが幅きかせていただけあるなあ。アメリカナイズやぁ! 
日本人街は300店あるといういろいろな店舗があり、夜も賑わってたよ。。外国資本
は、多い人口を目当てに投資をつぎ込んでくるんやな。工業の発展がねざましいのは
、平均35歳の労働力活用の国策かな!増え続ける人口も一億人になろうとしているそ
うな。それで、ふたりっ子政策を始めているという。それでも、大半は、農民である
ようや。農業国であることには変わりないと思う。モーターバイクは、ホンダ社。自動車は、ドヨタ社
が圧倒的やった。
冷蔵庫は、トウシバ。テレビ、パナソニック。洗濯機は、サンヨ−という神話はま
だ生きてるみたいやな。
・ホーという麺類がうまかった。素うどんにいろいろとトッピングして食べるホ−は、南の方が、つるっとしていて食
べやすかったよ。なんでも中華風味なんで、食欲が落ちてきたんや。33℃の暑さのせ
いだけやおまへん。そやから果物食べるしかないんや。
・このホーの麺類は、カンボジアが一番うまかった。次は、ホーチミンで、まずいんはハノイやったぁ!
・事前に、大腸菌がきけん。生水、生野菜、切り果物は、絶対食うな!耳には、残ってたが・・・!おいらも、腸はめっちゃ弱いから、禁止令ようわかりまっさ!現地ガイドはん、おおきにぃ!


◎ カンボジア


☆写真一枚。

塔の間から昇太陽に願をこめるそうな!


☆アンコ−ルワット観光



・「あっと 急ブレ−キや!どうしたんや?」朝5時起きやったから寝てもてたぁ。バス降りて個人写真撮るてぇ!「アンコ−ルの入場券のカ−ドつくるんやて!外国人は写真入りやて!」ちゅうナビチャンの声で目さめたんやった。アンコ−ルは、独立行政法人みたいもんや。権利は、政府が半分、法人が半分ということやてぇ。このカ−ド持ってないと入場でけへんねんや。通行手形やん。
長年にわたって、盗難にあい国外に流失してるそうなぁ。
・まずは、アンコ−ル・ワットの外から、建造物の間から昇旭を写真に撮るために早朝やってきた。池を挟んだシャッタ−ポイントである。その位置に外国人いっぱいいる場やん。「背が低い日本人やから、ここでないと撮影無理です!」と現地ガイドのホ−さんが、申し訳なさそうに言うた。高い塔が立ち並ぶ間から昇る旭がみえるそうやん。ご来光やんなぁ。幸せもらえるという?こんな端っこじゃ、うまく見えへんでぇ?せっかく池に映る逆さ像撮りたったのに!「あっち行っても外国人の頭写すだけですよ!」ホ−さんに窘められて・・・。6時35分昇旭さつえい!あんまりええ写真にゃ撮れなかったナビチャン。
後ろのカンボジアのねえちゃんが売ってる。3枚1000円のほうが、はっきくっきりやん!

☆ 日本では、アンコ−ルちゅうけどこっちじゃあんこ-かいな。そういえば、このアンコ−ルワット観光の拠点の街シエムレアプも日本じゃ、シェムリアップなんていうてたなぁ。
空港付の観光都市やってなぁ!
 まずは、アンコ−ル・トムか
ら見学や。なんやねん?残ってるんは、これだけかいな?長い内戦のうちに壊された
そうや。作られたんは、平 清盛が生まれたころかな。9平方kmで塀で囲まれて
る。まあ 平安京みたいもんやなぁ。がっかりするわぁ。痕跡しかおまへん。思い出
したぁ!ギリシャでエンウヤラコラと石段登ったけど、見たのはパルテノン神殿という
折れた柱三本だけやったもんやったなぁ。想像たくましゅうしても神殿は、無理やったんや。
・ああ残念! アンコール トムの思い出は、この竜が花ざかりの南大門だけやなぁ!小さい門やなあ。
クメール人の王さんの都やな。案内人ホーさん「いろんな解釈あるけど、地元じゃアンコ−ルは街です。この街の他にも王様の数だけアンコールもあるみたいや。まあ消えてしまったちゅうことかいなトムは、大きいという意味だそうな。
ついでに、隣のワット
は、神というようや。

☆ アンコールトムに入った。移動は、チャナとネ-ムの入った中国寄贈の6人乗り電
気自動車で見学やん。王さんや貴族らは、象で移動してたようや。そういえば、この
あたりは馬いてへんのやった。中国からの移入しかなかったようや。
観光客やスリ・ひったくりで混雑する中をかき分けかき分け歩いたんで汗まみれや。
35℃やった。
そんなでも、世界中からの客やん。いっちゃん多いんは、コリアンちゅうてた。
カンボジアは、ビザがないと入れんかった国やったな。観光客も、人数コントロ−ルしてんかな。
 頭熱い熱い、真上からの太陽や。もう昼やん。たまらん一時避難や。宿に帰って昼
飯と昼寝やぁ!
この国では、みんな昼休みありで、暑さ対策してるようや。シェムリ
アップ市は、観光客の街でアンコ−ルに始まってアンコ−ルで終わるわけでんな。
☆下に写真が一枚。

天才と人災によって荒廃したアンコールだが、修復が進められてるんや!

☆ 暑さゆるんできた、4時にアンコ−ル・ワットの堀橋を渡りカ−ド確認で入った。ほんま寺院みたいの
んばっかりやそうな。今回の海外旅行の観光メインは、ここやってんや。とうとうや
ってきたアンコ−ル ワットやった。
広さ縦1.5km横3.0kmほどのものである。こんな広さやのに、めっちゃ豪華なア
ンコ−ルだったようや。
大きな寺院があった。ヒンズー教の世界の鳥・司馬神、ガルー
タや蛇神など、想像上の善や悪の神が、像となり彫刻となっていたようやった。砂岩なので彫りやすいが風化もしやすそうやった。岩に顔などを彫り積み重ねて、建造物にしている。世界中から支援者がやってきて修復作業をしているようである。
そやから、大勢いの人に見えるんかな?なんだかレプリカみたいやったぁ。ところ狭しと彫りこまれ
ていた。残ってる塔が添付写真であったようだ。・休憩で座り込んだとき撮影や。これは、お祈りをしたところだそうな。王さんは、占いを重視していたそうな。占いで凶とでれば、アンコ−ルを移転したそうや。なんでも占いできめたそうな。
すべての経典が破棄されたので解明された面が少ないそうである。経蔵が
あるものの、ほとんどは雨などで枯渇してるみたいや。像は首なし。建物少ない。彫
刻きずだらけ。欠けてよくわからんもの。
アンコ−ル ワットは、日本の平安時代の終わりごろにつくられた宮だそうな。多い時一万人がいたようや。
 強者のどもの夢の跡ちゅうけど、移転した後、何百ねんも高温多湿のなかや。雨多
いんで高床式住居に住んでたいうから密林のなかでも風化は、思考をこえてたやろな。

・100年前の発見から内戦や泥棒なんかで破壊に輪をかけたようやなぁ!もうちょっと、事前に学習してくれやぁよかったぁ!
・世界中から、ボランティア活動で修復作業に参加にきているそうや。日本からもようさんきていたんや。明治大学のボランティア
活動の学生と話した。ほんま、はかどらんそうやったぁ。そうかぁ、今は試験終わって休暇中やんなぁ。熱い中をごくろうさんや!7か月雨季で、作業も観光もできないそうや。乾季の5か月で一年分を稼ぐんやなぁ!すべての活動が、乾季勝負ということか!
・ようやくカンボジア国が建国され、世界中の国から金銭的援助や人的支援をうけて世界遺産が再現されようとしていた。修復は、嬉しいが完全すぎてレプリカになることは悲しいことでもあるちゅうことやなぁ!ほやけど、適度に修復なんてもっと難しいことやもんなぁ!

☆これらも、日本ODAの事業も入ってるんやろな!いつまでかかるんやろなぁ!
・近くに、あんこーるワット資料館があった。りっぱな建物やぁ。
世アンコールワットの界遺産の重要な実物が保存されていた。現地での保存は難しいもんなぁ!破壊や盗難にあったら大変やぁ。数少ないあんこーる遺産の実物やから、心動かされるものばっかりやそうな!
ここのほうが、アンコールがよう理解できましてんや!

☆もうちょっと書きたいことあって!
・西暦900年ごろからクメ−ル人が、この辺りを広く領土として栄えていたようや。
西のタイランド、東のベトナムの一部を含む地域を統治していたような。この地域へ
フランスが侵略し植民地化するまでつづいてたのかな?でも西からも東からも、常に
攻撃されてたようやでぇ。結局、今のカンボジアにと、小さくなったみたいや。100
年前に仏人にジャングルから発見されたアンコ−ル ワットは、外国人などによって
切り取られて、売りとばされてしまったようや。世界中で石像などの首を持っている人があるみたいな?
ポルポト将軍の出現で共産主義活動がかくだいしてんや。クメ−ル王朝打破、王族壊滅、知
識人・富裕層の人を処刑。内戦は、1960ねんごろ〜1980年ごろまで20年もつづいてん
な。両者側ともで300万人が殺されたんやな!おいらの若い時、100万人が殺されて
いたようやったと記憶してるよ。そのころシアヌ−ク殿下が中国に亡命したと記憶し
ているよ。
20年後やったかポルポト政権の後、クメール王朝の最後の人であるシアヌ−ク殿下が戻ったんやったなあ??    
中国パワア−やんなぁ。でもシアヌ−クは、子孫を作らずクメ−ル王朝を終息させたと
いう。250kmほど南の首都プノンペンにシアヌーク博物館があるんや。    

・シエムリアップにアンコール博物館があって、例のカ−ドで無料で入った。遺産
をこれ以上なくさないように保管してんやな!でも修復が進んでレプリカが増えると
いうことは、世界遺産の登録からはずれる危険もあるみたいや。
 今のカンボジアは、人口1000万人で女性が6割という。内戦で男性が亡くなりバラ
ンスがこわれてるそうや。
これも、現在の悲劇の原因となってるみたいな。今は、平均年齢23歳
だという。子どもは、10人が普通だという。だから学校は、不足していて二部授業や
てぇ。父親が、いつもバイクで送迎するそうや。農業は、稲作でおかぼ(陸稲)でん
な。渇きすぎる。雨降りすぎる。二期作で促成栽培になるのでまずい米でんな。焼き
飯でたべまんにゃ。ここも香辛料や添加物がうまいそうや。おいら、からいのん好き
やおまへん。
もっとたいへんなんは、暑さ対策やんな。冷蔵庫は、氷でちゅうことみ
たいや。食べ物が腐りやすいので気つけなあかんそうや。朝食は、外食があたりまえ
という。宵越しの食物は、腐るからたべれんちゅうことや。電気まるで足らんみたいや。川少ないんで、発電し所つくれへんちゅうことかいな?
・社会資本の整備がいそがれまんな!
学校も病院外国政府の援助やそうな。
そやけど、みんな国民は、これらは無料でんね。
ほいでも、消費税は、10%だんね。
いまは、援助ばかりであるけど、未来は明
るいもんやなぁ。
すべてが成長途上という国ちゅうことや!
・おしまいでおます。おおきにぃ!(2013.03.15.記)


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k02
◇白雀の海外旅行記◇

■02 クロワチアとスロベニアの旅・アドレア海!



(2012.06.上旬のこと)
☆おいらの携帯電話、旧型なんで留守番してんにゃ。
ナビチャンの電話機が、国際仕様だったんで旅行に持ってきてんや!
その国の電波エリアに入ると、通信でけるように自動チェンジしてくれたよ。
メ−ルは、受診一覧表を無料で受取り、選択受信しまんんや。
通話は、総て無視でおます。なんせ遠距離通信になりまんね。
外国で近くにいる旅行メンバーに電話かけたら電波が日本に飛んでからuターンしてきてから、相手の電話機に届くんやって!
往復してんや。めっちゃ時間とお金の無駄使いやんな?

☆関西空港からフィンランド航空で、ヘルシンキに到着しましてんや。
 ユ−ロ圏への入国審査は、めっちゃ細かく厳しい!
このあとユーロ圏内は、パスポ−トだけで自由移動だもんな!
そやから、水際作戦は慎重やね。無理もないな?
中型のオンボロ飛行機に乗り換えて、スロベリアのリブリアァナ空港へ山々いっぱい超えましてんや。落ちるんか思うたぁ!
村の青年団が軽トラックで大根運んでる雰囲気のフィンランド航空だよ。
おっさんエアホステスやん!なんちゅう愛想なしや!なんちゅうもん食わせんねえ?
南のバルカン半島向かって、ちっちゃい国ぎょうさん飛び超えていきまんにゃ!
ほんまっちゃい飛行機、落ちるんちゃうかいな?
なんとか無事降りた!リブリア−ナ空港は、なんと簡素なことか!
ほんまスロベニアも観光の発展途上国だね。
このあたりの有名な観光国が、なんらかの問題抱えてるんでここに流れてきてんやな?
ホテルの地上ベッドでぐっすり眠って、朝9時にバスで観光に出発したんだ。
この時間にロビ−でウロウロしてんのは、19人だけだったよ。
こんどのツア−は、ゆっくりゆったりがコンセプトなんやで。
まったく年寄りむきなんや。平均年齢ほぼ70歳なんや。
10日間のはじまりでぇす。

▼スロベニアの観光

☆地中海の北に続くアドレア海である。3000ほどの島が、真珠のように点在してるという。西にイタリア山脈東にギリシャのあるバルカン半島で囲まれてる。
・迷子にならないように?一人づつ受信機を持って添乗員の声が聞こえるようにしてから観光や。
こりゃヒモつきやなあ!イヤ−ホ−ンはづしたろかな!
・総てが山脈と広いアドレア海に挟まれた平地の少ない国土でしてん。九州地方の1、5倍ほどの細長い国土で、人口200万人ぐらいのスロベニアや。
完全に農業国であり、無論ユ−ロ圏に入ってる。
貧しさはあるが、南ヨ−ロッパ特有のおおらかさの目立つ国民やん。
 国土の4分の3が2000M級の山脈で冷たい北風を遮っている。
北イタリアとの国境のソチ山のクランスカゴワなどは、大雪なのでスキ-客で賑わう。
そういえば、冬のソチオリンピックあったなぁ!
海辺や山野には、避暑地として夏には北ヨ−ロッパから大挙してやってくるようだ。
ペンションがたくさんあるよ。年間200万人ほどの観光客もやってくるようだ。
これが収入源かな?
いや、果樹や魚介類で自給自足かな?

☆バスで走っても走っても景色は変わらないようだ。緑に隠れて民家が見届けにくいそうやん。
ちゃうやろ!人口200万人じゃ当然だよ。
緑の山と紺碧の海に挟まれた細長い風光明媚な絵になる大自然だね。
これを一枚の写真で表現しょうとは、どだい無謀なことやでえ!
ワイドかパノラマか、ビデオでなら撮れるかな?
チャレンジするだろうなあ、モコタンなら!
カミヤン、ここをサイクリングしては?
夏のバカンスでは、いっぱい走るみたい!
自転車道が、ちゃんと区別してあるよ!
石灰岩の山なので根を張る大木は見えないようや。
ここも火山灰が降り積もった土地ばっかりなんで畑だらけやん。肥沃さの認められへん耕地やなぁ!
ブドウなどの果樹園やハ−ブ園がおおく見られるそうや。

☆ネットでの天気予報は、雨ばかりだったが予想に反して好天やん。
現地の予報は、曇りのち晴れのち雨とあるそうやった。
アバウトやなあと思ったけど・・・。
いつ激変するかわからんそうや!
ほんまにぃ、後ろから黒い曇天が追いかけてきたぁ。
雨具、慌ててみんな確認や!陽射しは暑い。紫外線はめっちゃ強い。
6月やけど、23℃でちょうどや。昨夜は8℃で寒いかったんや。
探したら毛布あったからくるまって寝た。
気温差15は、年寄りにはきついねん。
湿度25%なんだ。サラサラ感あってうれしいね。汗かけへんもな!
高い山脈がもたらしてくれる気候やなぁ!
でも石灰水まじりの水道水なんかは、腹壊すから飲めへんにゃ!
ミネラルウォ−タ−も本物?という感じやん。
冷やしてるから飲めるんやでぇ。蒸留水みたいやぁ!

☆ふぅぅん 高速道路はあるんかあ!アドレア海周辺をまわりこむように、イタリアからスロベニア・ぼすにあ・クロワチア・アルバニア・ギリシャへと続いてるようや。
それでも、バスの前後を走ってる車は、あんまし見られんそうな!
日本車が3割ぐらい走ってるようや。
サ−ビスエリアはあるけど少ないでぇ!
ドライブインみたいやで!ガソリンスタンドとコンビニとトイレだけや。
でも、ちっちゃな遊園地がついてた。感心したぁ!
あっちこっち観光して、やっと本日のメインに到着やん!

▽世界最大のボストイナ鍾乳洞-スロベニア

☆本日のメインのポストイナ鍾乳洞の入り口に着いた。
めっちゃ多い観光客だよ。まるで多国籍軍みたいだね。有名な世界遺産だけあって集まってくるんやなぁ。
外国人も団体旅行する国もあるように思う名!

☆鍾乳洞専用の受信機を各自で首から下げて歩いた。
持ってる人の国語に合わせてセットして使いまんにゃ。
洞窟内へトロッコみたいな列車で入っていきまんね。
3kmほど奥まで進みまんね。よくも、こんな奥にある鍾乳洞見つけたもんやな?
年中8℃なので寒いくらいやん。
乗り物から下りたら、広い洞窟が開けた。めっちゃ広い空間やったぁ!
どんどん歩いて行くと、岩がたれさがってるツララと石筍、石柱とかが、いっぱいあるそうやん。
また、壁に動物絵を感じる岩肌を見ながら歩るく。ビュ−ポイントでは、イヤ−ほんに入ってくる説明を聴きながら歩く。
撮影は、全面禁止だったよ。それでも、監視員の目を盗んで撮るヤツがいるもんだね?
どこの国ににもなぁ!あちこちで撮ってたぁ。
でも、近づきすぎてんで、うまく撮れてへんでぇ?

☆世界三位の鍾乳洞というけど、こちとら山口県にゃ、りっぱな秋芳洞があるんやねんや!おどろかんでぇ!
ほやけんど、歩きまわったら疲れたぁ!ほんま広いんやな!
「ええ ここ登るんかいな?」でかい段差のあるトンネルやん。
「独りずつかいな?」とぼやきもってよじ登ろうとした。足滑ってあかんかってん。
上から韓国の兄ちゃんが、二人で手を引っ張ってくれてん。下からも、イギリスのおじさんが押しあげてくれましてんや。おおきにぃ!おおきにぃ!
ちょっとした国際協力でしてんや!

☆土産物の種類や数量も少ないし店も少ないみたいやった。
いっぱい群がってんで、なかなか戻ってこおへんナビチャンや!
困った観光地だ。
数年来の観光客の急激な増加にサ−ビスが追いついていないのだと思う!
日本なら出入り口に、いっぱい店あるもんなぁ!あれも、ちょっと興醒めするけどなぁ!
景気のええ音楽もおまへんかったぁ!ここは、観光客と岩ばっかりで殺風景なもんですわぁ!


▼クロワチアの観光

ゆったり旅なので連泊だぁ。食事は、年寄り向きで簡素?だよ。
アドレア海の産物が多いようや。
イカや魚がよく出てきた。
昆布や海苔などはなさそうだ。
野菜サラダは、日本とよく似たものやった。でも、ちょっとちゃうなぁ!
山の地質は、石灰岩質なもんで川でも海でも植物プランクトンが育ちにくいねん!
岸壁から見ると、透き通った水の海やそうな!
浅くもない海には、魚の姿がいっぱい泳いでるそうな。底まで観えるんや!て
ふぅぅん 動物プランクトンがいっぱいあるんかいな?
大きく屈折する青が目に飛び込んでくるという。
広いんやなぁ。アドレア海って!
「ここの養殖マグロは、日本にたくさん輸出されてんやでぇ!」
とナビチャンの妹婿さんが、詳しく教えてくれたぁ!
今回は、4人でツアーに飛び込んだんで気持ちにゆとりがあったんや。
嬉しい旅行になってまんにゃ!
日本は、こんなとこまでつながってるんやな!中国に横取りされてるマグロみたいやけんど・・。

☆賑やかな一団があった。モコタンばりの早朝ウォ−キングをしてきた仲間やったぁ。
元気なおばあちゃんたちやなぁ。
ナビチャン、手編みのテ−ブルクロスが安く買えたようや。
色と刺繍がステキ!とみんなが褒める。
ドブロクニクまでには、まだまだ安いのあるよ!
ということばをのみこんだ。危なかったおいら!
ホテルの周りには、いろんな出店が出ていた。公園や海岸でも見られたなぁ。品質保証あれへんでぇ!

☆今日のメインは、山岳公園だ。バスの窓から見える景色は、あいかわらず極彩色の山と海ばっかりが続きまんにゃ!
だいぶ見なれたとみえて、
「わぁきれいね」!「おおっええなあ!」と賞賛の声は少のうなってきたぁ。

☆日替わりの現地案内人は女性になったぁ。
日本語のできる案内人はまだいないそうや。
英語の案内を日本からの添乗員が通約するというあんばいや。
自国の観光産業の育成ということで始まって30年。
ヨ−ロッパの観光産業だぁ。
こちらの国じゃ、よちよち歩きの観光事業だね。
たまりかねた添乗員は、10に対して100ほど説明する。
これも、一つの過剰サ−ビス かな!
 可愛い声も毎日聴いてると、ついイヤホ−ンとりたくなるよ。

▽プリトピッチエ国立公園-クロワチア

連なる山々から流れくる水が、大きな滝や湖をつくってるんや!豪快な山岳公園やぁ!

☆ 到着したプリトpッチェ国立公園。
広い公園だけど、連山と滝川と湖というものばかりやぁ。山には北から流れてくる大量の水が、谷川を作りあちこちで大滝を形造ってるんや。
これらの滝水が、いくつもの湖でいっぱい水を溜めてるんやな!
この大自然の豪快さが世界遺産だという。
観光船と木道歩きで滝めぐりやねん。
観光客が続々やってくる。午後半日がかりの山岳かんこうだったよ。
それでも1万5千歩だった。
きょうは、ぐぅぅと寒かった!
湖で船が走り出したら寒くて寒くて合羽ひっぱり出したよ。
外国人は、寒さに強いね。ちなみに旅行者は、日本人・韓国人・中国人が多いねん。
他の国は、あんまし目建てへんでぇ!

☆ディナーでレストランへ、みんなで入った。広いホールやったけんど、めっちゃごったがえしてたぁ!
「25JAPAN]の立札のとこにいっぱい座ってワイワイ食べてたぁ。
添乗員の苦情も、言葉が通じまへん。同じ漢字なんやけんど?
走り回ってるウエイターを掴まえて交渉して、やっとどかしてん!
ウエイターは、東洋人みんなおんなじに見えるみたいやったぁ!
テーブル汚したまんまやん。きちゃなぁ!
ラスターより、先に食べ物が届いたぁ。食うしかおまへんどしたぁ!

☆朝、小鳥のさえずりで起きた!
魚もそうやけんど、鳥も似てるがにつかわしくないようや!
ウグイス声や!でもちょっとちゃう鳥やん。
公園の中の宿は、とりあえず三箇所ある。
そやけど、予約しがたいそうや!
 観光シ−ズン始まったばかりというのに、ゆうべは満杯で客で溢れていた食堂や!
遅い朝食、食堂ガラガラやったあぁ。ゴ−ジャスな気分で食べれたぁ!いつもどこでも、朝食めっちゃ慌てて食ってるもんなぁ!

▽山奥から海辺へ大移動

☆神社仏閣めぐりの観光は、世界中どこの国へ行ってもおんなじやぁ。
きょうも教会を訪ねてるよ。
なにせ何千年と歴史の波に翻弄され続いてきた地域やからなぁ。
東と西とのロ−マ帝国の戦場やったなぁ。
ベネチュアとオスマントルコとの寄せ合い場も長かったなぁ。
スラブ人の流入、オ−ストリアやハンガリィの乱入、ナポレオンまで侵攻してきてるんや!それに、長く続いた強力な箍だったチト−大統領の死後、独立戦争が始まった。
ユ−ゴスラビアは、分裂してしまったんや。
今も不穏なボスニア・ヘルセボビナだって!このあたりは、民族と宗教に拘って国家を形成してる。
60万人国民のモンテネグロから400万人のクロワチアまでと小国ばかりやぁ!

☆覚えきれんやん!次々と、いくつも教会見ると、その前の教会の名前すら忘れてるわ!現地案内人、このときとばかりめっちゃくわしい説明だ。おかげでなんも頭に残らんわ!
キリスト教より、もっと前に建てられた教会みたいやん。
長い年月の間になんども修復されていることだけは、意識に残ってるよ。聖ヨハネ、聖母マリア、聖ピエトロなんて、どれだったか記憶でけへん。すんまへん!

☆ 今日の昼飯は、トリフのパスタという。
「めっちゃおいしいですよ!」と添乗員ネエチャンの
言!
田舎の一軒屋だよ。広い、何もかも!貸切や、ゆったりしてるよ。
細かく切ったサラダがきた。
飲み物は、ビ−ル・ジュ−ス・コ−ヒ−・紅茶、それに怪しい水だ。
どれもよく似た値段やん。よく聴いてると働いてるのは、老人ばっかりやん。
客も老人ばっかりやんなぁ?
若者は、みんな都会へ出ていってしまうんだそうや。
農村ばなれがひどいそうな。
まるで日本がタドッテキタ60年の道やんか!
出てきた食べ物!
パスタ、どぉぉんとある。でも、トリフがよくわからん?
「一番ちいさいんがそうやでぇ!」とナビチャン。
味つけが濃いすぎるんや?
デザ−トの果物は、地産地商か。
でかい種子ありばっかりや。
どこ食うんかいな?
 食べにくかったんでフリ−ハンドで食べたんや。
いつでもどこでも、箸で食べてきてんや!ここは、箸らしきものなかったぁ!
おしぼりがないんや。まだ一度もお目にかかってへん。
乾燥した地域じゃ、ナプキンで拭いただけで安心なのか?
バイキンの繁殖なんて生活には、関係おまへんということか!
しもぅた!残念や!ビジネスでいっぱい箸もらっとくんやったぁ!

☆不満は、まだまだあるんや!
洋式トイレは、オテルでもどこでも冷たい便座やん。
ウォッシュレットなんか絶対お目にかかれへんでぇ。
しゃぁなあいか!火山灰や石灰まじりの水じゃ。
あんな細い管の小さい孔から噴水なんて、できるわけおまへん。
灰が固まって、すぐ詰まってしまうもんなぁ?蒸留水を使うなんてことは・・・?
そいえば、ウォッシュチッシュみたいに携帯の旅行帯用のウォッシュレット
が日本にはあるそうや。ペットボトルタイプかも?
これにヒントをもらい、今朝から自前の使い捨てのおしぼりもってるんだよ。
ナイロン小袋にティッシュをいくつか濡らして・・・。
ちなみに、ティッシュがないホテルもあったよ。ジャァァlン!
 旅の半ばににきて、バスの中のガイド嬢の声はまったく聴こえへんようになってもたぁ!
ああ よう眠ってたぁ!
海岸にある泊まるクロワチアのホテルに到着でしてんや!

☆☆朝のレストラン、おお寒い。大きな窓が全開だ。海が広がってるようだ。
海岸線が見事のようやね。このあたりも砂浜はないようや。
いくつかの鳥の声が聴こえてきたよ。
ふぅぅん、BGMに鳥の鳴き声流してるんやあ?
「ちゃうちゃう!」とナビチャンの声。
「カモメが窓の外に飛んでるんや。あっ そこや!」
ヒュゥと窓際にきたようや!
「パン取られるでぇ!」
つい持ってるパン投げつけた。鳥谷選手みたいにナイスキャッチで飛んでったぁ!
なんちゅうこった!日本なら、不衛生と網戸してるんやろな。
乾燥してんでばい菌へっちゃらなんかいな!

☆海風なのに、殆ど生臭いことない風やなあ?
今まで何度も海辺を歩いたけど、嫌な臭いせえへんかったなぁ。
魚船の港もあったけど、魚くささは殆どなかったなぁ。
日本の魚船の港は、網乾してるだけでも匂いきついもんや。よくわからん!
快晴の海辺を東へ走るバス。うぅぅん 大自然の真っ只中やんな!
感嘆の声をあげる客を乗せてバスは、海岸線の道路を走った。
アドレア海のビュ−ポイントの一つやぁ!

☆突然、今は独立しているクロワチアの税関の建物が現れた。出入国管理所や。
旅行者一覧表をドライバーが提示した。でも、ドライバ−さんの友達だった。
日本人ツア−と聞いて、プリ−パスやったぁ。
 みんな、ここでクロワチアの通貨のクーナに両替してんや。
「帰りに日本円に戻せないから、ちょっとだけでね!」と添乗員の声。
バスが走ってる海岸線の道路が、山にぶつかった。
日本ならトンネルあるかな?ぐぅぅんとまわりこんで、隣のボスニアに入った。
しばらく走って、また、クロワチアに入ったよ。
ゲートは、存在感を消してたよ。
コンビニみたいな店は、この国にきたら、あちこちにあったようや。
小さめのスーパーマーケットみたいやん。いや、なんでも屋さんみたいでもあった!
そういえば、人口400万人だった。
外国からの旅行者は、数年来鰻のぼりで1000万人
近くあるという。
外貨入って裕福な国かも?
2013ねん7月からユウロ圏入りだそうや。
今は、ユーロ使えへんのや。円もだめや。なにせ、日本がどんな国か知らんみたいや!
おいらも、くろわちあなんてサッカ−やバレーボールでしか知らんもなぁ!
でも、一年間50万円ほどの所得なので、生活は貧しそうや?
日本人が、よう分からんみたいや!
遠い国からどんどんやってくる旅行者は、どんなに金持ちなんだろうって?



☆ ついにやってきたよ。ドブロクニクだよ。ここが一番の期待なんだからね!
クロワチアの南の端、首都ザブレグから離れてるけど、いまじゃ世界の観光客の憧れみたいやぁ。
いろんな言葉が飛び交ってる!聞いたことない言葉もあったぁ!
観光客ばかりで、ごったがえしてるぅ。
地元の人は、1500人ぐらいか?

☆ロング ロング アゴぉ!というのが感じられるみたいだ。
3000ねん間、何度も襲来する輩に屈することなく戦い続けてや!
今も形を残してる城郭と生活者がある。
南ヨ−ロッパの小国でったぁ。
これだけは拘ると支配されないぞと魂を3000年も持ち続けたという。
そんな根性が、世界の人々にうけいれられてんやろな!
ちょっと離れた島なんやけど、簡単にゃ入りこめへん。
都市国家だったから連絡道を切り離したりして外敵の侵入を防いだんや。
海岸に高い城壁を造って、海からの攻撃を防ぎ守りぬいたようやん。
役所や教会、共同生活の施設などどれもめっちゃ古いもんやぁ!
食べ物なんか、どうして調達してんかいな?
戦禍と修復を繰り返すばかりで、よくもちこたえてきたもんや。
このあたりも地震多いのになあ。石積の建築物ばっかしやん!
今じゃ、同じスラブ系のクロワチアに属してるみたいや。
ここも土産物屋が、少ない。観光客の増加に対応でけてへんなぁ。
ありがたい!店多ければ多いほど、女性軍に待たされる時間ながいもんな! 
石だたみばかりで土のない街中を、三度も歩き回ったぁ。おかげで、街の全貌がつかめた。トイレ休憩やん!
ここは、数少ない無量トイレやった。小銭心配せんでもええから助かった。

☆城壁の上を歩くことにしてん。
おお 高いな!入場券。
なにげなく、いつもどおりナビチャンが障害者手帳だした。
「ワンチケット、ワンフリィ!」が返ってきた。
世界共通の手帳やったんや。
一蹴2KMほどだった。
1メートルほどの幅の通路があった。
さらに、外に頭がでるぐらいの石山がある。
ここから、海からくる敵に石投げたんかいな。
弓矢、銃と時代ごとに、道具はかわったやろな!
独立戦争じゃ、2000発の空爆を受けたそうや?
そのときは、さすがに海外へ逃げたようだ!
でも、また舞い戻ってきてんやなぁ。生まれ故郷やもんな!

☆紺碧の空、いや紺碧の海!
広いし邪魔ものがないんで見渡せるちゅうことかいな?
境目がわからんそうや!
アドレア海は、大小と何千という島があるようだ。
そこに、いくつかの船も見えるようやね。
どれもが組み合わさって、これだけきれいなんや。
何かと大騒ぎしてるギリシャを避けて西に流れてくる旅行者の気持ちがよくわかるね!
城壁の上にゃ、ちょっぴり商魂もある。
ところどころにある見張り小屋を利用して、みやげ物などが売られてた。
階段が多いんで、2KMやけど老人には、足にこたえたよ。
なにせ足短いから・・・・段差が西洋風なもんで!
ソフトクリームかじりながら、休憩や。
陽陰に座ってると、涼しい風を感じた。
蒸し暑い梅雨の大阪と違う。ええ気持ちやん!

☆ 城壁の外に出て、連絡道の橋を渡って、島から本土にきた。
近くの400Mの見晴らし山にケ−ブルで登った。
山の上から見るドブロクニクは、絶景のようやん!
空の色、海の色、前世紀の遺産の形が日本にはない感動をもたらすようやぁ!
写真撮りまくってるわ。
もう1000まいめやん!
メンバ−にセミプロのおじいさんがいるので、シャッタ−ポイントを指導してるんやでぇ!カメラとビデオといくつも持って観光やん。
ほんまに80歳かいな?おじいさん!

アドレア海に浮かぶ最高の感動を受ける島、ドブロクミク!


☆すぐ南東にモンテネグロがあった。
そのむこうは、アルバニアかな?
南端のギリシャも近い。地中海も近いなあ!
こうしてみるとナポリとイスタンブウルは、近いんやね。
会場交通やん。交易が盛んやったわけや!
その中継地点やったので発展したんやなぁ。
旧ユ−ゴスラビアの歴史的遺産や自然の遺産にたいする感動が、10%ほど受け止められみたいや!
今回の旅は、自然のスケールの大きさと人々のあくなき生命力に感激したおいらやったぁ!
(2012.06.30.記)




◇白雀の海外旅行記◇

k03

■03 惑いの中での 済州島クルーズ!



(2011.03.25.のこと)
☆やあぁ 船が出るんやぁ!
いよいよ韓国・済州島へ行くんや!
ガンガンガンとドラが鳴り音楽が軽快に始まったぁ。
ちょっと クルージング気分が心にひろがったぁ!
ここは、豪華客船パシフィックビーナス号の7階メインホ−ルですねん。
見渡してもパラパラ感の客数というナビチャン!
出航セレモニーでおましたぁ!
今回は、3分の1の参加者という、挨拶の支配人。
スタッフと乗船客がほぼ同数みたいやねん。
マンツゥマンの大サービスができるという。
おうぴらには、喜べへんかったぁ!
広い 甲板の上で盛大に行うはずのセレモニー。
船室内のホールでのささやかなセレモニーに控えたという。
シャンペンは、飲んだけんどなぁ・・・。
盛り上がりは、今一の感だったぁ!
*写真一枚:豪華クルーズ船パシフィックビーナス号
島に降りて、やっと船の全体が撮影でけましてんや!

☆東日本大震災があって、まだ10日ほどやねん!
大騒ぎでけへん気分でおましたぁ。
行こうか行くまいか、めっちゃ迷ったぁ!
おいらもナビチャンも、大いに悩んだぁ!
テレビやラジオじゃ、ひどいことなってる三陸地方やん。
津波でぎょうさんの人死んでるぅ!
行方不明者もいっぱいあったぁ。
日本が全部落込んでましたぁ!
おいら、自由に動けへん盲人やん。
ボランティア活動、ぜんぜん無理やん。
義援金贈るしかでけへんかったぁ!
ボーッとして、自宅にいるより参加しょうっと!
ちょっとやけんど、動けば経済効果あるやろな?
から元気でも、ないよりましやん!

☆博多の港で、出国手続きしてでっかい客船に乗り込んだぁ。
荷物預けて、貴重品もあずけたんや。
もろうたんは、ICカード一枚やん。
めっちゃ身軽になってんや!
首から下げたカードで、ゲートも支払いもOKやったぁ。
完全にコンピューター管理やん!
これ落としたら、おいら誰や分からんでぇ?

☆外に出てみると、もう港は遠くにあったぁ。
8階の狭い甲板、手すりに沿って一回り歩いた。
340mほどだが、風があるんで歩きにくいな!
こりゃ、独りでやったら落ちたら行方不明者やん!
キャビンに戻って、自分の部屋を探索したぁ。。
25uぐらいで、長方形やねん。
四角い窓で明るいそうや。
船底やのうてよかったぁ。
ツインかと思ったら、ソファベッドがテーブルの横にあったぁ!
博多港で預けた荷物を広げていると、避難訓練が始まった!
ロッカーに救命具、訓練の要領が書いてた。
ナビチャンが読み上げた順に、救命胴衣をつけた。
初めてだが、めっちゃおもしろい。
発泡スチロールが入ってるみたいな服だぁ。
背中・後頭部・胸前とベストのようになってまんにゃ。
サイレンと同時に8階の甲板へ!
部屋ごとに決められているボ−トに集合やん。
9階から急いだ。
廊下や階段は、手すり付きで幅2mほどでんにゃ。
波で揺れる階段は、動きにくかったぁ!
救命ボ−トは、150人乗りだという。
遅れても探してくれるという。
IC管理やん。安心したよ!

☆メインのダイニングルームで夕食でおます。
8人ごとのテ−ブルがあった。
デラックスキャビンやスイートルームの客は、ダイニングル−ムが別にあるそうな。
団体食堂のほうが、賑やかでええわぁ!
今回のクル−ズは、カジュアルモ−ドのコ−スでんにゃ。
合い席の客の話を聞いてると、情報がとれる。
・初めてのクル−ズは、少ないようだ。
みんな クル−ズにはまってるみたいやん。
それにしても、たくさんキャンセルがあったものだぁ。
約3万トンというのに400人ぐらいじゃ。
歩いていても人に出会うことは少なかった。
やっぱり、東日本の大震災が足止めしてんや!
いや心冷やしてんやな!
とてもやないが、参加する気になれんちゅううことやな!

☆2万トンの日本丸は、岩手県沖で避難所ぐらしの人々のケア活動に参加しているという!5万トンの飛鳥号は、四月からの世界一周航海の準備中という。
それぞれが、冷静に行動してるんやな!
・そうそう、ディナー料理は、洋食で甘鯛と牛ヒレのフルコ−スであった。
料理の味つけは、よかった。
それほど特筆すべきものではなかった。
ただ人数のわりに温かい食べ物だったぁ。
それに、スタッフの接客態度が一流ホテル並みやった。
じゅうぶん、満足したもんやった。
希望者には夜食も提供できるという。
ラウンジでは、ケ−キやドリンクが自由に利用できるという。
気楽に自由にできる、談話室になっていた。
食後、メインホ−ルでビンゴや手品などのレセプションがあった。
さらに、別会場でコンサ−トやショウがあったぁ。
茶席やカラオケなどもあった。
パソコン室や図書室も覗いてみた。
10階にあがると、プ−ルがありスポ−ツジム・大浴場などもあった。
さらに上には、カジノがあったぁ。
ここだけは、特別に有料であった。
上船の時のIDカ−ドで、アルコ−ルや買い物・カジノなどはサインでOKやった。
下船のときに精算するわけだなぁ。
気軽に買うなんてしてたら、破算するでぇ!

☆部屋でシャワーを浴びて寝た。
ベッドは、快適でホテル気分、少し揺れるのが気になる。
いささか、寝ぐるしい。
微妙に揺れるんで、落ち着いて深い眠りに入れんのや!
 朝6時起床。もう甲板をウオーキングしてる人おまっせ!
風が強いんで、足元が危ない。
壁に沿って歩いた。船の甲板は、みんなの散歩道やん!
・朝食は、和洋食があるバイキングであった。
品数が豊富で大満足だったぁ。
みんな気軽に声を掛け合うので、いつのまにかだいぶ知り合いが増えた。
・二夜目は、出港のトキから強風の中で波高しであった。
夜の食事中も落着かへんかったぁ。
和食の会席料理であった。
アツアツの物を食べたぁ。
でも、揺れるので食べにくかった。
ワインを飲んで、揺れるんを誤魔化そうとしたけんど?
全然ムリだったなぁ。
・ベッドにはいっても、左右に上下に揺れるんで寝付けへん。
何度も目が覚めて、寝不足になってもうたぁ。
早よう早よう 船降りたいと思ったぁ。
博多港に降り立ったときは、正直ほっとしたぁ!
ああ 船にゃ、ほんなあきめへん!
豪華客船に乗れたんは、嬉しかったけんどなぁ。
せっかくのクル−ズ、おいら ショボんしてぇしもうたぁ!

※韓国・済州島の一日観光でおます。
☆世界自然遺産の万丈窟(マンジャングル)に きましたぁ!
玄武岩の岩山の洞窟でおましたぁ。
火山の熔岩流でできたトンネルで、世界最大のものですねん。
ここだけが観光客に開放されてまんや。
5〜6kmの長さがある洞窟という。
直径5mほどの洞窟ですねん。
*写真一枚:火山の洞窟
冷えた岩山を火山の溶岩流が、鉄砲水みたいに貫通したんやな!

☆ガタガタやん。足元は凸凹で、歩きにくいわぁ。
自然活動の産物そのままやもんな・・・!
みんな懐中電灯で、周りを照らして見学してまんな。
変形・奇形の岩があって面白いとナビチャン!
亀のかたちの岩などあった。
いろんなものの名前の岩があった。
1kmぐらい歩いた所で、高い石柱のある広場にきたぁ!
石筍みたいに、上から抜け落ちた溶岩流れが積みあがってできたんやな。
*写真一枚:洞窟の中のようす
長いトンネルの奥に広場があったんや。でっかい柱状節理やん!

☆玄武岩の柱状摂理は、島の南西側に整然とあるそうや。
そうかいな!
この東海岸では、何度も噴火があって熔岩層が積み重なってるんや。
噴火であふれ出した溶岩が、低い海に流れてしまってんやなぁ。
後からの熔岩流が貫通して、トンネル造ってんや!
だから、きれいな柱状にならなかったんだなぁ。
岩山ばかりの島やん。
雨ふりの時は、湿気が増えるそうな。
照明をつけると苔が生えて、世界遺産が取り消しになるという。
外にでてみると、高い火山が一つあった。
1500mで韓国一の高山だそうだ。
さらに南部に、海岸に小高い山があった。
頂上には、火口原があったぁ。
階段500段を登ってみた。まわりゃ岩だらけやん!
冬なんで緑はなしで殺風景!とナビチャン!
日本でも福島県であったか、同じような火口原の「お釜」なんてあったことを思い出した。
・済州島の南半分は、10億年前に造山活動がさかんだった。
済州島南部の数十ヶ所では、何度も噴火が起こり大量の溶岩が、海辺に流れおちた。
溶岩の山ができた。
下層の溶岩流れは、鉄砲水みたいにトンネル状に貫通した。
海から遊覧船で観光すると絶景という。
何千という溶岩流の穴が壮観のようだ。

☆済州島の一番の高い山の展望台から、ぼちぼちナビチャンにつかまりもって石段おりてきた。
後ろからぺちゃくちゃしゃべりもって団体が、あわただしく足音立てておりてきた。
さきほどから「おはようございます!」を連発してくれていた修学旅行生みたいやった。
おいらの直後に来たときに、足音も話し声もピタリとやんだ。
えっちらおっちら降りてるおいら、追い越さんようにしてくれてんやな!
おいらを横の柵に引っ張って、手を振るナビチャン!
「ありがとう!先にどうぞ!」とナビチャンの日本語!
ほたら、しずしずと降りていったソウルの高校生たち!
う〜ん ええ子らやなぁ!

☆楽しくあった観光バスでの一日観光であった。
「遊覧船でゆっくりと、青い海と無数の奇岩と青い空を
心ゆくまで眺望する!」がお奨めという。
世界自然遺産を絶賛する現地ガイドのお嬢さん!
最後にガイドさん「期待しています!日本の底力を!東日本の震災復興を!
頷くしかない、おいらたちやったぁ!
  晴れてはいるが北風が冷たい済州島だった。
観光中じゃ、地元の人々の心をあったかく感じてんや!
おいらだけじゃ、決しておまへんかったと思いまっさ!
済州島一日観光、ありがとさん!  (2011.03.31.記)





◇白雀の海外旅行記◇

k04

■04 台湾 グルリンひとまわり!



(2011.02.19.のこと)
☆台湾いきまんにゃ!
どんなとこかめっちゃ楽しみだっさ!
友人から、今までにいろんな情報もろうてまっからな!
それに、100%盲人になってしもうてるんやでぇ!
それでも、海外旅行するんやでぇ?
清水寺の舞台から、跳び下りる気分やん!
運よく空は晴れてるんでぇ、おいら気持ちええわぁ!
そやけんど、冬やもん冷える朝ですわぁ。
トランク・ボストンバッグ・リュックとぎょうさんの荷物やん。
冬の長い旅行は、たいへんでおます。
ナビチャンとおいらの分、入ってまんにゃ!

☆関西空港から出発のキャセイ航空に乗りこむ予定だった。
何べんも利用してるんで空港は、平気やった。
ほんでも何か知らんけんど、いささか不安やん?
「ビジネスクラスに乗れますよ!」と添乗員の高い声。
しゃあないなあ、中華航空よりましかあ?
生まれて初めてのビジネスクラス体験でんにゃ!
ラウンジの無料券もろうたぁ。
出発ロビーにある航空会社の有料休憩所やんな。
その航空会社のチケットあれへんと入れてくれまへんのや。
ちょっとだけセレブになった気分で茶でけましてんや!
ビジネスクラスで、台湾一周なもんで選んだコ−ス。
機内じゃ満席。数ちょっとだけのビジネスやん。
おお 前は、操縦席コックピットやん!
そうか、ファーストクラスをビジネスにしてるんかいな!
座席は広く、前後左右も、かなりのゆとりがあるんや。
ボタン操作で足先まで伸びる台、150度のリクライニング。
個人用のテレビも肘掛けの中にあった。
グルメ第1番は、機内食やったぁ。
離陸までの間にドリンクやん。
シャンペン 飲んだぁ!!
順にでてくる、ハムと果物の前菜、ビーフシチューとパン!
アイスクリームのデザート・コーヒーを!
まるでレストランなみの味やん。大満足どしたぁ!
テレビの使い方はと?
あれこれ試しているうちに、に時間40分が過ぎた。
台北空港に到着。ウワー 降ってる降ってるぅ、雨がぁ・・・!

☆バスで桃園へ観光やん。
車内で一万円を台湾元NTドルに両替してくれた。
こんなん初めてや!
融通のきく現地案内人やん。
空港での時間節約になったぁ!
新幹線40分で台中へ到着や。
これが日本のJRが作ったというものやった!
殆ど、車両も駅も同じやぁ。
グリ−ン車に乗ったぁ。満足どした。
おかしいなぁ?えらい静かやん!
そうや、この車両やぁ日本人ばっかりやでぇ!
とナビチャンの声!

☆観光は、 まず台中市役所の見物やん。
なんで市役所なん?
1920年に日本人が作ったという。
大正時代の分化が匂うそうや。
次は、宝覚禅寺でんにゃ。
大仏というが、ほてい像だった。
と現地ガイドの説明が、えんえんと続く。
ガイド嬢とはいっても、中年の怪しい日本語を使うレディ。
戦前の日本統治時代にゃ、日本語強制やったもんな!
老人じゃ、日本語会話でけるん多いんやて!
寺じゃ、神も仏もいっしょくただぁ!
神・仏・稲りなど、分けてるん日本だけやもんな!

☆グルメ第二弾は、民族料理ですねん。
夕食は、中華レストランで客家料理やった。
昔の保存料理を現代風に食べやすくしたもんや。
まあ塩辛いだけの野菜料理やん。
日本でも、昔あったメニュやなぁ。
これでも、台湾の郷土料理やんな!
台湾ビールも飲んでみたぁ!
120台湾元やん。(1元40円だった。)
どこでも、扱いやすくするためか3倍で計算してるんや。
えらい、おおざっぱやなぁ。
まあ気持ち分かるわなぁ!

☆泊まりは、テンパス・永豊桟酒店でしてん。
部屋はとても広い。
しかし、ウォッシュレットじゃないんや。トイレ!
シャ−ワ−ル−ムとバスタブがあった。
すべてサイズが大きい!
アメリカンスタイルのせいかなあ?
笑えない笑い話
「台湾では、トイレットペーパーをトイレに水と流すとすぐ詰まります!
だから、使った紙は足元の箱に入れるように!」
詰まったらたいへんや。
後の人が使えへん!
見ればそんな風な便器という。
どうしょう、ちょっとづつ流してやれ!
おおう うまくいったぁ!
 きょう一日は、ビップなき分で大満足でおましたぁ!
それに、見えへんおいらやけんど、あんまし気にならんかってん。
ナビチャンにつかまってたからなぁ。それに日本と、なにもかも同じようやったぁ。
吹き替えで、外国ドラマ見てる感覚でおましたぁ!


☆☆台湾二日目でおますぅ。
朝、またまた雨降ってたぁ。
降り続くことは、あんまし無いそうや!
寒さないなぁ。大阪の四月初めほどかな?
さぁ観光地へ出発やぁ。
この台中市あたりが、北回帰線という。暑さが変わって来た感じしたぁ。
熱帯でんな。田植え終わった田園地帯をバスは、淡々と走る。
途中には、サービスエリアもガソリンスタンドもない。
インターチェンジすらない。
乗車前に、ガイドさんが何度もトイレ勧告してたこと思いだした。
快速ロードは、二つの都市を結ぶためにあるという。
一般道に下りたら、サービスエリアだ。いろんな店もあったぁ。
まさしくアメリカンスタイルやなぁ!

☆狭い道は、どんどんゆるやかな坂を登って行く。
バスは、果実に袋をかぶせたいろいろな果樹園の多い山あいを進んだ。
台湾は、東の半分が南北に山岳地帯である。
半分の西側は、平地で、人々の生活圏となっているという。
7百mの高さにある最大の観光地、日月たん(たんは西の下に早を書く)に着いた。
台湾の地図上じゃ、中央の臍にあたる地点のようやぁ。
バス降りたら蒸しあつい。今23℃という。
いっぱい着てるんで暑い。やっと台湾らしゅうなったぁ。
おりよく雨あがって傘不用やん!
台湾唯一の自然湖が、きれいに広がっているそうな。
中島の形が日輪と三日月が正反対にあるそうな。
それで日月たんと名づけたようや。
景色は、緑の山と澄み切った水の湖とできれいやでぇ!
晴れてたら、もっとええのになぁ!
というナビチャンの声。
ぎょうさんの観光客で賑わっておましたぁ。

☆バスに乗って、さらに南部へ南部へ行った。
ガイド嬢は、よくしゃべる。
たどたどした日本語だぁ。
まちがいだらけだ。でも、よく聴いていると分かるから不思議だぁ!
みんな静かに説明聞いてる。
分かりにくても、ちゃんと聞いてくれるんで嬉しい!とガイドさん。
中国本土からのお客さんは、聞かないそうな。
ぺちゃくちゃ大声で騒がしい。
言葉が通じにくいそうな?
中国語は、どんどん改良されて新語が多いそうな。
台湾語とは、ずいぶん違うようやった!
困った!私の中国語、中国人に通じません!

☆台湾島の南部へやってきた。
このあたりは、高砂族の人が多いという。
三百年前の南方からの先住民族だそうな。
少数民族で数十万人ぐらいだそうな。
台湾じゃ、殆どが漢民族やという。
☆次の観光地の阿里山にきたぁ。
阿里駅前に到着。ここから阿里山上まで鉄道があった。
昔に日本が50年間統治していてんや。
日本軍が、山から鉱石や木材を切り出す目的で作ったものだ。
今じゃ、観光用として大活躍やん。
阿里山といえば、有名なお茶を知ってるわぁ。
やっぱり高山う-ろん茶や。高級なお茶の生産やぁ!
山間部に住む人が多いんで、高砂族を高山族ともいうそうや。
一つ一つの集落に別名があるようや。
阿里山の人は、阿里族と呼ばれているというガイドさん。
昼食は、レストランで阿里族の郷土料理を食べた。
いわゆる、田舎料理やん。
日常食で芋・蛸・南京という類やぁ。
日本でいえば、あいぬ民族みたいやな。
特殊な生活様式だったみたい。
ガイド嬢が詳しく解説していたぁ。
今じゃ、他民族との同化が進んで、高砂族は減少の一途という!


☆最南端の台南市にやってきたぁ。
台湾の出発点でもある街・古都京都みたいやったぁ。
かなり、のどかな感じのする街のようやん。
昔、オランダ人も初上陸した地点みたい。
城郭都市を作った跡があったぁ。
産物を集める植民地である。
北東へ伸ばした南の基点だったぁ。
火薬の原料となる硫黄が、運びだされたんや。
北山から先住民を使って掘り出した。
ヨーロッパで売りさばいていたわけや。
日本の長崎貿易の時代かなぁ?

☆☆続いて、高雄市へ入る。
ここ きれいやぁ!とみんなの驚嘆の声!
蓮池タン 言いまんや。客ぎょうさんでっせ!
まわりにある緑の南国の樹木と見渡せるほどの池とで、きれいな絵になる場面やったぁ。
みなはん、大自然の景観を堪能しとりましたがな!
これアトラクションかいな?
「竜の口から入って虎の口から出てくる」という魔除けでおます。
おいら、ほんまのタイガースフアンやでぇ!
虎の口から入りたいんや!
あかん!
おお金入れるとこ、コッチや!とナビチャンにひっぱられたぁ。
寄付50元だった。しもたぁ!
どっちからでもよかってんや!
おまじない 終わり!

☆☆登って登って展望台へ。だらだら坂やん!
見えへん!肝心なとこ分からへん!
蓮池たんの眺望は見事のようやん。
寿山公園からの景色であったぁ。
公園には、忠烈司があったぁ。
なんや、ここへきたんは、墓まいりさせるためかいな?
昔に、台湾のために戦死した人々が祀られているという。
ぞろぞろとガイドについて歩いてたら、こんな羽目になったぁ!
*写真一枚:竜虎のアトラクション
前の口が竜で、後ろの口が虎という。災いを防いでくれるという。入るとなんもなかったぁ!


☆☆民芸店に入った。まあ日本じゃお土産物屋さんやぁ!
かたっぱしから、試食してん。やっぱりパイナップルケ−キが一番やん。
えっ そんなんで効くんかいな?
というブレスレット・ペンダント・・健康グッズいっぱいや。
じょうずに日本語で、効果満点をアピールするクーニャン?でおましたぁ!
夕食は高雄料理のレストラン。
日本で食べる中華料理の味でたべやすかった。
中味も日本で食べるもんとにてるわぁ。
たらふく食べた。途中なんにも食べずやってん。
そういえば、売店とか食堂があんましあれへんかったなぁ!
食後に、街の大通りにある夜市に出かけたぁ。
広い道路の両側に、屋台が500Mほど立ち並ぶ光景やった。
夕方から通行を止めで屋台を組むという。
毎晩に祭りの夜店があるみたいやん。
市民のみなさん、自宅で造らずに食べに出てくるという。
盗難アジアの風物詩やなぁ!
「買うのはやめて!丸ごとの果物なら買ってもいいよ!
ただし、向こうの出口の大きな店だけよ!
ここならお腹 安心!」
というガイドさん。雑菌に弱い日本人に気使てんや!
なるほど、夜泣きソバの屋台みたいだ!
不潔みたいだ。バケツの水しかあれへんでぇ!
きつい匂いや!たまらん、いっぱいいり混じった刺激臭やん。
ぎょうさんの台湾の人、腰かけて食べてるわぁ。
この夜市で食べたほうが、安くつくそうな!
夜市の出口で、果物買ったぁ。
200元でいっぱいあった。まるごとの果物でしてん。
釈迦頭が一番おいしい。ホテルでの夜食やん!
高雄福華大飯店で日本のBS放送見ながらの一幕やった!
二日目終わり。時差ないんで、夜にゃよう寝れましたわぁ!



☆「いけっ いけっ いけっ!」と強い怒声がしたぁ!
えっ 一瞬迷ったが、重いトランクの手お離した。
ジーゼル車のステップ跳び上がったんや。
先に上がれ!と言ったと感じた。
トランク 上にあげてくれてん。
ありがとう!と上からナビチャンが叫んだ。
さっきまでホ−ムでpリリpリリ、笛吹いてた駅員さん。
オウーと叫んだ駅員さん。
先に上がれ!だったのか?
急げ!の意味だったのか?
台湾語じゃ分からん?都合よく解釈してんやった!

☆在来線の鉄道が、島を一周してまんにゃ。
これも日本軍の産物かいな?
高雄駅での出来事でおます。
自分の荷物は自分で運ぶ!
ホームは、山あり谷ありで波うってますねん。
ああ わざと走らせんようにかいな。
ほんとかな?せもうてデコボコじゃん。落ちるわぁ。
おいら、目が見えてまへん!
歩くのん不安定だんな。怖いわぁ!
海外旅行では、現地に着いたら空港に戻るまで大型荷物の移動は、ぽーたーさんが常識。
自分で引っ張りまわすことになるとは、全く予想外やった!
ほんならなぁ、一緒のツアー客が、引っ張って行ってくれましてん。ありがとう!
やっと乗り込んだジ−ゼル車は、特急とは名ばかりトロトロ走る。
そうか 単線なんや!
さすがに熱帯や、いっぱい汗かいた。
エアコンだけは、しっかり効いていたぁ!


☆台湾海峡を右に見ながら電車が走る。
この狭い海が問題の海峡かいな?
いっぱい島あるみたいやな。
広いとこでも130kmしか離れてへんという。
こっちゃは、中華民国(台湾)ということやなぁ。
向こうは、中華人民共和国の福健省みたいやん。
海底トンネルで新幹線を走らすという計画あるみたいやん。

☆まだまだ走る。ぐるぅぅと左に回りこんで、島の東側に出てきたぁ。
左は高い山の斜面ばっかし続いた。
右は海岸で、ずうぅぅと海が広がってた。
列車は、山脈と太平洋との間を淡々と進む。
これ どこかで見た景色やねぇ!
だれかの声がきこえた。
そうや、日本海側や!山陰地方や!と何人かの声。
ふーん そんな雰囲気かいな!とおいらも同調しててん。
両側にゃ、広い道路もなしやん。
開発が遅れているようやぁ。
延々4時間乗ってたぁ。
山の斜面にゃ、いろんな果物が作ってあってんや!
それ見て、夕べ買っておいた果物を食べてん。暇つぶしやん!
蓮霧・パイナップル・シャカトウを食べた。
蓮霧はスカみたいやった。
思い出した。台中では、太陽餅がうまかった。
台南では、やっぱりパイナップルケ−キやなあ。
ボラの卵を燻製にしたカラスミも名物でしたぁ。
コレステロールが心配でっせ!
梅を固めた物が安心でけるもんやった。
列車が北回帰線に近づくにつれて、
雲がふえてきたぁ。
えらいこっちゃ!
目的地・鼻蓮市は、雨降りのようやん!
また、災難の時がきたぁ。
花蓮駅にゃ、階段しかおまへんかってん。
大型トランクかついでんや。
おりたりのぼったりかいな?
おりかけた時、若い男性が飛んできて
「持ちましょう!」
と元気よく改札まで運んでくれた。
「えっ 自分の荷物は?」
と思ったが、彼の嫁さんが両手にさげてたそうな!
ああ えらい迷惑かけてしもた!
「いやぁ うちのトランクちいさいから・・・」
と彼の優しい声。
もう列車はこりごりだなあ!

☆やっと観光地にやってきた。タロコ峡谷やん!
バスで登ってきてんは、大理石いっぱいの山であった。
全山が、すべて大理石という山であった。
日本じゃ考えられへんなぁ。
世界三大の大理石生産地の一つという。
大理石となると、柱やタイル張りだけじゃなく装飾品などにも使われる。
中には、翡翠がある。猫目石・瑪瑙もとれる。
これも、100年前のオランダ人のめあてだったのかな?
大理石の山を流れるV字谷、あちこちに渓流をなしている。
ゴウぅゴウぅと激流の音に身がひきしまるおもいやったぁ。
この渓流に沿って、きれいな道路ができているそうな。
大理石を切り出すための道やん。
これは、花蓮と台北を結ぶ道路として苦難のすえに感性したそうな。
狭くて断崖にある曲線ばかりの道だそうな。
バスが離合できないんやて。
できるポイントまで、どちらかが退く。
悲鳴があがる。見えてたら恐怖やろな?
おいら、なんともないでぇ!
ここが、タロコ峡谷なんや。(太櫓閣峡谷)
 あんのじょう、帰りに大理石工芸品売り場で長いこと待たされた。
アクセサリーの山みたいやったぁ!
みんな高額なものばかり。
ほっといたら、台湾元どころか円も無なくなるわぁ。
トイレやお茶や!と外に引っ張り出してんや。
なんとかなんとかクリア−だったぁ!

☆今夜の食事は、鍋ものかいな!
ひとり鍋か!牛肉のしゃぶしゃぶである。
溶けるようなやわらかい肉で大満足できた。
あっさり感の台湾ビールをのんだ。
おいらもナビチャンも2杯飲めた。
それもそのはず、水がわりのb−ルでしてん!
このビールは、日本人向きやなぁ。
観光客は、ミネラルウォーターは高価なんでこのビールを飲むそうな。
生まれてからずっと飲んでる人には、抵抗力があるんで飲んでも平気な水道水やてぇ!
おいら、ほんま胃腸が弱いんやなぁ。
テーブルに45度の紹興酒があるけど、とても飲めへんわぁ。
まわりのツアー仲間はんら、お代わりまでしてるわぁ。
カミヤンなら、喜んでぇ飲み仲間やろな?

☆さぁて 食後のイベントでおますぅ!
夜に、アミ族という先住民族の歌と舞踊のライブを観賞!
ありふれた日常生活のありさまを舞台表現しているそうやん。
何が何だか、まるっきり分からん!
ナビチャンが、小声でくわしゅう説明してくれてまんや。
そいでもなぁ?せめても、セリフが分かればなぁ。
まぁ要するに、日本のアイヌ民族生き写しの現状みたいやん。
北海道で同じようなライブを見たことがありまんにゃ。
アイヌ民族の文化の保存を続けている人々でしてんや。
どこの国も、先住民族の保護には苦慮しているようやぁ。

☆ なぜか、大理石の採掘は、今休止しているそうだ。
たぶん建設業の需要が、不況で減少しているんやな。
そのことが、直接の原因かと思われる。
働く人の動きがまるで少ないと思った。
それに、花蓮市に活気が感じられへん!
おっとどっこい、はやまったぁ!
大理石掘り起こして売却だけでは、利益少ないんで考えてんや!
原石を加工してから、二次製品として販売することにしてんや。
加工する工場が、いくつかありましてん。
まぁ産業として成り立つことになってんやな!
 ホテル・パークビュー・美倫大飯店は、名のとおり太平洋に面しててん。
広い部屋で、ほんまゆったりした気分になれたぁ。
でも、やっぱりウォッシュレットはなかった。 
のんびり旅行の台湾三日目も消灯時間やぁ!




☆☆「ガラガラ ガラガラ!」とすざましい音だぁ!
花蓮駅のでこぼこホームを右往左往する。
そんな光景、おいらのツアーだけじゃおまへんかったぁ!
日本製の新型列車というけれど、
トランク置くと足の置き場がおまへん。
去年の冬にカニ食べに行った時に乗った列車。
日本JR「ス−パ−白兎」に似ているなぁ。
あっ 今 列車がすれちがったみたいやん。
ええっ この線は、複線化?
右側通ったなあ!
ナビチャンの声「架線もあるでぇ!電化されてるでぇ!」
ふぅぅん 日本政府の協力で複線電化されたんか。
となると、台北が近いんだなぁ!
ガイドはん「キュウブン でおりるよ!」
「また狭いホームだから・・・」
「留まる時間みじかいよ!」
たいへんだぁ!また 悩ましい時間だぁ。
かの兄ちゃんやってきて
「まかしてえ・・・!」
おかげでラクチンにバスに乗れたぁ。
きゅうぶんのフンは、にんべんに分やなぁ。日本の常用漢字にゃおまへんでぇ!

☆☆さあ 九分金山へと坂を登っったぁ!
両側に屋台のような、いろんな物売ってる出店が続く道であった。
昔に栄えた金鉱山の町やぁ。
観光客相手に、食べ物や土産物を売ってましてん。
ガイド嬢が、こんな時にいつも連呼する。
「まがい物、腹痛おこす物だから相手にしないでぇ!!」
あんた、ほんま台湾人かいな?と訊きたくなる!
まあな、事件あったら総てオジャンやもんなぁ。
それでガイドはん、日本語で押し通してんやな!

☆☆金山の山上にやってきたぁ。
狭い階段と古びた昔の建物や。
その下のほうには海岸と広がる蒼い海があった。
長崎の街みたいや。
坂道と急な斜面に家があるだけで緑が無い。
金鉱は、ひっそりで閉山していた。
全く新しい観光地となっていた。
「なんだか異様な雰囲気がするわぁ!」というみんなの感想。
なんと不思議な雰囲気のする町なみかなぁ?ということやった!
金鉱労働者が、毎晩集まった居酒屋を改造している。
それが、観光客向けの飲食店となっていた。
ガイド嬢の案内で、阿妹茶楼にはいったぁ。
「千と千尋の神かくし」宮崎 駿監督の作品
のモデル地となったことを教えられた。
これを聞いて、みなはん納得でおました。
ウーロン茶のおいしい入れ方の講習を受けた。
ほんまに飲んで、うまいと感じたぁ。
面白い観光ポイントやと感心したぁ。
だけど、金鉱の様子も見物したかったなぁ。
佐渡が島の金山とは、時代的にも違いがあるようだぁ!
*写真一枚:台湾の九分(きゅうふん)の光景
なんとも不思議な感じのっする町・「千と千尋の神かくし」の舞台となったそうな!



☆☆台北市まで40分ほどでバスが着いた。。
忠烈司へやってきた蒋介石をはじめとする軍人の祭壇という処だ。
日本流に言えば、靖国神社だね。
そういえば、バスのなかで、ガイド嬢が言ってた。
蒋介石は、終戦時に
「連合国の大国が日本国土の分割統治を主張したが、
一人で反対して現在の国土を主張したという。」
蒋介石は、日本から褒められこそすれ・・・!」
ああ お客の心の地ならししていたのか!
お客集めにかな?とおいらの感想。
衛兵が、二箇所に立っていた。
衛兵の交代する模様を見ることになった。
みなさん、喜んでシャッター切ってたなぁ。

☆☆今夜は、小籠包が食べ放題であったぁ。
台湾一の味の店というから、楽しみで乗りこんだ。
いつも回転するテーブルなので、食べ放題とは不思議だった。
一個めはめっちゃ美味しかった。
二個めも美味しかった。
なぜか、にんなはそれ以上は食べへん。
みなさん、平均年齢60才だからダイエットかな?
折角だから、おいら6個食べてんや。
だんだんまずく感じた。
そうか、あったかいんが冷めてくると堅いんや。
そやから、ジューシーさがなくなるんだ。
ベテラン旅行者のみんなは、それを先刻承知なんや!
おいら、恥ずかしいそんな強欲出したら、あかんでぇ!とナビチャン。
なんちゅうてもうまいもん、食べ残しでけへん!

☆☆ああ歳やなあ!
4日目になると
「足裏マッサ−ジなど・・・いろいろありますよ!
いきましょうか?」と勧めるガイド嬢。
今夜のホテルの圓山大飯店に入って、ゆっくりしたい。
ばかでかいなあ!
広いロビ−だ。ラウンジがいくつもある。
二階に上がると、店が並んでいた。商店街みたいやん!
売店というよりも専門店やぁ。
なんでもそろいそうやったぁ!
一つ一つ見て歩いてたら、なんぼ時間あっても足りへんでぇ!
910号室、広い部屋だぁ。
おいらの家よりひろいでぇ!
ダブルベッドがふたつある。なんでや?大きな応接セット、何人とまるんや?
初めてウ−ォッシュレットがついてた。
外にでると、ベランダがめっちゃ広い。
六畳分はあるなあ!
百万ドルの夜景が見事のようや。
なにせ 250万人の大都会だから・・・。
新しくて豪華なホテルができてんのに、ここ圓山大飯店の人気は衰えへんそうな。
プールもサウナもでっかいんがあるという。
どれも、24時間営業というけんどな!
今夜は、おいらもう眠たいわぁ!おやすみ4日目終わりやぁ!

☆朝8:30から始まるなんて!故宮博物院前でんにゃ。
そうか、冬時間かいな。
学校は、7:30に始まってるんやて。
日本じゃ、もう9:30になってんやな。
玄関には、どんどん入っていく人の波やったぁ。
故宮博物院は、団体客がおおいなあ!
予約していないと溢れることもあるらしい。
開館と同時に入ってきたんや!
先に、3階へ急げば、わりとスムースに見学できると断言したガイド嬢。
北京の紫禁城の故宮に格納されてた品であった。
今じゃからっぽやん。
20年前、殆どなんも見るもん無かった北京観光!
蒋介石の国民党軍が、毛沢東の共産党の革命軍との戦いから逃れる時。
その時に持ち出した宝物が、展示されていたぁ。
1万5千点すべてを持ち出したとする中国本土の政府。
しかし、現実には、5000点ほどらしい。
重要な物ばかりやという。
そうだろうなあ!
大戦終戦直後の混乱の中での内戦だったもんな。
初めは、トラックで持ち出したとしてもな。
逃げるうちに、目立たないように荷車にしたやろな。
最後は、小船で台湾に上陸したんだったと思うな。
中国5000年の遺産が蒋介石にとっては、
自他ともに認める国家の三種の神器だったのかな?
おいら、一気に三階までのぼったんで汗でてきたぁ。
その上、5日目になるガイド嬢のしゃべりまくるダミ声が耳に熱い!
玄関で渡されたイヤーホンつき受信機の紐が首に重たい。
故宮博物院の学芸員の解説が、その展示品の前で聴こえるという。
ほやけんど、満員電車なみの多い観光客やん。
聴こえてくるん、どれの説明かわからあん?とみんなのぼやき声ばっかし!
でも、ガイド嬢なかなかやるわぁ!
強引に人をかきわけかきわけどんどん進む。
だれもが一番自分の目で確かめたかった。
その翠玉・白菜の前へたどりついたぁ!
ガイド嬢込み合うなかで、悠々と説明を始めた。
なかなかポイントを押えていてわかりやすかった。
気ついたら、イヤーホンはずれてたぁ!
おしあいへしあいの白菜前やもんな。
台湾観光じゃ当たり前かな、メインやもんな!
でも、白菜にバッタがとまってたとは知らんかったわぁ!
「ヒスイ輝石の彫刻
寸法18.7cm×9.1cm
葉の上に彫刻されたキリギリス
翠玉白菜(すいぎょくはくさい) 故宮博物院の代表的な美術品。」
学芸員の耳に入ってくる解説の要約ですねん。
もう一つ有名な彫刻品「珍玩・肉形石」があったが、見つけられへんかったぁ。
大混雑の中で「声はすれども姿は見えず」でおましたそうな!
あとぎょうさん展示物あった。学芸員のおおざっぱな日本語解説じゃ、あんましわからんかった。
ツアー仲間の白髪のおじさんが、二人にこまごまと教えてくれた。
ところが、記憶にはほとんどおまへん。
あまり詳しすぎるのも、困ったものだ。
見学時間の120分がまたたくまに減ったぁ。
慌てて二階やぁ!
2階の書画へきたぁ。魅力なしというナビチャン。
さらに一回へ、ほとんど観たい気せえへん。
出口で写真集があるかと売店を探したが、そんな店あれへん?
残念、途中にあったみたいやん!
めっちゃ疲れた。これ以上はごめんやぁ!

☆ガイドはんが、安心安全と太鼓判の買い物ができる店、免税店にやってきた。
高雄の民芸品店と昨日の台北の民芸品店、
さらにこの空港近くの免税品店が、お勧め店ですとバスごと連れてくるんや!
入り口横で、ガイドはんの集会・台湾語でやってたぁ!
・最後のランチが残っててんや!
しつこく期待してましてん。
またまた中華料理やん。おなじみの回転卓だった!
でも洋風懐石のような料理であったぁ。
まあ 大盛りの皿にはちがいないけんど。
さわやかな味でおいしかったぁ。楽に食べれた!
前菜、エビ、サラダ、ブタ、ト−フ、果物、台湾ビ−ルやったぁ。
飛行機の機内食のこともあるんで、ちょっとだけにしてんや!
ほんまは、いっぱい取り皿に分けられるほどあれへんかったんや!
・キャセイ航空の機内食は、やっぱりアメリカンスタイルのフルコースやったぁ。
怖いなぁ!さぁあ びっくりするほど体重増えてるでぇ?
☆目見えてへんのにツアー参加して、みなはんに迷惑かけてしまいましたぁ。
みなはん、ありがとさんでおます!
ほやけんど、本人はちょっぴり自信つきましてんや!
そんなおいらの身勝手な台湾旅行も終わりましたぁ!   (2011.02.28.記)

*参考資料:故宮博物院関係
☆国立故宮博物院-コレクション > セレクション > 玉器 > 翠玉白菜
http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001080
☆国立故宮博物院-コレクション > セレクション > 珍玩 > 肉形石
http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001103




k05

■05上海で孫ちゃんと再会やぁ!




(2008.02.07春節祭)
☆2008年2月8日(金) 晴 朝 3℃
雪が降り続いた日が、ようやく終わった晴れの日の上海でした。
積もった雪なんて、全然あれへんかったぁ。
降る雪っていうけんど、挨拶程度なんやろな!
地図でいうと鹿児島市ぐらいの緯度にありますねん。
寒さは、大阪と変わりまへん。
中国じゃ、旧暦のお正月の春節祭で大賑わいでしてん!
こちらでは、7日〜11日を春節祭として正月休みでしたぁ。
春節祭の休日期間は、政府が毎年に決めるんやそうな!
ふだん上海で働く人は、地方の実家へ帰ってのお正月。
しかし、上海は、地方から遊びに来た「おのぼりさん」でごった返し!
数えきれん長距離バスが大活躍してるんやそうな?
鉄道網が、殆ど発達していない中国の全土ですねん。
浦東(プートン)のメインストリートは、人・人・人と混雑でした。
夜には、あちこちで爆竹を打ち上げてましてん。
すざましい音でおびただしい数の爆竹どしたぁ!
数人が集まって、花火を楽しんでるみたいな感じやってん。
「景気よく打ち上げて、福を呼び込む!」という風習のようやん。
おいら、家事がおきるんちゃうかと心配してん!
お正月に神社仏閣で、神仏にお祈りする日本とはちゃうなぁ!
現在、中国産の薬害餃子でおおわらわの日本!
上海じゃ、反日感情が吹き荒れているかもしれへん?
そんな心配は、街のどこへ行っても微塵も感じられまへんどした。
中国の国民は、おいらを見ても日本人ってわからんのかな?
それとも、国民的ニュースになってないんかいな?
と不思議がるナビチャンどしたぁ。
なんでもええ、おいら安心安全が嬉しいわぁ!

☆中華料理をあちらこちらの店で食べましたぁ!
北京料理・四川料理・広東料理・上海料理とあるようでしたぁ。
おいらの口に合う味は、上海料理でしてん。
全盲のおいらには、一つ一つナビチャンの説明が必要ですねん。
でないと、全くおいしさ分かりまへん。
匂と味だけでは、おいしく食べれまへんのや!
 IT産業で働く息子の家族が浦東(プートン)で生活をしてまんにゃ。
久しぶりに孫に会いました!
孫と遊ぶのが目的。そんなんで上海へきましてん。
5才の女の子と2才の男の子で、可愛いいさかりでおます。
街中でもお店でもですねん!
中国人は、子どもにはとても親切でしたぁ。
どこの国の子どもにも、気配りが細やかどしたぁ。
上海では、ほとんど両親と小さい子が一人の家族ですねん。
だから3人ずれです!
中国のひとりっこ政策の始まりは、上海からだった。
だから、両親も一人っ子政策の子どもであろう?
でも、いまごろは、男の子が産まれてくるまで自由に産めるようや!
それに、税金をたくさん払えば、たくさん産めるそうな? 
 少ない子どもやから、生活も気配りも教育も・・・・じゅうぶんなんやろな?
この浦東区域は、新興の開発地区なんで雰囲気が違うみたいどしたぁ。
上海北部へ行くと、若者の様相は日本の状況と同じという。
若者らがつるんでなぁ、目にあまるパホーマンスしてるみたいやん!
親や行政は、若者対策に苦慮しているそうな!
 4泊5日の上海は、孫との遊びで堪能しましたぁ!
ナビチャンは、アチコチで買い物しまくってましたぁ。
そいで単語飛ばして、値切るんが上手になりましてん。
飛行機で2時間半ほどとあっても、
おいら、とても一人じゃ、いけしまへん!
上海でおじいちゃン・おばあちゃんを演じてきた二人でおましたぁ!

☆飛行機とホテルがセット料金!
「上海へいきたいんですが、いくらかかりますか?」
ネットで見つけたエアーチャイナに電話しましたぁ。
「宿泊の予約は、どこにとれましたか?」
そんなん?息子の家に泊まるんやないかぁ!
なんでやろ?宿泊券と航空券は、セットでないとあかんやってぇ!
しゃぁない。近くの旅行社で申し込んだ。
4泊5日で@100000やでぇ!
このパターンだけOKで、しかも証明書添付やん。
春節祭(お正月)やから、特別扱いなんかなぁ?
浦東空港のホテル・ハイアットは高いんで、浦東市街のしゃングリラにしましてん。
航空券だけやったら、めっちゃ安いんやけんどなぁ!
あくまで旅行者扱いで、自由に動きまわるん禁止かぁ?
ということで、上海観光であり、孫に会うんも観光の一つということになったぁ!


☆気に入った現地旅行者!
☆おいら、痛感したぁ!ほんま ええ加減なオッサンやってん!
エアーチャイナと中華航空が、一つの会社や思うててん。
なぁ考えたらわかるやん、中国航空ってなぁ?
えぇまだそんな時刻に着いたんかぁ?ああそうなんや、時差一時間あってんや!
トランク押して、空港の出口にきましたぁ。
ちょっと遅かったわぁ?後ろから、声かけられたぁ!
上海旅行社の可愛い声のクーニャン?が、立ってましたぁ!
日本語会話ペラペラでんにゃ、日本映画が趣味や言うとりましたぁ!
読み書きも、大学で学んだそうな。
ホテルのチェックインしてくれましてん。北京語でなぁ!
スタッフは、みんな中国語と英語会話やそうな。
日本語にゃ、ジャパニーズ!と言えば担当者が出てくるという。
チェックアウトも私がします!と念おしてたぁ。
プウトン空港出るまでお世話します!と付けくわえてたぁ。
息子の住所と会社を確認して、現地案内人が消えたぁ!
日本語の注意メモと携帯電話、もたされたぁ!
もしかして 追跡装置もついてあるんかいな?
せっかくホテル代払うてんや。利用しょっと!
夜遅く戻ってきて、風呂入ってベッドインやぁ!
朝は、起きたら隣の別館でアメリカンスタイルのモーニングとりましてんや。
バスもあるけんど、移動は総てタクシイーですねん。
日本のバス代ほどでしてん。
次々ときまっせ!
そのかわりオンボロ車でんにゃ。辛抱辛抱!
塗料はげてる。シート穴あきやん。ガタガタ走る!
左のも右のもなぁ、ハンドルあって、中古の外車でっせ。
そうやん、通貨 人民元 は、日本円の14分の一やってんや!


☆上海市といえば、広い市内を有名な蘇州河が真ん中を流れてまんにゃ!
中華人民共和国の直轄都市なんどす。
人口の多さだけやのうて、工業や商業の中心地なんですわぁ!
首都・北京よりも、近代的で華やかな都市でんな。
世界的にも有名な上海の街どすな。
日本映画にも、よう出てきますよなぁ。
殆どが海抜4mほどで低い土地ですぅ!
勿論、山といえる高いとこおまへん。
大河と支流がいくつかありますぅ。小川おまへん!
その河の河口近くに浦東空港がおます。海も近い!
デルタ地帯で泥炭地なもんで、空き地になってたという。
そこの不毛地に、広大なプウトン空港をつくってますねん。
空港とホテルだけやという空虚な感じでおましたぁ!
2008年2月の状態でおます!

☆素晴らしい眺めの外灘(バンド)や歴史的な建物がある豫園(ユーユェン)がおます。
これらは、有名な観光地でおましたぁ。
春節祭の一週間は、国をあげてのお祭りでおます。みなはん、仕事が休みですねん。
息子も会社が休みなんどすねん。
観光に連れて行ってくれましてんや!
今、その写真探してまんにゃ。
なかなか、それが出てきまへん。
とりあえず、ネットに案内ページおましたぁ!
*外灘 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E7%81%98

*豫園 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%AB%E5%9C%92

☆どんどん躍進する中国経済でおます。
現在じゃ、いろんな観光資源ができてきてますなぁ!
現地案内人のレディーはんの説明で、新事業が実行されつつあることをしりましたぁ!
浦東空港から市街地までの空間に、いろんなものができるそうやったぁ。
上海の中心地から、新幹線ができるそうな?
広い大陸だけど、鉄道網は不十分ちゅうことやったぁ。
道路網は、かなり発達していて人々の移動はバスのようであったぁ。

*参考:中国2010年上海万博
http://j.people.com.cn/94478/96695/6648052.html

*参考:【上海ディズニーランド特集】第1弾:チケット入手法&アクセス方法徹底解説 | 上海ナビ
http://www.shanghainavi.com/special/5060255


☆どないな生活してんやろ?
☆浦東(プゥトン)地区:上海市の新市街地というとこかなぁ!
どんどん東へ街が広がってきてるみたいやん。
上海は、一人っ子政策が初めて手掛けられた地域だそうな。
少人数家庭なんで、経済的に裕福らしい?
進学率も高く、受験戦争も激しいみたいやったぁ!
そのかわり、子どもは、家族の王様みたいな感じやったぁ!
浦東にあるホテルの付近を散歩してみてんや!
歩いてる人は、中国人ばっかしで、なんか楽しそうな時間みたいやん!
ここらじゃ、有名なテレビ塔が、大川の横にあったぁ。
なんや、三階建てやん。低いなぁ?
そうかぁ、平地ばっかしなんでこれでええんやな。
中国語で喧しい!行列作ってる地方からのオノボリサンやそうな!
横目に見ながら、切符売場へ。
「パスポート出したら、優先乗車やん。エレベーター!」
「ほんまやん、なんぼ見ても山あれへん?」とナビチャンの驚き!
大川に遊覧船あるわぁ。山盛りのお客やぁ!
向こうは、海やん。津波あったら、全滅やろな?
街にゃ、新しいビルばっかしやぁ。
新ビジネス街ちゅうところかな?
あっ息子の会社もあったぁ。
いろいろな国の会社があるみたいやってんや!

☆浦西(プーシー)地区にゃ、日本人いっぱい生活してるみたいやん!
こっちのほうが、人口密度たかそうやん!
賑やかや、広い道路が交差してるんやぁ!
街中を歩いてる日本人にも、あちこちで出会うそうやった!
やっぱり、長く住んでると分かるんや?区別!
日本企業のビルがあちこちにあるそうな!
日本風の建物の家もたくさんあってんや。
信号待ちで、他の外国人の話声も聞えてくる。
長年に渡って棲んでる人やったら、マンションじゃ窮屈なんやろな?
大小の日本企業もたくさん進出してきてるんや。
関係者がいっぱい日本から、移住してきてんやろな!
広い道路の近くじゃ、新しい和風建築が見られるという。
浦西(プーシー)じゃ、安心安全に、生活でける外国人ちゅうことや!
大きなスーパーマーケットみたいな店に入った。
ああ 日本のダイエーみたいやったぁ!
スーパーやん、いろんな物売ってるわぁ!とナビチャン。
店の中、雑然としてるん気になるでぇ!
次は、食事するんで、いわゆる中華料理店入りましたぁ!
お客は、外国人のほうが多いかったぁ。
食べてみてわかったぁ。和風やん!
北京料理・四川料理・広東料理・上海料理とあるけんどなぁ。
おいら、上海料理が一番あうんや!
日本の中華料理の味やねん!
この店、さらに日本人好みの味つけやってんや!
おいら、小籠包を腹いっぱい食べたぁ!

☆どんなとこ住んでんかいな?
☆でっかいマンションやなぁ!
後進国にゃ、でっかいマンションあって外国人ばっかしが棲んでいる話を知ってたぁ!
まぁなんちゅうかぁ、公的にも私的にも砦みたいで人権守ってんや!
うぅぅん 初めての見知らぬ外国での生活や、安心安全かもなぁ。
そんなん、この上海にもあってんや!
タクシー降りた。バババーンバババーン!とでっかい破裂音やん!
うわぁぁ これがお祝いの爆竹かいな?
公園で若者がはしゃいでたぁ。春節祭(お正月)やもんな。
日本の打ち上げ花火とは、全然ちゃうな?
玄関に着いたら、中国のアンチャンが門番してたぁ!
ホテルのカード、首から下げてたんで素通りやん。お客さん!
銀行やレストランなんかがあるホールやった。
その奥にガラス扉あってんや。
押しても引いても、開けへん?
ガチャガチャやってたら、横から別のアンチャン出てきたぁ!
中国語・英語で何か言うてる?
ええどないしょ?わからへん!
その時、後ろから日本語が聞こえたぁ!
「このプレートで、訪ねる部屋番号押してください!」
たすかったぁ!
ありがとう!礼を言うてプッシュのナビチャン!
ガラスの向こうで走ってくる息子の嫁さん!
やれやれ やっと入れたぁ!
エレベータ乗るとこにコンビニあってんや!
嫁さん、買い物して出てきたとこやってんやなぁ!
これこそ グッドタイミング!
10階までのエレベータでぇ!
、4才の孫娘が教えてくれましてん。
コンビニじゃ、なんでも生活必需品が揃うみたいやん。
幼稚園とか小学校もあるよ!
ジムやプールもあるよ!
そうかぁ!マンションの外に出ていかんでも、じゅうぶん生活でけるんやなぁ。
中学校・高校じゃスクールバスで、好きな学校にいけるみたいやん。
アメリカン・ジャパニーズ・チャイニズと選択でけるんやそうな!
買い物は、専用バスで30分、浦西(プゥシイ)に行くという。
繁華街で店も客もいっぱい。日本人もいっぱいやそうな。
そいで 日曜日にゃ、家族で買い物やレジャーにいくそうやった。
会社が借りてくれてる部屋は、5LDKであったぁ。
日本のマンションと変わらんもんやったぁ。
水道水も、マンションで完全に濾過してるみたいやったぁ!
テレビは、NHKのBSがダイレクトに見ることでけてたぁ。
そうかぁ、日本の南西諸島の離島向け電波が、ここまできてるんやぁ!
ふぅぅん これじゃ日本に住んでるんと同じやん!
二人の孫が通ってる幼稚園の先生も、日本人で大阪の人やってんや!
まぁ いろいろ施設や設備が、不自由なく揃ってるマンションやぁ。
こりゃ まったくのお城でんなぁ!

☆これは、海外旅行やおまへんなぁ!
確かに海を渡ってまっけど、外国でっけどなぁ?
まるで異国情緒おまへんどしたぁ!
ちょいと 孫の顔を見に行くおじいちゃん・おばあちゃんでおましたな!
まぁ 一つのお出かけ日記でおましたぁ!
写真をパソコンでファイル保存してなかったことが残念でおましたぁ。
思い出し思い出しの記録でしたぁ!(2016.09.20.記)


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